石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

佐川美術館

2007-11-23 23:18:43 | Weblog
続き・・・
佐川美術館へ
琵琶湖湖畔・水が豊かな地の大変美しい美術館だった


日本画家 平山郁夫さんのコレクションと
彫刻家 佐藤忠良さんのコレクション
そして最近できたばかりの楽吉左衛門の焼き物のコレクション
そして私が 本当に楽しみにしていた
15代楽家当主楽吉左衛門が設計創案された
お茶室見学

地上1階 地下2階の「楽吉左衛門館」は
すべて水の下に埋設されているという
不思議な空間

これまでのお茶室とは
まったく異なる空間で
あまりにも斬新なつくりに驚き、感動し・・
コンクリート打ちっぱなしの空間に
落ち着いた暖かいライト
まるで都会のバーのような空間で
お茶よりお酒飲みたいような風情
和紙や石やいろいろな材料を贅沢につかってて
建築門外漢の私でも ため息が出てしまうくらい
建築ってすごいなあと思った

バリの古材・オーストラリアの木材・越前手漉き和紙
中国やアフリカ石材・琉球の畳や竹天井などなど

空間に感動し、そこにいるだけで幸せ・・って
いう経験がいままであまりなかったから
良い経験ができた。
「場の贅沢」というものを味わうことができた。



待合などは水没しているのに
茶室は 何故か水に浮かんでて
床の前に座ると ガラス張りの向こうに
豊かな水と葦の群生が広がっている



この茶室、年内は土日のみ予約して見学可能だが
すでに予約で満杯
来年以降は見学もなくなるそうだ。
あまりたくさんの見学者を入れると
やはり傷みがでてくるからだそう
よかった、見ることができて。

いつかこのお茶室で 実際に薄茶をいただいてみたい
冬の入り口で こんな素敵な旅ができたこと
こんな旅程を企画してくれたすべての方に
感謝です

コメント
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