Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

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今季のFC町田ゼルビアを振り返って

2010-11-30 20:30:00 | FC町田ゼルビア

11月28日(日)を持ちまして、第12回JFLの全日程が終了致しました。
そこで、今回は、今季のFC町田ゼルビアについて振り返りたいと思います。


町田は、今季、本当に良く頑張ったと思います。
シーズン序盤の快進撃は、本当に素晴らしいもので、昨年からの成長を印象付けました。
シーズン中盤、なかなか勝てない時期もありましたが、そんな時も選手達は自信を失わずに戦い続けました。
9月上旬、Jリーグ入会予備審査で「今季は入会条件を満たしていない」と通知された後も、選手達や相馬直樹監督はモチベーションを保ち続け、1つでも上の順位でシーズンを終えようと必死になって戦い続けました。

初出場となった天皇杯では、2回戦でJ2・東京ヴェルディを下し、町田の歴史に残る金星を挙げました。
3回戦ではJ1・アルビレックス新潟に敗れはしましたが、1点を奪い、相手をかなり苦しませました。

リーグ戦では、首位・ガイナーレ鳥取が独走状態に入ったこともあり、早い段階で優勝争いから脱落してしまいましたが、それでも、JFL参入2年目で3位という成績は見事だと思います。


今季の町田の問題点を言うならば、攻撃が手詰まりになった時の打開策が乏しかったことでしょうか。
FW勝又慶典、FW木島良輔の俊足2トップは驚異的であり、調子が良い時は大量得点を挙げました。
しかし、この2人が調子を落としたときの打開策が少なく、途端に得点できなくなるという事態に陥ってしまいました。
控えFWが山腰泰博のみというのは、非常に心許ないと思います。

来季に向けて、どうしても得点が必要な時にパワープレーに出られるよう、ポストタイプの長身FWを獲得してほしいと思います。


私は、今季、町田の試合は天皇杯を含めて12試合観戦しましたが、どの試合でも選手達は勝利を求め、本当に必死になって戦っていました。
今季の町田は本当に素晴らしいチームだったと思います。

感動をありがとう、町田ゼルビア!


オフシーズンの選手や監督の去就についてはまだ分かりませんが、来季は今季のチームをより発展させ、更に素晴らしいチームになってほしいと思います。
来季は、JFLで優勝できるチームになってほしいです。
そして、来季こそは、Jリーグ入会が達成できることを願っております。