Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

天皇杯3回戦 全試合が終了

2010-10-15 17:47:02 | 天皇杯
遅くなりましたが、13日(水)に、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦の残り4試合が行われ、4回戦進出チームが出揃いました。

3回戦は、9日(土)と11日(日)に、大半の日程を消化しました。
しかし、10日(日)に、2010 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ・準決勝が行われたため、その試合を戦ったサンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、清水エスパルス、ジュビロ磐田の4チームの試合が未消化でした。

4試合の結果は、以下の通りです。


サンフレッチェ広島(J1) 2-2(0-0、1-1、0-0、1-1、5PK6) アビスパ福岡(J2)
川崎フロンターレ(J1) 2-1(0-0、1-1、0-0、1-0) 横浜FC(J2)
清水エスパルス(J1) 4-1(0-0、4-1) 水戸ホーリーホック(J2)
ジュビロ磐田(J1) 2-1(0-0、2-1) ヴァンフォーレ甲府(J2)


ヤマザキナビスコカップ・準決勝で清水に勝利し決勝進出を果たした広島は、福岡に敗れるという波乱に見舞われました。
広島は後半、福岡に先制を許してしまい、すぐに追い付きましたが、延長後半にも勝ち越しを許してしまいました。
その後、再び同点に追い付きましたが、PK戦で惜しくも敗れてしまいました。
勝利した福岡は、4回戦では大宮アルディージャ(J1)と対戦します。

ヤマザキナビスコカップ・準決勝で磐田に敗れ、敗退してしまった川崎は、横浜FCに延長戦の末、何とか勝利しました。
後半、横浜FCに先制を許した川崎は、終了間際に追い付き、意地を見せました。
そして、延長後半に逆転し、苦しみながらも勝利を収めました。
勝利した川崎は、4回戦ではモンテディオ山形(J1)と対戦します。

清水は、水戸に苦戦しながらも快勝しました。
後半、水戸が先制ましたが、清水があっさりと逆転しました。
終盤にも2点を追加し、格の違いを見せ付けました。
勝利した清水は、4回戦では横浜F・マリノス(J1)と対戦します。

磐田も、甲府に逆転勝ちを収めました。
後半、甲府が先制しましたが、すぐに磐田が同点に追い付きました。
終盤、磐田が逆転弾を挙げ、勝負を決めました。
J2で現在3位の甲府は、わずかに及びませんでした。
勝利したジュビロ磐田は、4回戦では浦和レッズ(J1)と対戦します。


4回戦は、11月17日(水)に行われます。
キックオフ時間は未定で、近日中に日本サッカー協会から発表されます。


最後に、私の意見を。

13日に行われた試合は、全試合ともJ1クラブは苦戦を強いられてしまいました。
最終的に広島以外は勝利を収めましたが、全試合、先制したのはJ2クラブでした。
やはり、今年の天皇杯の日程には無理があると思います
ヤマザキナビスコカップで準決勝を戦ったチームが、その3日後に天皇杯を戦わなければならないとは、どう考えてもハードスケジュールです。
選手達の動きが鈍くなるのも、納得できます。

また、次の4回戦が平日開催というのも、問題があると思います
4回戦はJリーグの合間に行われるため、当然、4回戦を戦うチームの選手達には負担となります。
それに、平日開催ですから、集客もあまり見込めません

今年はワールドカップイヤーなので、日程に余裕がないというのは確かですが、改善の余地はあると思います。
J1クラブが2回戦から戦わなければならないという現在の方式の見直しを含め、来年から天皇杯の日程を改善させてほしいと思います。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会(財団法人日本サッカー協会 公式サイト)

天皇杯3回戦 JFL勢は2チームとも敗退

2010-10-11 16:11:58 | 天皇杯
この3連休は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦が開催されました。
今年の天皇杯は、例年に比べると番狂わせはあまり起こらず、Jクラブが順当に勝ち進んでおります。
アマチュアチームで勝ち残っているのは、JFLの2チーム・FC町田ゼルビア(JFLシード)とソニー仙台FC(宮城県代表)のみです。
3回戦では、町田ゼルビアはJ1・アルビレックス新潟と、ソニー仙台はJ1・セレッソ大阪と対戦しました。


ソニー仙台FC vs セレッソ大阪の試合は、9日(土)に行われました。
会場はユアテックスタジアム仙台で、13:00キックオフでした。

試合は、29分にMF乾貴士が決め、C大阪が先制しました。
しかし、その2分後にFW大久保剛志のゴールでソニー仙台が同点に追い付きました。
ところが、40分にFWアドリアーノが決め、C大阪が再び勝ち越しました。
前半は、2-1でC大阪のリードで折り返しました。

後半は、67分にアドリアーノがこの日2点目を決め、C大阪が突き放しました。
そして、そのまま試合終了となり、3-1でC大阪の勝利となりました。


3回戦では、町田ゼルビアも新潟に1-2で敗れたため、JFL勢は全滅となりました。
しかし、両チームともJ1クラブ相手に1点を奪ったので、善戦したと思います。
来年の天皇杯では、JFL勢の更なる活躍を期待したいと思います。

その他の試合では、J2・ジェフユナイテッド千葉がJ1・京都サンガF.C.に4-0で勝利しました。
J2で現在4位と昇格争いを続けている千葉と、J1で現在17位と降格争いを続けている京都の一戦は、千葉の一方的な展開となりました。
千葉は、9分、30分にFWネットが、33分にはFW深井正樹が得点し、3-0で前半を折り返しました。
後半も、67分にネットがハットトリック達成となるゴールを決めました。
そして、千葉の圧勝という結果になりました。


天皇杯3回戦は、2010 Jリーグヤマザキナビスコカップで準決勝に進出しているJ1の4クラブ(サンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、ジュビロ磐田、清水エスパルス)は13日(水)に試合を行います。
そのため、その日に4回戦進出チームが出揃います。

天皇杯3回戦展望

2010-10-08 14:00:00 | 天皇杯
今週末の3連休は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦が開催されます。
天皇杯は、毎年、社会人チームや学生チームがJリーグクラブに勝利するという番狂わせが起こっていますが、今年は、例年に比べるとJクラブが順当に勝ち上がっております。
しかし、3回戦ではJ1 vs J2という試合が多くあるため、まだまだ波乱が起こる可能性があります。

今回は、3回戦の試合から、私が注目している試合を数試合、ピックアップしたいと思います。


まず、浦和レッズ(J1) vs 徳島ヴォルティス(J2)。
10月11日(月)13:00キックオフで、会場はさいたま市駒場スタジアムです。

浦和は、MF細貝萌が日本代表に選出されたのに加え、DFサヌがブルキナファソ代表に選出され、チームを離れました。
更に、今週は、MFポンテとFW田中達也が別メニュー調整だったため、出場が微妙な状況です。
しかし、今週に入り、負傷離脱していたMF鈴木啓太とFW高橋峻希がチームの全体練習に復帰したため、恐らくベンチ入りするだろうと思います。

浦和は、先週のJ1第25節・大宮アルディージャ戦で、今シーズン初スタメンで初得点を挙げたFW高崎寛之が好調なため、天皇杯もスタメン出場の可能性が高いです。
また、細貝とサヌが居ないため、DF永田拓也、MF濱田水輝などの若手選手に出場のチャンスがあります。
また、大宮戦で今シーズン初のベンチ入りを果たしたMF梅崎司が出場するかにも注目したいと思います。
浦和には、天皇杯では今まで出場機会がなかった選手達の活躍に期待したいです。


次に、アルビレックス新潟(J1) vs FC町田ゼルビア(JFL)。
10月9日(日)13:00キックオフで、会場は東北電力ビッグスワンスタジアムです。

町田は今年、JFLで前期3位以内に入りシード権を獲得したため、クラブの歴史上初の天皇杯参加となりました。
その町田は、2回戦でJ2・東京ヴェルディに1-0で勝利し、Jクラブから見事金星を挙げました。

3回戦は、J1の新潟と対戦します。
町田にとっては厳しい戦いが予想されますが、普段通り、勝利を目指して戦ってほしいと思います。
そして、町田が今年の天皇杯を盛り上げる主役になってほしいです。

ちなみに、もしも町田が新潟に勝利すれば、4回戦ではJ1で現在首位の名古屋グランパスと対戦する可能性が高くなります。
そのためにも、町田には頑張ってほしいです。


最後に、ソニー仙台FC(JFL) vs セレッソ大阪(J1) 。
10月9日(土)13:00キックオフで、会場はユアテックスタジアム仙台です。

ソニー仙台は、1回戦では東北リーグ1部の福島ユナイテッドFCに苦戦を強いられ、延長戦まで戦い、3-2で何とか勝利を収めました。
しかし、2回戦では、J1・ベガルタ仙台を延長戦の末1-0で下すという金星を挙げました。

3回戦では、J1で現在3位と好調なC大阪と対戦するため、ソニー仙台がどのように戦うのか注目したいと思います。


3回戦はJ1クラブが順当に勝利するのか、それともまたも波乱が起こるのか、非常に楽しみです。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会(財団法人日本サッカー協会 公式サイト)