Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

今季のFC町田ゼルビアを振り返って

2010-11-30 20:30:00 | FC町田ゼルビア

11月28日(日)を持ちまして、第12回JFLの全日程が終了致しました。
そこで、今回は、今季のFC町田ゼルビアについて振り返りたいと思います。


町田は、今季、本当に良く頑張ったと思います。
シーズン序盤の快進撃は、本当に素晴らしいもので、昨年からの成長を印象付けました。
シーズン中盤、なかなか勝てない時期もありましたが、そんな時も選手達は自信を失わずに戦い続けました。
9月上旬、Jリーグ入会予備審査で「今季は入会条件を満たしていない」と通知された後も、選手達や相馬直樹監督はモチベーションを保ち続け、1つでも上の順位でシーズンを終えようと必死になって戦い続けました。

初出場となった天皇杯では、2回戦でJ2・東京ヴェルディを下し、町田の歴史に残る金星を挙げました。
3回戦ではJ1・アルビレックス新潟に敗れはしましたが、1点を奪い、相手をかなり苦しませました。

リーグ戦では、首位・ガイナーレ鳥取が独走状態に入ったこともあり、早い段階で優勝争いから脱落してしまいましたが、それでも、JFL参入2年目で3位という成績は見事だと思います。


今季の町田の問題点を言うならば、攻撃が手詰まりになった時の打開策が乏しかったことでしょうか。
FW勝又慶典、FW木島良輔の俊足2トップは驚異的であり、調子が良い時は大量得点を挙げました。
しかし、この2人が調子を落としたときの打開策が少なく、途端に得点できなくなるという事態に陥ってしまいました。
控えFWが山腰泰博のみというのは、非常に心許ないと思います。

来季に向けて、どうしても得点が必要な時にパワープレーに出られるよう、ポストタイプの長身FWを獲得してほしいと思います。


私は、今季、町田の試合は天皇杯を含めて12試合観戦しましたが、どの試合でも選手達は勝利を求め、本当に必死になって戦っていました。
今季の町田は本当に素晴らしいチームだったと思います。

感動をありがとう、町田ゼルビア!


オフシーズンの選手や監督の去就についてはまだ分かりませんが、来季は今季のチームをより発展させ、更に素晴らしいチームになってほしいと思います。
来季は、JFLで優勝できるチームになってほしいです。
そして、来季こそは、Jリーグ入会が達成できることを願っております。


JFL後期第17節 びわこ vs 町田 レビュー

2010-11-29 10:26:04 | FC町田ゼルビア

昨日は、JFL後期第17節が開催されました。
FC町田ゼルビアは、アウェイでMIOびわこ草津と対戦しました。
会場は東近江市布引運動公園陸上競技場(布引グリーンスタジアム)で、13:00キックオフでした。
私は観に行ってみませんが、昨日の試合について簡潔にまとめます。


町田は前節、2位を懸けてホームでSAGAWA SHIGA FCと対戦し、先制しながらも終了間際に追い付かれ、惜しくも引き分けてしまいました。
その町田は、今季を2位で終わるためには、昨日は絶対に勝利し、尚且つSAGAWAが引き分け以下に終わることが必要でした。
また、昨日は今季のJFL最終節であったため、町田にとっては、勝利し、良い形でシーズンを終えたいところでした。


前半開始早々、試合が動きました。
3分、びわこがFW木下真吾の得点により早くも先制しました。
いきなり先制されてしまった町田ですが、その後は徐々に持ち直しました。
3分、MF鈴木崇文の得点で同点に追い付きました。
更に、8分にはFW勝又慶典が決め、早い時間に逆転することに成功しました。
29分にはFW木島良輔が得点し、1-3としました。
ここまでは町田が上手く試合を進めましたが、その後、流れが変わってしまいました。
木島の得点からわずか2分後、MF伊藤和也に決められ、びわこが1点を返しました。
更に、39分にはFW阪本晃司に決められ、町田は短時間で同点に追い付かれてしまいました。
前半は、3-3で折り返しました。

後半開始から、町田はMF酒井良に代えてMF北井佑季を投入しました。
69分には、MF鈴木崇文に代えてFW山腰泰博を投入し、勝ち越し点を奪いに行きました。
しかし、79分、びわこの伊藤にこの日2ゴール目を決められ、町田は逆転を許してしまいました。
逆転された直後の82分、町田はDF久利研人に代えてDF斎藤広野を投入し、最後の交代枠を使いました。
その後も、町田は得点を取るべく攻め続けましたが、結局ゴールは奪えず、試合終了。
点の取り合いとなったこの試合で、町田は4-3で敗れてしまいました。


昨日の敗戦により、町田の今季最終順位は3位となりました。
昨日、2位・SAGAWAがホームでツエーゲン金沢と引き分けたため、町田は勝っていれば2位に浮上できただけに、非常に悔しいです。
ただ、今は1年間頑張った選手達を称えたいと思います。

今季の町田についての感想はまた改めてまとめますが、今季の町田は本当に素晴らしいチームでした。
来季は、更に素晴らしいチームになり、今季以上の結果を残してほしいと思います。


JFL後期第17節

11月28日(日)13:00キックオフ 東近江市布引運動公園陸上競技場(布引グリーンスタジアム)

MIOびわこ草津 4-3(3-3、1-0) FC町田ゼルビア

【得点者】
3分 木下真吾(びわこ)
8分 鈴木崇文
11分 勝又慶典
29分 木島良輔
31分 伊藤和也(びわこ)
39分 阪本晃司(びわこ)
79分 伊藤和也(びわこ)

入場者数:1,788人


J1第33節 川崎 vs 浦和 観戦記

2010-11-28 11:00:14 | 浦和レッズ

昨日は、J1第33節1日目が開催されました。
私は、等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ vs 浦和レッズを観戦に行きました。

昨日は快晴で、空は青く澄み渡り、また暖かく、絶好のサッカー観戦日和となりました。


ACL出場権獲得に向けて負けられない川崎

昨日の対戦相手であった川崎は、前節ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れるなど、最近調子を落としております。

しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内に入る可能性が残されています。
また、昨日の試合は、川崎にとって今季ホーム最終戦でした。
そのため、必死になって戦うことが予想されました。


前節の勢いをそのままに勝利を狙う浦和

前節、アウェイで横浜F・マリノスに4-1で快勝した浦和は、昨日も前節と同じメンバーで挑みました。
前節に負傷から復帰し、途中出場を果たしたMF細貝萌は、昨日もベンチスタートとなりました。

昨日も、前節の勢いをそのままに、勝利を狙いたいところでした。


電光石火の得点で川崎が先制

前半開始直後、いきなり試合が動きました。
浦和は相手DFにボールを奪われて前線にボールを送られ、FWジュニーニョに左サイドを突破され、クロスを上げられてしまいます。
そこを中で待ち構えていたFW矢島卓郎に頭で合わせられ、ポストに当たってゴールに入ってしまいました。
浦和は、試合開始からわずか30秒程で先制点を奪われてしまいました。

いきなりの失点に動揺してしまった浦和は、その後徐々に落ち着きを取り戻しました。
しかし、その後も川崎のペースで試合は進みました。
何度か決定的なチャンスを作られてしまいますが、これはGK山岸範宏を始めとした浦和守備陣がしっかりと抑えました。
浦和は、パスを繋いで何度か相手陣内に攻め込みましたが、決定的なチャンスには至りませんでした。

結局、前半は1-0の川崎リードのまま折り返しました。


セルヒオの得点で浦和が追い付く

後半開始から、浦和はMF堀之内聖に代えてMF細貝萌を投入しました。
すると、徐々に中盤から攻撃を組み立てられるようになりました。

59分、浦和は足を痛めたMFサヌに代えてFWエスクデロ・セルヒオを投入しました。
すると、攻撃意識が高いセルヒオが前線への鋭い突破を図り、浦和は更に攻勢を強めました。

そして、75分、そのセルヒオがこの日一番の大仕事をやってのけました。
FWポンテが右サイドから中央へパスを送り、セルヒオがペナルティーエリア内でそれを受けました。
セルヒオは相手GKの位置を良く見てシュートを放ち、ゴール右上に見事に突き刺し、遂に浦和が同点に追い付きました。

その後も、逆転弾を奪うべく、浦和が攻め続けました。
83分にはMF高橋峻希に代えてMF鈴木啓太を投入し、3ボランチにシステムを変更しました。

終盤は、浦和が猛攻を仕掛けました。
ピッチ全体から勝ちたいという気持ちが伝わって来るような、素晴らしい攻撃でした。
しかし、結局逆転弾を決めることはできず、1-1の引き分けで試合終了となりました。


最終節・神戸戦に向けて

第34節は、ホームでのヴィッセル神戸戦です。
会場は埼玉スタジアム2002で、12月4日(土)15:30キックオフです。

次節の対戦相手である神戸は、現在16位であり、次節敗れれば来季のJ2降格が決まってしまいます。
ただ、リーグ戦で最近6試合負け無しと、調子が上がって来ております。
次節も、必死になって戦うことは間違いありません。
浦和にとっては、次節も非常に厳しい戦いになることが予想されます。

しかし、浦和も絶対に負ける訳には行きません。
次節は、今季のリーグ戦最終節であると同時に、浦和にとってはホーム最終戦でもあります。
次節も、全力で戦ってほしいと思います。
そして、絶対に勝利し、良い形でリーグ戦を終えてほしいです。


J1第33節

2010年11月27日(土)14:04キックオフ 等々力陸上競技場

川崎フロンターレ 1-1(1-0、0-1) 浦和レッズ

【得点者】
1分 矢島卓郎(川崎)
75分 エスクデロ・セルヒオ

入場者数:19,411人



J1第33節 川崎 vs 浦和 プレビュー

2010-11-26 16:05:51 | 浦和レッズ

明日は、J1第33節1日目が開催されます。
浦和レッズは、アウェイで川崎フロンターレと対戦します。
会場は等々力陸上競技場で、14:00キックオフです。


前節、アウェイで横浜F・マリノスに4-1で快勝し、リーグ戦2連敗は免れた浦和は、明日もアウェイでの試合となります。

浦和は、最近になり徐々に負傷者が復帰しつつあります。
20日(土)の第31節・ガンバ大阪戦ではMF柏木陽介が、そして前節の横浜FM戦ではDF宇賀神友弥とMF細貝萌が復帰し、試合に出場しました。
明日は、この3人は先発出場することが予想されております。


明日の対戦相手である川崎は、前節ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れるなど、最近調子を落としております。
17日(水)の天皇杯4回戦・モンテディオ山形戦でもPK戦の末に敗れてしまい、今季も無冠が確定してしまいました。

しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内に入る可能性が残されています。
また、明日の試合は、川崎にとって今季ホーム最終戦となります。
明日も、川崎は必死になって戦うことが予想されます。
そのため、浦和も全力で戦ってほしいと思います。


浦和は、明日も勝って2連勝し、良い形でホームでの最終節を迎えてほしいと思います。

現在、浦和はフォルカー・フィンケ監督の今季限りでの退任が噂されています。
しかし、ピッチ上の選手達はそんなことは気にせず、全力で戦うのみです。
来季、どのような体制になるのかはまだ分かりません。
しかし、今季残り試合全勝し、選手達は、この2年間フィンケ監督と共にやって来たことが間違っていなかったと証明してほしいです。
そのためにも、明日は絶対に負けられない試合となります


私は、明日は等々力陸上競技場まで観に行きます。
地元・川崎での浦和の試合は2年ぶりの観戦となるため、非常に楽しみにしております

ただ、明日は地元の新聞販売店から頂いた招待券で観戦するため、川崎側の座席となるため、浦和の応援はできないのが残念です
しかし、明日の試合も存分に楽しみたいです

可能な限り、Twitterの方に試合速報を入れる予定ですので、ご覧下さい。


J1第32節 横浜FM vs 浦和 レビュー

2010-11-24 15:14:57 | 浦和レッズ
勤労感謝の日で祝日だった昨日は、J1第32節が開催されました。
浦和レッズは、アウェイで横浜F・マリノスと対戦しました。
当初、私はこの試合を観に行く予定でしたが、都合が悪くなり行けなくなってしまいました
そのため、簡潔にレビューをまとめてみます。


この試合の3日前に行われた第31節・ガンバ大阪戦で完封負けを喫してしまった浦和は、この試合は何としてでも勝ち、連敗は避けたいところでした。
その浦和は、17日(水)に行われた天皇杯4回戦・ジュビロ磐田戦で負傷し、20日(土)に行われた第31節・ガンバ大阪戦を欠場していたDF宇賀神友弥が先発に復帰しました。
また、2週間前に負傷離脱したMF細貝萌も復帰し、昨日はベンチ入りしました。
それ以外は、G大阪戦と同じスタメンで挑みました。


前半開始早々、試合が動きました。
3分、コーナーキックのこぼれ球からMFポンテがミドルシュートを突き刺し、幸先良く浦和が先制しました。

先制後、攻撃の意識を高めた横浜FMが攻め込み、何度かピンチを招きました。
しかし、GK山岸範宏を始め浦和守備陣がこれをしっかりと抑えました。

前半終了間際の44分、浦和が追加点を奪いました。
再びポンテがミドルシュートを決め、良い時間帯に浦和が突き放しました。

しかし、このまま浦和の2点リードでハーフタイムに入るかと思われた前半ロスタイム。
横浜FMが右サイドを突破してクロスを上げ、ペナルティーエリア内にこぼれたところをMF兵藤慎剛に決められて、1点を返されてしまいました。
前半は、1-2の浦和の1点リードで折り返しました。

後半開始から、浦和は前半に兵藤と接触したMF柏木陽介を大事を取って下げ、MF細貝萌を投入しました。

後半も、開始直後に試合が動きました。
50分、MF高橋峻希が右サイドからグラウンダーのクロスを上げ、これにMFサヌが合わせ、浦和が再び2点差としました。

その3分後にも、再び高橋が右サイドからグラウンダーのクロスを送り、これをFWエジミウソンが難なく決め、浦和が4点目を挙げました。
高橋の連続アシストにより、浦和が試合を決定付けました。

その後、浦和は65分に高橋に代えてMF鈴木啓太を投入し、3ボランチに布陣を変えました。
更に、81分にはポンテに代えてFW原口元気を投入し、交代枠を有効に使いました。

そして、そのまま試合終了。
浦和は久しぶりに大量得点で勝利しました。


浦和は、リーグ戦で横浜FMに勝利したのは、2007年9月22日(土)の第26節、日産スタジアムで1-0で勝利して以来、6試合ぶりとなります。
2008年の最終節では、ホーム・埼玉スタジアムで1-6で大敗し、悔しい思いを味わいました。
苦手としていたその横浜FMから勝利することができて、本当に良かったと思います。


第33節は、アウェイでの川崎フロンターレ戦です。
会場は等々力陸上競技場で、11月27日(土)14:00キックオフです。

川崎フロンターレは、今節、ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れ、調子を落としております。
しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内の可能性が残されているため、次節も必死になって戦うと思います。
そのため、浦和も全力で戦ってほしいと思います。

浦和は、次節も勝ち、2連勝し、良い形でホームでの最終節を迎えてほしいと思います。

私は、次節は等々力陸上競技場まで観に行きます。
地元・川崎での浦和の試合は2年ぶりの観戦となるため、非常に楽しみにしております


J1第32節

2010年11月23日(火)14:03キックオフ 日産スタジアム

横浜F・マリノス 1-4(1-2、0-2) 浦和レッズ

【得点者】
3分 ポンテ
44分 ポンテ
45+1分 兵藤慎剛(横浜FM)
50分 サヌ
53分 エジミウソン

入場者数:29,691人

JFL後期第16節 町田 vs SAGAWA レビュー

2010-11-22 15:10:52 | FC町田ゼルビア

昨日は、JFL後期第16節2日目が開催されました。
FC町田ゼルビアは、ホームでSAGAWA SHIGA FCと対戦しました。
会場は相模原麻溝公園競技場で、14:00キックオフでした。

前節終了時点で、町田とSAGAWAは勝ち点で並んでいましたが、得失点差で上回っているSAGAWAが2位となっておりました。
そのため、この直接対決で勝った方が2位に大きく近付くという状況でした。
町田としては、引き分けは負けは避けたいところでした。

昨日は、町田にとって今季のホーム最終戦でもあったため、何としてでも勝っておきたいところでした。


試合は、22分にMF大前博行のゴールで町田が先制しました。
前半は、1-0の町田リードで折り返しました。

後半、得点が必要なSAGAWAが猛攻を仕掛けて来ました。
しかし、町田の守備陣の懸命なディフェンスで何とかこれを凌ぎました。
町田の1点リードのまま、試合は終盤を迎えました。
しかし、町田がこのまま逃げ切るかと思われた後半ロスタイム。
SAGAWAのDF旗手真也に決められ、土壇場で同点に追い付かれてしまいました。
そして、1-1の引き分けでで試合終了となりました。
町田は掴みかけていた勝利を後少しのところで逃し、2位浮上の機会も逃してしまいました。


後期第17節はアウェイでのMIOびわこ草津戦です。
会場は 東近江市布引運動公園陸上競技場(布引グリーンスタジアム)で、11月28日(日)13:00キックオフです。

MIOは前節まで4連勝中と好調で、前節はアウェイで現在4位のHonda FCに2-1で勝利しました。
そのため、次節も難しい試合になるだろうと思います。

しかし、次節は今季のJFL最終戦であります。
次は絶対に勝利し、良い形で今季を終えてほしいと思います。
それに、町田はまだ2位の可能性も消滅した訳ではありません。
次節町田が勝ち、SAGAWAが引き分け以下であれば、町田が2位となります。
最後まで諦めずに戦ってほしいと思います。


第12回JFL後期第16節

11月21日(日)14:00キックオフ 相模原麻溝公園競技場

FC町田ゼルビア 1-1(1-0、0-1) SAGAWA SHIGA FC

【得点者】
22分 大前博行
90+4分 旗手真也(SAGAWA)

入場者数:3,079人


J1第31節 浦和 vs G大阪 レビュー

2010-11-22 15:00:00 | 浦和レッズ

先週末は大学の学園祭があったため、BLOGの更新ができずにすみませんでした
20日(土)にJ1第31節が行われ、浦和レッズは、ホームでガンバ大阪と対戦しました。
私は観に行っていませんが、簡潔にレビューをまとめましたので、アップします。


浦和は、17日(水)に行われた天皇杯4回戦・ジュビロ磐田戦で負傷したDF宇賀神友弥が欠場し、代わりにDF平川忠亮が先発出場しました。
14日(日)のJ1第30節・京都サンガF.C.戦で右太もも肉離れを起こしてしまい、磐田戦を欠場したMF柏木陽介は、前日に復帰し、この日は先発出場しました。


この日の対戦相手であるG大阪は、前節終了時点で現在3位と上位を争っております。
今季のリーグ優勝は難しいですが、リーグ戦3位以内に与えられる来季ACL出場権獲得の可能性は十分にある状態です。
そのため、この試合でも勝利を狙って来ることが予想されました。

G大阪には、浦和は2008年シーズン以降、1勝もできていません。
今年の7月18日(日)の第13節にアウェイで対戦した際は、後半ロスタイムにCKからエジミウソンのゴールで追い付きながらも、直後に日本代表・MF遠藤保仁に決勝点を決められ、2-3で敗れてしまいました。
そのため、次節は絶対に勝ち、前回の借りを返すと共に、G大阪に対する苦手意識を払拭したいところでした。


前半から、浦和が主導権を握り、何度か決定的なチャンスを作りました。
しかし、なかなか得点に結び付けることができませんでした。
36分にMF高橋峻希が負傷してしまい、MF原口元気と交代するというアクシデントがありましたが、他には特に問題はありませんでした。
結局、前半は0-0のまま折り返しました。

後半も、立ちあがりは浦和ペースで進みました。
しかし、53分、G大阪はスルーパスが2列目から飛び出したMF遠藤保仁に渡り、GK山岸範宏との1対1を落ち着いて決めて先制しました。
失点後、浦和は同点に追い付くべく攻勢を強めました。
71分にはMF堀之内聖に代えてMF鈴木啓太を、DF平川忠亮に代えてMFエスクデロ・セルヒオを投入し、得点を狙いに行きました。
しかし、なかなかゴールを奪うことはできませんでした。
逆に83分、G大阪は左コーナーキックから途中出場のFWルーカスが頭で合わせて決め、試合を決定付ける追加点を奪いました。
そして、0-2で試合終了となりました。


この試合の結果により、浦和は来季ACL出場権を獲得できる今季3位以内の可能性は消滅してしまいました。
やはり、3位のG大阪の方がチーム力が高かったのでしょう…。


第32節はアウェイでの横浜F・マリノス戦です。
会場は日産スタジアムで、11月23日(火)14:00キックオフです。

横浜FMは、現在、共に日本代表であるDF中澤佑二とDF栗原勇蔵のセンターバック2人を負傷で欠いております。
しかし、MF中村俊輔、MF山瀬功治を中心とした攻撃陣には脅威があり、調子が良ければJリーグでもトップクラスです。
また、現在高校3年生のFW小野裕二など、若手にも能力の高い選手がいます。
そのため、次節も難しい試合になることは間違いありません。
しかし、連敗は避けたい浦和にとっては、次節は絶対に負けられません。
次節も、全力で戦ってほしいと思います。

今季は、残り3試合となってしまいました。
浦和は、今季を良い形で終わらせるためにも、次節は絶対に勝ってほしいと思います。
そして、残り3試合を全勝する勢いで頑張ってほしいと思います。


J1第31節

2010年11月20日(土)14:03キックオフ 埼玉スタジアム

浦和レッズ 0-2(0-0、0-2) ガンバ大阪

【得点者】
53分 遠藤保仁(G大阪)
83分 ルーカス(G大阪)

入場者数:40,071人


天皇杯4回戦 浦和 vs 磐田 観戦記

2010-11-18 13:30:00 | 浦和レッズ

昨日は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦が開催されました。
私は、埼玉スタジアム2002で行われた浦和レッズ vs ジュビロ磐田を観戦に行きました。


負傷者続出中の浦和

浦和は、最近再び負傷者が増えております。
MF細貝萌に加え、MF柏木陽介も14日(日)のJ1第30節・京都サンガF.C.戦で右太もも肉離れを起こして離脱してしまい、主力ボランチを2人とも欠くことになってしまいました。
昨日の試合では、MF鈴木啓太とMF堀之内聖が2ボランチを組みました。

昨日は、京都戦で途中出場により復帰し、試合を決定付ける得点を決めたMFポンテが先発出場を果たしました。
また、最近リーグ戦で2試合連続先発出場を果たしていた2種登録選手のDF岡本拓也は、昨日も先発出場しました。
更に、先週の練習中に負傷し、京都戦を欠場していたFWエスクデロ・セルヒオがベンチ入りしました。

浦和にとっては厳しいメンバー編成となりましたが、昨日は絶対に勝っておきたい試合でした。
浦和は今季、磐田とはリーグ戦で2回、ヤマザキナビスコカップで1回対戦しましたが、リーグ戦では2回とも敗れ、ヤマザキナビスコカップでは引き分けてしまいました。
そのため、昨日こそ勝っておきたいところでした。


浦和が先制し前半を折り返す

前半は、序盤から浦和のペースで進みました。
MFポンテが惜しいミドルシュートを放つなど、いくつか良いチャンスがありました。
しかし、なかなか得点を奪うことができませんでした。
逆に、時折カウンターからピンチを招く場面もありましたが、これはGK山岸範宏を中心とする浦和守備陣が抑えました。

42分、試合は動きました。
浦和が、カウンターから左サイドに展開していたMF高橋峻希にボールが渡り、高橋がゴール前にグラウンダーのクロスを送りました。
これを磐田・GK川口能活が弾きますが、それをFWエジミウソンが押し込み、浦和が先制点を挙げました。

前半ロスタイムには、相手のクロスからヘディングシュートを許してしまいますが、これは山岸がしっかりキャッチしました。

1-0の浦和リードで、前半を折り返しました。


先制点を守り切り浦和が勝利

後半に入ると、追い付くために得点が必要な磐田が積極的に攻め込んで来ました。
しかし、山岸のファインセーブや、相手が外してくれたこともあり、何とか失点を免れるという状態が続きました。
追加点がほしい浦和は、時々カウンターから相手ゴールに襲い掛かりますが、得点を奪うことはできませんでした。

磐田は、64分にMF西紀寛に代えてMF松浦拓弥を、75分にMF岡田隆に代えてFWジウシーニョを投入し、攻勢を強めました。
浦和は、途中でDF宇賀神友弥が負傷し、70分にDF平川忠亮と交代するというアクシデントがありましたが、代わって入った平川も無難なプレーを見せました。

83分、浦和はポンテに代えてMF濱田水輝を投入し、3ボランチにして守り切る態勢に入りました。
88分に、磐田はMF成岡翔に代えてFW荒田智之を投入し、パワープレーに出ました。
しかし、これを浦和守備陣が凌ぎ、試合終了となりました。
浦和は、天皇杯では優勝した第86回大会以来、4年ぶりの準々決勝進出となりました。


磐田からの非常に大きな今季初勝利

昨日の試合は、欲を言えば後半にもう1点取ってほしいところでした。
そうすれば、試合終盤をだいぶ楽に戦えたのではないかと思います。
しかし、トーナメント方式のカップ戦は、勝って次のラウンドに進むことが第一目標です。
負傷者続出という苦しい状況の中、勝てたことは本当に良かったです。

浦和にとって、ヤマザキナビスコカップ王者であり、今季一度も勝てていなかった磐田に勝てたことは、非常に大きいと思います。
選手達にも大きな励みになると思います。

昨日は、前半の途中から降り出した雨が後半に入ると強くなり、だいぶ冷え込みました。
しかし、昨日の勝利は私を熱くさせました。


この勝利を励みに、準々決勝・G大阪戦へ!

準々決勝の相手は、ガンバ大阪に決まりました。
試合は12月25日(土)に行われますが、試合会場、キックオフ時間共に現在のところ未定です。

G大阪は昨日、J2で現在首位であり来季からのJ1復帰が決まっている柏レイソルと対戦し、延長戦の末4-1で勝利しました。
天皇杯では、昨年と一昨年の大会で優勝しており、今年は史上初の3連覇を狙っています。
今季、G大阪は、ACLとヤマザキナビスコカップでは早々とで敗退してしまい、リーグ戦では現在首位・名古屋と勝ち点差10の3位であるため、優勝は非常に厳しい状況です。
そのため、天皇杯に対する意気込みは非常に強いと思います。

しかし、浦和は、ここで負ける訳には行きません。
なぜならば、天皇杯で優勝すれば来季のACL出場権を獲得できるためです。
リーグ戦で3位以内に入れば来季のACL出場権が与えられますが、現在9位の浦和は、3位・G大阪との勝ち点差は10あるため、リーグ戦で3位以内に入るのは非常に厳しい状況です。
そのため、天皇杯で優勝してACL出場権を獲得してほしいと思います。
また、2007年のACL以来タイトルを取っていない浦和にとって、久しぶりにタイトルを獲得するという意味でも、天皇杯は非常に重要な大会となります。
準々決勝のG大阪戦も、絶対に勝ってほしいと思います。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦

2010年11月17日(水)19:02キックオフ 埼玉スタジアム2002

浦和レッズ 1-0(1-0、0-0) ジュビロ磐田

【得点者】
42分 エジミウソン

入場者数:11,129人





他の写真をご覧になりたい方は、『フォト蔵』にアルバムを作成しましたので、そちらをご覧下さい。
2010.11.17(Wed) 天皇杯4回戦 浦和 vs 磐田 in 埼スタ


天皇杯4回戦 浦和 vs 磐田 プレビュー

2010-11-17 11:00:00 | 浦和レッズ
今日は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦が開催されます。
浦和レッズは、ジュビロ磐田と対戦します。
会場は埼玉スタジアム2002で、19:00キックオフです。


現在、負傷者を多く抱えている浦和は、14日(日)のJ1第30節・京都サンガF.C.戦でMF柏木陽介も右太もも肉離れを起こし、離脱してしまいました。
今季リーグ戦で全試合出場中の柏木の離脱は、非常に痛いです…。
これで、本当に深刻な状況に陥ってしまいました。

現在、浦和はMF細貝萌も離脱しているため、主力ボランチを2人とも欠くことになってしまいました。
今日の試合では、ボランチの編成をどうするのか、注目したいと思います。

今日は、京都戦で途中出場により復帰し、試合を決定付ける得点を決めたMFポンテが先発出場する可能性もあるため、期待したいと思います。


今日の対戦相手の磐田は、今季のヤマザキナビスコカップで優勝を果たしたチームであり、現在チーム状態は非常に良いです。
リーグ戦では、第30節はアウェイでベガルタ仙台に0-3で敗れましたが、その前節までは8試合負け無しでした。
日本代表・FW前田遼一とブラジル人FWジウシーニョの2トップは脅威があります。
そのため、非常に難しい試合になることは間違いありません。


浦和は今季、磐田とはリーグ戦で2回、ヤマザキナビスコカップで1回対戦しましたが、通算成績は1引き分け2敗で、1勝もできていません。
3月31日(水)のヤマザキナビスコカップ予選リーグBグループ第1節でホームで対戦した際は、前半に先制され、後半ロスタイムのポンテのゴールで1-1で辛うじて引き分けました。
4月25日(土)のJ1第8節でホームで対戦した際は、0-1で敗れてしまいました。
10月23日(土)のJ1第27節でアウェイで対戦した際は、後半にエジミウソンのゴールで先制しましたが、その後逆転され、1-2で敗れてしまいました。
そのため、今日こそは勝ってほしいと思います。
今季最後の磐田との対戦となるため、今度こそ敗戦は避けたいところです。


私は、今日は埼玉スタジアムまで観に行きます。
埼玉スタジアムに行くのは、10月16日(土)の第26節・セレッソ大阪戦以来1ヶ月ぶりとなります。
今日も、スタジアムで一生懸命浦和を応援します
そして、浦和の勝利を期待したいです

可能な限り、Twitterの方に試合速報を入れる予定ですので、ご覧下さい。

JFL後期第15節 町田 vs 秋田 観戦記

2010-11-16 16:00:00 | FC町田ゼルビア

14日(日)は、JFL後期第15節・FC町田ゼルビア vs ブラウブリッツ秋田を観戦に行きました。
会場は相模原麻溝公園競技場で、13:30キックオフでした。
遅くなってすみませんが、観戦記をアップします。


相模原での初のJFL開催

町田のホームスタジアムである町田市陸上競技場は、現在改修工事中で使用できないため、この日の試合は相模原市にある相模原麻溝公園競技場で行いました。
ここは、神奈川県リーグ1部所属で、将来のJリーグ参入を目指しているS.C.相模原のホームスタジアムです。
将来的にJリーグの試合を開催することも視野に入れたスタジアムであるため、メインスタンドの座席数など設備はかなり充実していました。
まだバックスタンドは建設中であり、全面オープンは2012年の予定ですが、完成すればJ1の試合の開催条件である「収容人数15,000名以上のスタジアム」を満たすことになります。
今回は、相模原に先駆けて町田がJFLの試合を開催することになりました。
相模原市でJFLの試合を開催するのは、今回が初めてとなりました。


鈴木崇文の初ゴールで町田が先制

前半は、序盤から町田ペースで進み、何度か良いチャンスを作りました。
しかし、惜しくも決めることができませんでした。
逆に、カウンターからピンチを招く場面もしばしば。
しかし、これは町田の守備陣がしっかり抑えました。

42分、町田はFW木島良輔が放ったシュートが相手GKの手に当たった後にゴールポストにはね返され、それをMF鈴木崇文が押し込み、先制しました。
鈴木崇文は、今季東京学芸大学から加入した選手であり、このゴールが自身の町田での初ゴールであると同時に、JFL初ゴールとなりました。

前半は、このまま終了しました。
前半終了間際という良い時間帯に先制した町田が1点リードし、ハーフタイムに突入しました。


先制点を守り切り町田が勝利

後半も、町田が試合を支配しました。
追加点が欲しい町田は、60分にMF酒井良に代えてMF北井佑季を投入しました。
70分には、MF柳崎祥兵が強烈なミドルシュートを放ちましたが、惜しくもクロスバーにはね返されてしまいました。
町田は、82分には鈴木崇文に代えてMF太田康介を投入し、追加点を奪いに行きました。

終盤、秋田に攻め込まれる場面もありましたが、GK吉田宗弘のファインセーブもあり、何とか凌ぎました。
後半ロスタイムにはFW木島良輔をFW山腰泰博に代え、上手く時間を使いました。

そして、このまま試合終了。
町田は後半、追加点を奪えなかったことは課題ですが、先制点を守り切り、勝利を挙げることができました。
これで、町田は2連勝となりました。

しかし、今節、SAGAWA SHIGA FCがホームで流通経済大学に7-0で勝利したため、町田は得失点差で3位に後退してしまいました。


次節はSAGAWAとの2位を懸けた直接対決

後期第16節は、ホームで、そのSAGAWA SHIGA FCと対戦します。
会場は今節と同じ相模原麻溝公園競技場で、11月21日(日)14:00キックオフです。

現在、町田とSAGAWAは勝ち点で並んでいますが、得失点差でSAGAWAが2位となっております。
そのため、この直接対決で勝利した方が2位に大きく近付くことになります。
町田にとっては、引き分けや負けは避けたいところです。

町田は、今季を2位で終わらせるために、次節のSAGAWAとの直接対決は絶対に勝ってほしいと思います。

次節は、私は観に行けませんが、町田の勝利を祈っております。


第12回JFL後期第15節

11月14日(日)13:30キックオフ 相模原麻溝公園競技場

FC町田ゼルビア 1-0(1-0、0-0) ブラウブリッツ秋田

【得点者】
42分 鈴木崇文

入場者数:2,437人