ハンセン病患者が強制収容されていた療養所から、
たくさんの胎児や新生児の標本が見つかりました。
ある女性は、さっきまでお腹の中にいた赤ちゃんの命を、
自分の目の前で摘み取られてしまったそうです。
それも医療機関従事者の手によって…。
当時の時代背景や社会事情は良く分かりませんが、
世間の理不尽な偏見や差別に苦しんだ上、
そんな非情極まりない扱いまで受けざるをえなかった
元患者さん達。 あまりにも残酷すぎる…。
今現在、ハンセン病は特効薬があり完治する病気です。
遺伝性の病気ではないことも解明されています。
もう二度とこんな悲劇が起こりませんように。