Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

天皇杯3回戦 全試合が終了

2010-10-15 17:47:02 | 天皇杯
遅くなりましたが、13日(水)に、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦の残り4試合が行われ、4回戦進出チームが出揃いました。

3回戦は、9日(土)と11日(日)に、大半の日程を消化しました。
しかし、10日(日)に、2010 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ・準決勝が行われたため、その試合を戦ったサンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、清水エスパルス、ジュビロ磐田の4チームの試合が未消化でした。

4試合の結果は、以下の通りです。


サンフレッチェ広島(J1) 2-2(0-0、1-1、0-0、1-1、5PK6) アビスパ福岡(J2)
川崎フロンターレ(J1) 2-1(0-0、1-1、0-0、1-0) 横浜FC(J2)
清水エスパルス(J1) 4-1(0-0、4-1) 水戸ホーリーホック(J2)
ジュビロ磐田(J1) 2-1(0-0、2-1) ヴァンフォーレ甲府(J2)


ヤマザキナビスコカップ・準決勝で清水に勝利し決勝進出を果たした広島は、福岡に敗れるという波乱に見舞われました。
広島は後半、福岡に先制を許してしまい、すぐに追い付きましたが、延長後半にも勝ち越しを許してしまいました。
その後、再び同点に追い付きましたが、PK戦で惜しくも敗れてしまいました。
勝利した福岡は、4回戦では大宮アルディージャ(J1)と対戦します。

ヤマザキナビスコカップ・準決勝で磐田に敗れ、敗退してしまった川崎は、横浜FCに延長戦の末、何とか勝利しました。
後半、横浜FCに先制を許した川崎は、終了間際に追い付き、意地を見せました。
そして、延長後半に逆転し、苦しみながらも勝利を収めました。
勝利した川崎は、4回戦ではモンテディオ山形(J1)と対戦します。

清水は、水戸に苦戦しながらも快勝しました。
後半、水戸が先制ましたが、清水があっさりと逆転しました。
終盤にも2点を追加し、格の違いを見せ付けました。
勝利した清水は、4回戦では横浜F・マリノス(J1)と対戦します。

磐田も、甲府に逆転勝ちを収めました。
後半、甲府が先制しましたが、すぐに磐田が同点に追い付きました。
終盤、磐田が逆転弾を挙げ、勝負を決めました。
J2で現在3位の甲府は、わずかに及びませんでした。
勝利したジュビロ磐田は、4回戦では浦和レッズ(J1)と対戦します。


4回戦は、11月17日(水)に行われます。
キックオフ時間は未定で、近日中に日本サッカー協会から発表されます。


最後に、私の意見を。

13日に行われた試合は、全試合ともJ1クラブは苦戦を強いられてしまいました。
最終的に広島以外は勝利を収めましたが、全試合、先制したのはJ2クラブでした。
やはり、今年の天皇杯の日程には無理があると思います
ヤマザキナビスコカップで準決勝を戦ったチームが、その3日後に天皇杯を戦わなければならないとは、どう考えてもハードスケジュールです。
選手達の動きが鈍くなるのも、納得できます。

また、次の4回戦が平日開催というのも、問題があると思います
4回戦はJリーグの合間に行われるため、当然、4回戦を戦うチームの選手達には負担となります。
それに、平日開催ですから、集客もあまり見込めません

今年はワールドカップイヤーなので、日程に余裕がないというのは確かですが、改善の余地はあると思います。
J1クラブが2回戦から戦わなければならないという現在の方式の見直しを含め、来年から天皇杯の日程を改善させてほしいと思います。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会(財団法人日本サッカー協会 公式サイト)

日本代表 アルゼンチン戦・韓国戦まとめ

2010-10-13 10:55:01 | 日本代表
今月、日本代表はアルベルト・ザッケローニ新監督就任後、初の国際Aマッチを行いました。
8日(金)はアルゼンチン代表戦が、昨日は韓国代表戦が行われました。
今回は、その2試合についてまとめてみます。


アルゼンチン戦

8日(金)は、埼玉スタジアムでキリンチャレンジカップ2010・アルゼンチン代表戦が行われました。

強豪・アルゼンチンをホームに迎えた一戦、アルゼンチンは負傷から復帰したばかりのエース・FWリオネル・メッシも出場し、ほぼベストメンバーで挑みました。

前半は、序盤からアルゼンチンにペースを握られ、日本は押し込まれる展開となりました。
しかし、19分、日本はMF長谷部誠が放ったミドルシュートを相手GKが弾き、こぼれたところをFW岡崎慎司が押し込み、日本が先制に成功しました。
これを機に、日本も攻め込むようになり、その後も何度かチャンスを作りました。
前半は、1-0のまま終了しました。

後半、日本はアルゼンチンから猛攻を受けました。
しかし、GK川島永嗣の好セーブもあり、何とかこれを凌ぎました。
終盤、日本は相手コーナーキックからカウンターに持ち込み、途中出場のFW前田遼一が相手GKと1対1になりました。
しかし、前田のシュートは惜しくも相手GKに弾かれてしまいました。
終了間際には、アルゼンチンが日本のゴール正面の絶好の位置でフリーキックを獲得しました。
これをメッシが直接狙いますが、日本の守備陣の壁に当たり、クリアされました。
その直後に試合終了の笛が鳴り、1-0で日本の勝利となりました。

今回、日本は国際Aマッチで初めてアルゼンチンに勝利しました。
ザックジャパンの初戦は、日本サッカー界の歴史に残る勝利となりました。


韓国戦

昨日は、韓国・ソウルワールドカップスタジアムで国際親善試合・韓国代表戦が行われました。

アルゼンチン戦後、日本は川島、岡崎、MF本田拓也の3人が負傷により離脱してしまいました。
そのため、韓国戦はアルゼンチン戦からスタメンを4人入れ替えて挑みました。

日本は、今年、韓国とは既に2回対戦しており、2回とも敗れているため、今回は何としてでも勝っておきたいところでした。

前半は、序盤から日本のパスが上手く繋がり、日本がペースを掴みました。
15分に、DF駒野友一が空中で競り合った際に相手とぶつかり、負傷してしまい、DF内田篤人と交代するというアクシデントが起こりました。
ただ、その後も日本のペースで試合は進みました。
しかし、得点を奪うことはできず、そのまま前半を折り返しました。

後半、日本の選手は足が止まり始め、次第に韓国が主導権を握るようになりました。
時々、危ない場面も作られてしまいました。
しかし、川島の代わりに先発したGK西川周作を中心とした日本の守備陣が、これを抑えました。
結局、後半も得点は入らず、0-0で試合終了となりました。

韓国戦は、パスの精度は日本が勝っていましたが、フィジカルでは韓国の方が強いという印象を受けました。
今後、日本が韓国に勝利するには、フィジカルを強化させることが必要だと思いました。
それが、世界の強豪国に勝つチームになるためにも必要だと思います。


アジアカップに向けて

今回、日本はアルゼンチンと韓国と対戦し、1勝1引き分けという結果となりました。
これは、新監督の船出としてはまずまずの結果だと思います。
今後、ザッケローニ監督はチームに戦術を浸透させると共に、徐々に世代交代を図ってほしいと思います。
4年後のブラジルワールドカップまでに、どのようなチームが出来上がるのか非常に楽しみです。

今年の日本代表の試合は、昨日の韓国戦で最後となりました。
次の活動は、来年の1月7日(金)にカタールで開幕する「AFCアジアカップ カタール2011」です。
日本は、1次リーグはヨルダン、シリア、サウジアラビアと同じグループです。
アジアカップでは、2004年の大会以来、2大会ぶりの優勝を目指して頑張ってほしいと思います。

浦和 徳島に完封勝利

2010-10-11 20:17:21 | 浦和レッズ
今日は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦の浦和レッズ vs 徳島ヴォルティスの試合が行われました。
会場はさいたま市駒場スタジアムで、13:00キックオフでした。

今日も、私は観戦に行っていませんが、今日の試合について以下に簡潔にまとめます。


浦和は現在、MF細貝萌が日本代表に選出され、DFサヌもブルキナファソ代表に選出されたため、チームを離れております。
更に、MFポンテが負傷で離脱してしまいました。
その代わり、負傷離脱していたDF高橋峻希とMF鈴木啓太が戦列に復帰しました。

今日の試合は、高橋とMF濱田水輝、そして2日(土)のJ1第25節・大宮アルディージャ戦で今季初スタメンでJ1初ゴールを決めたFW高崎寛之がスタメンで出場しました。
高橋は、9月18日(土)のJ1第23節・清水エスパルス戦以来、公式戦3試合ぶりの出場となりました。

対戦相手の徳島は、J2で現在10位です。
しかし、J2得点ランキングで現在2位のFW津田知宏を中心とした攻撃陣の得点力は高く、堅守速攻を得意とするチームです。
カウンターには警戒しておきたいところでした。

試合は、前半しばらくの間は浦和がうまく攻撃を組み立てられずにいました。
時々、カウンターからピンチを招く場面も。
しかし、31分にペナルティーエリア内でFW田中達也が倒され、浦和がPKを獲得しました。
これをFWエジミウソンが決め、浦和が先制しました。
43分には、FW原口元気が右サイドから上げたクロスを徳島のDFが自陣のゴールに入れてしまい、オウンゴールとなり、浦和が追加点を挙げることに成功しました。
そして、前半はそのまま終了しました。

後半に入り、浦和は50分に、負傷を抱えながら出場していた田中に代わりMF林勇介を投入しました。
61分には原口に代えてMF堀之内聖を、更に74分には濱田に代えて鈴木を投入しました。
しかし、後半、浦和は追加点を奪うことはできず、結局2-0で試合終了となりました。


今日、浦和は完封勝利できたことは評価したいと思います。
しかし、浦和が挙げた2つの得点はPKとオウンゴールによるものであり、流れの中で奪った得点がなかったことは残念でした。
今後、この得点力不足を少しでも改善させてほしいと思います。

今日の試合会場となった駒場スタジアムは、今後、フィールドレベル改修工事を行うため、今日の試合が改修前最後の試合でした。
その試合で勝てたことは良かったと思います。


4回戦の対戦相手は、ジュビロ磐田 vs ヴァンフォーレ甲府の勝者となります。
この試合は、磐田が2010 Jリーグヤマザキナビスコカップで準決勝を戦ったため、13日(水)に行われます。
4回戦の開催日は、11月17日(水)です。
会場・キックオフ時刻は未定であり、後日、日本サッカー協会から発表されます。

今年こそ、浦和が元旦の国立のピッチに立てることを祈っております。
そして、4年ぶりの天皇杯優勝を目指して頑張ってほしいです。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦

2010年10月11日(月)13:00キックオフ さいたま市駒場スタジアム

浦和レッズ 2-0(前半2-0) 徳島ヴォルティス

【得点者】
32分 エジミウソン(PK)
43分 オウンゴール

入場者数:13,240人

天皇杯3回戦 JFL勢は2チームとも敗退

2010-10-11 16:11:58 | 天皇杯
この3連休は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦が開催されました。
今年の天皇杯は、例年に比べると番狂わせはあまり起こらず、Jクラブが順当に勝ち進んでおります。
アマチュアチームで勝ち残っているのは、JFLの2チーム・FC町田ゼルビア(JFLシード)とソニー仙台FC(宮城県代表)のみです。
3回戦では、町田ゼルビアはJ1・アルビレックス新潟と、ソニー仙台はJ1・セレッソ大阪と対戦しました。


ソニー仙台FC vs セレッソ大阪の試合は、9日(土)に行われました。
会場はユアテックスタジアム仙台で、13:00キックオフでした。

試合は、29分にMF乾貴士が決め、C大阪が先制しました。
しかし、その2分後にFW大久保剛志のゴールでソニー仙台が同点に追い付きました。
ところが、40分にFWアドリアーノが決め、C大阪が再び勝ち越しました。
前半は、2-1でC大阪のリードで折り返しました。

後半は、67分にアドリアーノがこの日2点目を決め、C大阪が突き放しました。
そして、そのまま試合終了となり、3-1でC大阪の勝利となりました。


3回戦では、町田ゼルビアも新潟に1-2で敗れたため、JFL勢は全滅となりました。
しかし、両チームともJ1クラブ相手に1点を奪ったので、善戦したと思います。
来年の天皇杯では、JFL勢の更なる活躍を期待したいと思います。

その他の試合では、J2・ジェフユナイテッド千葉がJ1・京都サンガF.C.に4-0で勝利しました。
J2で現在4位と昇格争いを続けている千葉と、J1で現在17位と降格争いを続けている京都の一戦は、千葉の一方的な展開となりました。
千葉は、9分、30分にFWネットが、33分にはFW深井正樹が得点し、3-0で前半を折り返しました。
後半も、67分にネットがハットトリック達成となるゴールを決めました。
そして、千葉の圧勝という結果になりました。


天皇杯3回戦は、2010 Jリーグヤマザキナビスコカップで準決勝に進出しているJ1の4クラブ(サンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、ジュビロ磐田、清水エスパルス)は13日(水)に試合を行います。
そのため、その日に4回戦進出チームが出揃います。

町田ゼルビア アルビレックス新潟に惜敗

2010-10-11 15:20:01 | FC町田ゼルビア
9日(土)は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦のアルビレックス新潟 vs FC町田ゼルビアの試合が行われました。
会場は東北電力ビッグスワンスタジアムで、13:00キックオフでした。

私は観戦に行っていませんが、試合の内容について以下に簡潔にまとめてみます。


2回戦でJ2・東京ヴェルディから金星を挙げた町田は、打倒J1クラブを目指し、3回戦に挑みました。

試合は、前半開始早々に町田が決定的なチャンスを2つ作るなど、序盤は町田のペースで進みました。
しかし、次第に新潟が試合の主導権を握るようになりました。
24分、新潟・FW田中亜土夢が決め、新潟が先制しました。
すると、試合は完全に新潟ペースとなりました。
前半ロスタイムにも田中が追加点を決め、2-0ので前半を折り返しました。

後半、町田は反撃に出ました。
49分、MF太田康介が決め、町田が1点を返しました。
その後も、町田は、同点弾を奪いに行きました。
しかし、後1点が遠く、惜しくも町田は敗れてしまいました。


今回、町田はJ1のクラブが相手だったとはいえ、負けたことは非常に悔しいです。
やはり、前半開始早々の決定的な場面で決められなかったことと、前半ロスタイムの2失点目が試合を大きく左右したのだと思います。
しかし、1-2という結果は大健闘だったと思います。
後半に1点を返したことは、素直に褒めたいと思います。


町田は、来季からのJリーグ入会の可能性は、ほぼ消滅しました。
しかし、まだ今季のJFLの試合は残っているので、残り試合精一杯戦ってほしいと思います。

そして、来季こそは、天皇杯でJ1のクラブを倒すことができるようなチームになってほしいと思います。
もちろん、スタジアムの問題も早期に解決させ、Jリーグ入会条件をクリアしてほしいと思います。
そして、Jリーグ入会を果たし、みんなで歓喜の瞬間を味わいましょう!

頑張れ、町田ゼルビア!


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦

10月9日(土)13:00キックオフ 東北電力ビッグスワンスタジアム

アルビレックス新潟 2-1(前半2-0) FC町田ゼルビア

【得点者】
24分 田中亜土夢(新潟)
45分+2 田中亜土夢(新潟)
49分 太田康介

入場者数:5,645人

天皇杯3回戦展望

2010-10-08 14:00:00 | 天皇杯
今週末の3連休は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦が開催されます。
天皇杯は、毎年、社会人チームや学生チームがJリーグクラブに勝利するという番狂わせが起こっていますが、今年は、例年に比べるとJクラブが順当に勝ち上がっております。
しかし、3回戦ではJ1 vs J2という試合が多くあるため、まだまだ波乱が起こる可能性があります。

今回は、3回戦の試合から、私が注目している試合を数試合、ピックアップしたいと思います。


まず、浦和レッズ(J1) vs 徳島ヴォルティス(J2)。
10月11日(月)13:00キックオフで、会場はさいたま市駒場スタジアムです。

浦和は、MF細貝萌が日本代表に選出されたのに加え、DFサヌがブルキナファソ代表に選出され、チームを離れました。
更に、今週は、MFポンテとFW田中達也が別メニュー調整だったため、出場が微妙な状況です。
しかし、今週に入り、負傷離脱していたMF鈴木啓太とFW高橋峻希がチームの全体練習に復帰したため、恐らくベンチ入りするだろうと思います。

浦和は、先週のJ1第25節・大宮アルディージャ戦で、今シーズン初スタメンで初得点を挙げたFW高崎寛之が好調なため、天皇杯もスタメン出場の可能性が高いです。
また、細貝とサヌが居ないため、DF永田拓也、MF濱田水輝などの若手選手に出場のチャンスがあります。
また、大宮戦で今シーズン初のベンチ入りを果たしたMF梅崎司が出場するかにも注目したいと思います。
浦和には、天皇杯では今まで出場機会がなかった選手達の活躍に期待したいです。


次に、アルビレックス新潟(J1) vs FC町田ゼルビア(JFL)。
10月9日(日)13:00キックオフで、会場は東北電力ビッグスワンスタジアムです。

町田は今年、JFLで前期3位以内に入りシード権を獲得したため、クラブの歴史上初の天皇杯参加となりました。
その町田は、2回戦でJ2・東京ヴェルディに1-0で勝利し、Jクラブから見事金星を挙げました。

3回戦は、J1の新潟と対戦します。
町田にとっては厳しい戦いが予想されますが、普段通り、勝利を目指して戦ってほしいと思います。
そして、町田が今年の天皇杯を盛り上げる主役になってほしいです。

ちなみに、もしも町田が新潟に勝利すれば、4回戦ではJ1で現在首位の名古屋グランパスと対戦する可能性が高くなります。
そのためにも、町田には頑張ってほしいです。


最後に、ソニー仙台FC(JFL) vs セレッソ大阪(J1) 。
10月9日(土)13:00キックオフで、会場はユアテックスタジアム仙台です。

ソニー仙台は、1回戦では東北リーグ1部の福島ユナイテッドFCに苦戦を強いられ、延長戦まで戦い、3-2で何とか勝利を収めました。
しかし、2回戦では、J1・ベガルタ仙台を延長戦の末1-0で下すという金星を挙げました。

3回戦では、J1で現在3位と好調なC大阪と対戦するため、ソニー仙台がどのように戦うのか注目したいと思います。


3回戦はJ1クラブが順当に勝利するのか、それともまたも波乱が起こるのか、非常に楽しみです。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会(財団法人日本サッカー協会 公式サイト)

ガイナーレ鳥取 JFL・4位以内が確定!

2010-10-03 23:26:22 | JFL
本日開催されたJFL後期第10節で、首位のガイナーレ鳥取がJリーグ入会条件の1つである今シーズンの4位以内を確定させました

今日勝てば自力で4位以内を確定できる鳥取は、ホームのとりぎんバードスタジアムにアルテ高崎を迎えました。
試合は、39分にMF吉野智行が挙げたゴールを守り、鳥取が1-0で勝利しました。
前節、アウェイでホンダロックと0-0で引き分けた鳥取は、今日は見事勝ち、ホームで4位以内を確定させました

ガイナーレ鳥取、おめでとうございます!


鳥取は、昨年、一昨年と5位で惜しくもJ2昇格を逃しておりましたが、今年、ようやく悲願が達成できそうです。
今シーズンの開幕前、鳥取はヴィタヤ・ラオハクル前監督がタイに帰国中、交通事故に遭ってしまい、急遽退任するという想定外の事態に直面しました。
しかし、クラブ側は昨シーズン途中から東京ヴェルディの監督を務めていた松田岳夫氏を新監督に迎えました。
また、元日本代表・MF服部年宏や栃木SCから加入したGK小針清允、ザスパ草津から加入したDF喜多靖と経験豊富なベテランを補強することに成功しました。
その補強が実を結び、今シーズンは序盤から首位を独走しました。
そして、7試合を残して4位以内を確定させました。
2年間辛い思いをして来た鳥取のサポーター達は、今日は非常に感慨深い思いにふけったことでしょう…。

これにより、鳥取は成績面でのJリーグ入会条件は満たしたことになります。
しかし、9月7日(火)にクラブ側が発表したJリーグ入会予備審査の結果では、Jリーグ側から「今年度の事業決算において、債務超過でないこと」「今シーズンの平均入場者数が3,000名以上であること」「5名以上のプロA契約選手を保有していること」「2種チームにB級以上のコーチライセンスを保有する者を置くこと」の4点を指摘されました。
この内、今シーズンの平均入場者数については、9月18日(土)に行われた後期第8節のSAGAWA SHIGA FC戦で9499人を動員したため、条件をクリアできる可能性が高くなりました。
他の条件については、クラブ側の努力に期待したいと思います。

鳥取が、来シーズンからJリーグに加盟できることを祈っております。


鳥取以外に、来シーズンからJリーグに入会する可能性があるクラブは、松本山雅FCのみです。
その松本は、今日、アウェイでSAGAWA SHIGA FCと対戦し、先制されながら1-2で逆転勝利を収めました。
これで、松本は5位に浮上しました。
4位・Honda FCとの勝ち点差は6であるため、4位以内に入れる可能性はまだ十分にあります。
最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。

JFL後期第10節 横河武蔵野FC vs FC琉球 観戦記

2010-10-03 22:00:00 | JFL
本日は、武蔵野市にある武蔵野市立陸上競技場まで、JFL後期第10節・横河武蔵野FC vs FC琉球の試合を観戦に行きました。
私は、琉球の試合を観戦するのは、昨年の後期第9節、町田市立陸上競技場で行われたFC町田ゼルビア戦以来だったため、楽しみにしておりました。
今シーズンの琉球は、前節終了時点で8位と昨シーズンまでと比べて奮闘しているため、その琉球がどのようなサッカーを展開しているのか、非常に興味深いものがありました。


試合は、前半は五分五分の状態でした。
両チームとも何度か良いチャンスがありましたが、決めきることができず、0-0のまま前半を折り返しました。

後半も、しばらくは前半と同じような状態で進行しました。
しかし、67分、コーナーキックから琉球が先制しました。
ゴール前に送られたボールを琉球が立て続けにシュートを試み、何度か武蔵野の守備陣に阻まれますが、最後はDF初田真也のシュートが見事にゴールに突き刺さりました。
先制することに成功した琉球は、その後、選手交代などで時間を使い、落ち着いて試合を進めました。
終了間際に、琉球に追加点かと思われる決定的なチャンスがありましたが、決めることができませんでした。
その直後には、武蔵野にも決定的なチャンスが訪れましたが、こちらも外してしまいました。
そして、そのまま試合終了となり、琉球の勝利となりました。


私は、琉球の試合の観戦は今日が4試合目でしたが、初めて勝った試合を観ることができました。
今日私が観た琉球は、今までに観た試合よりもパスが繋がり、攻撃も組み立てられていました。
やはり、今シーズンの琉球は、昨シーズンまでよりも進歩したのだと思いました。

今シーズンは琉球の試合を観戦する予定はもうありませんが、来シーズンも首都圏で行われる試合はなるべく観に行きたいと思います。
今後、琉球がどのようなチームになるのか非常に楽しみです。


第12回日本フットボールリーグ後期第10節

2010年10月3日(日)13:00キックオフ 武蔵野市立武蔵野陸上競技場

横河武蔵野FC 0-1(前半0-0) FC琉球

【得点者】
67分 初田真也(琉球)

入場者数:840人





他の写真をご覧になりたい方は、『フォト蔵』にアルバムを作成しましたので、そちらをご覧下さい。
2010.10.03(Sun) 横河武蔵野FC vs FC琉球 in 武蔵野

浦和 さいたまダービー勝利!

2010-10-02 21:35:51 | 浦和レッズ
今日は、J1第25節1日目が開催されました。
浦和レッズは、アウェイで大宮アルディージャとのさいたまダービーに挑みました。

私は、今日は観に行けませんでしたが、今日の試合について以下に簡潔にまとめます。


今日は、浦和にとって絶対に負けられないさいたまダービーでした。
前回のさいたまダービーは、7月31日(土)の第16節に浦和のホームで行われました。
この時は、大宮が退場者を出して1人少なくなりながら、浦和は0-1で敗れてしまいました。
そのため、今日は絶対に勝利し、前回の借りを返しておきたいところでした。

浦和は、今週に入り、DFスピラノビッチとFWエスクデロ・セルヒオが負傷離脱してしまいました。
また、今日は、MFポンテが累積警告により出場停止でした。
そのため、台所事情は非常に厳しい状態です…。

しかし、代わりに、今日はFW高崎寛之が今シーズン初のスタメンとなりました。
また、今週チームの全体練習に合流したMF梅崎司と、2種登録選手のFW矢島倫太郎がベンチ入りしました。

試合は、4分、高崎のJ1初ゴールで浦和が幸先良く先制しました。
更に、16分にはMF柏木陽介の2試合連続ゴールで、浦和が突き放しました。
その後も、浦和ペースで試合は進みました。
前半は2-0のまま終わるかと思われましたが、今シーズンはロスタイムでの失点が多い浦和は、今日もこの時間帯に失点してしまいました。
45分、大宮・FWラファエルに決められ、1点を返されてしまいました。
そして、前半は2-1で終了しました。

後半は、前半とは打って変わり、終始大宮ペースで試合が進みました。
浦和は前半終了間際の失点が響いたのか、なかなかペースを掴むことができませんでした。
時々危ない場面もありましたが、浦和の守備陣が何とか凌ぎました。
浦和は、75分に高崎に代えてDF堀之内聖、90分にFW原口元気に代えてDF濱田水輝、ロスタイムにはFW田中達也に代えてMF林勇介を投入し、守備を固めました。
結局、後半はスコアが動かず、浦和が何とか逃げ切りました。


浦和は、さいたまダービーは2008年9月21日(日)に1-0で勝利して以来、2年ぶりの勝利となりました。
やはり、ダービーでの勝利は素直に嬉しいです。

また、浦和は今シーズン、第4節から第7節にかけて4連勝を挙げて以来、久しぶりの連勝となりました。

今シーズンは残り10試合を切りましたが、終盤戦、浦和は1つでも上の順位を目指して戦ってほしいと思います。
ACL出場権内の3位も、まだ十分可能性があるため、頑張ってほしいです。


第26節は、ホームでセレッソ大阪と対戦します。
埼玉スタジアムで10月16日(土)15:00キックオフです。

C大阪は今年J1に昇格したチームですが、現在3位と好調で、まだ優勝の可能性もあります。
エースだった日本代表・MF香川真司は移籍しましたが、MF乾貴士、MF家長昭博、MF清武弘嗣の連携が素晴らしく、2列目から積極的にゴールを狙って来ます。

しかし、浦和も上位進出のためには絶対に負けられない試合です。
次節は、今日は出番がなかった梅崎が出場するかも知れません。
また、現在離脱している選手も、何人か復帰して来るかも知れません。
今日、結果を残した高崎も、次節もスタメンで出場できるか注目したいです。
彼ら新戦力の台頭で、次節も勝利を目指して頑張ってほしいと思います。

私は、次節は埼玉スタジアムまで観戦に行く予定です。
また精一杯応援して来ます。


来週は、J1もリーグ戦は行われませんが、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会の3回戦が開催されます。
浦和は、さいたま市浦和駒場スタジアムでJ2の徳島ヴォルティスと対戦します。
10月11日(月)13:00キックオフです。

この試合は、10月8日(金)のアルゼンチン戦と12日(火)の韓国戦を戦う日本代表に選出されているMF細貝萌は出場できません。
そのため、今日の試合で結果を残した高崎など、若手選手達に期待したいと思います。
また、梅崎も次の試合で久しぶりに出場することができるのか、注目したいと思います。

相手はJ2の徳島ですが、油断は禁物です。
一発勝負のトーナメント方式である天皇杯は何が起こるか分からないということは、浦和が一番良く分かっているはずです…。
全力で戦い、勝利を奪ってほしいです。

私は、来週は観戦に行けませんが、浦和の勝利を願っています。


J1第25節

2010年10月2日(土)13:00キックオフ 埼玉スタジアム

大宮アルディージャ 1-2(前半1-2) 浦和レッズ

【得点者】
4分 高崎寛之
16分 柏木陽介
45分 ラファエル(大宮)

入場者数:33,660人

町田 長崎に完封勝利!

2010-10-02 20:00:00 | FC町田ゼルビア
昨日、JFL後期第10節1日目が開催されました。
FC町田ゼルビアは、ホームでV・ファーレン長崎と対戦しました。
昨日は、東京都江戸川区の江戸川区陸上競技場で行われました。
私は、昨日は観に行けませんでしたが、昨日の試合について以下に簡潔にまとめます。


前節、アウェイで栃木ウーヴァFCに勝利した町田は、昨日は3節ぶりのホームゲームとなりました。
ここできっちり勝ち、連勝を狙いたいところでした。

試合は、前半は0-0で折り返しました。
しかし、後半に入ると、町田が高くなった長崎のディフェンスラインの隙を見逃さず、63分にFW勝又慶典、65分にFW木島良輔、66分にはMF柳崎祥兵が決め、町田が一気に3得点を挙げました。
そして、このまま試合終了となり、町田は2連勝となりました。


後期第11節は、アウェイでのツエーゲン金沢戦です。
石川県西部緑地公園陸上競技場で、10月17日(日)13:00キックオフです。
次も勝って、良い流れでリーグ終盤戦に突入してほしいと思います。


来週は、リーグ戦は行われませんが、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会の3回戦が開催されます。
町田は、J1のアルビレックス新潟と対戦します。
東北電力ビッグスワンスタジアムで、10月9日(土)13:00キックオフです。

9月5日(日)に行われた2回戦でJ2の東京ヴェルディに勝利した町田は、クラブの歴史上初めて参加した天皇杯でJリーグクラブから金星を挙げることに成功しました。
3回戦はJ1の新潟が相手ですが、勝利を目指して頑張ってほしいと思います。
この勢いでJ1のクラブにも勝利し、今年の天皇杯を更に盛り上げてほしいです

頑張れ、町田ゼルビア!


第12回JFL後期第10節

2010年10月1日(金)19:00キックオフ 江戸川区陸上競技場

FC町田ゼルビア 3-0(前半0-0) V・ファーレン長崎

【得点者】
63分 勝又慶典
65分 木島良輔
66分 柳崎祥兵

入場者数:1,557人