Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

2010年オフ 浦和レッズ 第1回補強中間考察

2010-12-14 15:02:40 | 浦和レッズ
先週辺りから、Jリーグ各クラブの選手の移籍情報が続々と発表されております。
浦和レッズも、補強を着々と進めており、新加入選手と退団選手が発表されました。
また、ゼリコ・ペトロヴィッチ氏が新監督に就任し、新体制も発表されました。
まだ途中段階ですが、ここで「2010年オフ 浦和レッズ 第1回補強中間考察」と題し、補強状況の考察を行いたいと思います。

現段階で発表されている浦和の来季新加入選手と退団選手は、以下の通りです。


○新加入選手
DF 永田充 (←アルビレックス新潟)
DF 堤俊輔 (←ロアッソ熊本(復帰))
DF 野田紘史 (←ファジアーノ岡山(復帰))
DF 岡本拓也 (←浦和レッズユース)
MF マルシオ・リシャルデス (←アルビレックス新潟)
MF 小島秀仁 (←前橋育英高校)

○退団選手
DF 橋本真人 (→未定(栃木SCへ期限付き移籍中))
DF サヌ (→1.FCケルン(復帰))
DF 永田拓也 (→ザスパ草津(期限付き移籍))
MF ポンテ (→未定)
MF 林勇介(→ザスパ草津)

○新体制
監督:ゼリコ・ペトロヴィッチ(新任)
ヘッドコーチ:アドリエ・ボヘルス(新任)
コーチ:広瀬治(新任)
GKコーチ:土田尚史
アシスタントコーチ(分析担当):長嶺寛明(新任)


今季一番の問題点であったセンターバックは、アルビレックス新潟からDF永田充を獲得しました。
永田は身長184cmと長身であり、今季の弱点であった守備陣の高さ不足の解消が期待されております。
今年の9月には日本代表に選出され、9月7日(火)に行われたグアテマラ戦で途中出場し、代表デビューを果たしました。
2014年のブラジルワールドカップ出場に向けて、まずは代表定着を目標としております。

今季限りで退団するMFポンテの後釜としては、新潟からMFマルシオ・リシャルデスを獲得しました。
マルシオ・リシャルデスは、2007年に新潟に加入して以来、新潟の攻撃の中心として活躍しました。
今季は、リーグ戦26試合16得点という成績を残し、Jリーグベストイレブンにも選出されました。
浦和でも、新たな攻撃の中心選手として、今季以上の活躍を期待したいと思います。


現時点では、センターバックと攻撃的MFは即戦力獲得に成功しました。
また、最近2年間の弱点であった左サイドバックも、DF堤俊輔とDF野田紘史の復帰により、選手層が厚くなりました。
後は、ボランチとセンターフォワードに補強が必要だと思います。

ボランチは、9月にMF阿部勇樹がレスター・シティFC(イングランド)に移籍して以来、攻撃的MFが本職のMF柏木陽介をコンバートして使い、凌ぎました。
今オフにはMF細貝萌の海外移籍も噂されているため、選手層に不安があります。
そのため、即戦力となる選手が最低1人はほしいところです。
現在、MF今野泰幸(FC東京)とMF谷口博之(川崎フロンターレ)にオファーを出しているらしいですが、今野はFC東京への残留を決意したらしく、谷口は横浜F・マリノスへの移籍が有力らしいので、どうなるのでしょうかね

センターフォワードは、今季はFWエジミウソンが全試合に出場しましたが、来季もエジミウソン頼みではきついです…。
やはり、ポストプレーができる長身FWが必要だと思います。
そうすれば、エジミウソンの負担も減ると思います。
現在、外国籍選手枠が1つ余っているため、それをここに使う可能性も考えられます。


以上、「2010年オフ 浦和レッズ 第1回補強中間考察」とさせて頂きます。
と言いましても、全然考察になっていませんが

今後も、来季のチームが始動するまでに、まだ動向があると思います。
そのため、逐次情報収集を行いたいと思います。
ある程度まとまりましたら、また第2回を行いたいと思います。

J1第34節 浦和 vs 神戸 プレビュー

2010-12-04 11:00:00 | 浦和レッズ

今日は、J1第34節が開催されます。
浦和レッズは、ホームでヴィッセル神戸と対戦します。
会場は埼玉スタジアム2002で、15:34キックオフです。


今季のJ1リーグ戦も、遂に最終節となってしまいました。
最終節、浦和はホームに神戸を迎えます。

浦和は、今日はDF山田暢久が累積警告により出場停止となります。
また、前節・川崎フロンターレ戦で負傷してしまったMFサヌも、今日の試合を欠場します。
しかし、この2人に代わって出場する選手が高いパフォーマンスを見せてくれることを期待したいと思います。


今日の対戦相手である神戸は、今季は成績が振るわず、残留争いを強いられております。
現在、降格圏内の16位に低迷しており、今日敗れれば来季のJ2降格が決まってしまいます。

しかし、終盤になり、リーグ戦6試合負け無しと調子を上げて来ております。
第30節・アルビレックス新潟戦後にFW大久保嘉人が負傷してしまいましたが、その影響を感じさせない結果を残して来ました。

前節のホームでの清水エスパルス戦は、75分にMF田中英雄が2枚目の警告で退場処分となり、数的不利に陥ってしまいましたが、83分にDF茂木弘人が決勝点を挙げて見事勝利を収めました。
明日は、清水戦で退場処分を受けた田中が出場停止となりますが、控え選手のモチベーションも高いため、その穴をしっかり埋めるだろうと考えられます。

神戸は、今日の試合で勝利し、尚且つ勝ち点1上回る15位・FC東京が引き分け以下となればJ1残留が決まります。
そのため、神戸は絶対に勝つという意気込みで挑むだろうと予想されます。


浦和にとっても、今日は絶対に負けられない試合となります。

今日の試合は、浦和にとって今季のホーム最終戦となります。
絶対に勝利し、良い形でリーグ戦を終えてほしいと思います。

浦和は、11月29日(月)にフォルカー・フィンケ監督の今季限りでの退任が発表されました。
そのため、今日の試合は、フィンケ監督が埼玉スタジアムで指揮を執る最後の試合となります。
フィンケ監督がこの2年間で作り上げて来たチームの成果を発揮するためにも、今日は選手達には全力で戦ってほしいと思います。

浦和は、今日の試合で勝利を収め、25日(土)に行われる天皇杯準々決勝・ガンバ大阪戦に向けて弾みを付けてほしいです。


私は、今日は都合が悪いため観に行けません
しかし、いつも通り精一杯浦和を応援します


J1第33節 川崎 vs 浦和 観戦記

2010-11-28 11:00:14 | 浦和レッズ

昨日は、J1第33節1日目が開催されました。
私は、等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ vs 浦和レッズを観戦に行きました。

昨日は快晴で、空は青く澄み渡り、また暖かく、絶好のサッカー観戦日和となりました。


ACL出場権獲得に向けて負けられない川崎

昨日の対戦相手であった川崎は、前節ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れるなど、最近調子を落としております。

しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内に入る可能性が残されています。
また、昨日の試合は、川崎にとって今季ホーム最終戦でした。
そのため、必死になって戦うことが予想されました。


前節の勢いをそのままに勝利を狙う浦和

前節、アウェイで横浜F・マリノスに4-1で快勝した浦和は、昨日も前節と同じメンバーで挑みました。
前節に負傷から復帰し、途中出場を果たしたMF細貝萌は、昨日もベンチスタートとなりました。

昨日も、前節の勢いをそのままに、勝利を狙いたいところでした。


電光石火の得点で川崎が先制

前半開始直後、いきなり試合が動きました。
浦和は相手DFにボールを奪われて前線にボールを送られ、FWジュニーニョに左サイドを突破され、クロスを上げられてしまいます。
そこを中で待ち構えていたFW矢島卓郎に頭で合わせられ、ポストに当たってゴールに入ってしまいました。
浦和は、試合開始からわずか30秒程で先制点を奪われてしまいました。

いきなりの失点に動揺してしまった浦和は、その後徐々に落ち着きを取り戻しました。
しかし、その後も川崎のペースで試合は進みました。
何度か決定的なチャンスを作られてしまいますが、これはGK山岸範宏を始めとした浦和守備陣がしっかりと抑えました。
浦和は、パスを繋いで何度か相手陣内に攻め込みましたが、決定的なチャンスには至りませんでした。

結局、前半は1-0の川崎リードのまま折り返しました。


セルヒオの得点で浦和が追い付く

後半開始から、浦和はMF堀之内聖に代えてMF細貝萌を投入しました。
すると、徐々に中盤から攻撃を組み立てられるようになりました。

59分、浦和は足を痛めたMFサヌに代えてFWエスクデロ・セルヒオを投入しました。
すると、攻撃意識が高いセルヒオが前線への鋭い突破を図り、浦和は更に攻勢を強めました。

そして、75分、そのセルヒオがこの日一番の大仕事をやってのけました。
FWポンテが右サイドから中央へパスを送り、セルヒオがペナルティーエリア内でそれを受けました。
セルヒオは相手GKの位置を良く見てシュートを放ち、ゴール右上に見事に突き刺し、遂に浦和が同点に追い付きました。

その後も、逆転弾を奪うべく、浦和が攻め続けました。
83分にはMF高橋峻希に代えてMF鈴木啓太を投入し、3ボランチにシステムを変更しました。

終盤は、浦和が猛攻を仕掛けました。
ピッチ全体から勝ちたいという気持ちが伝わって来るような、素晴らしい攻撃でした。
しかし、結局逆転弾を決めることはできず、1-1の引き分けで試合終了となりました。


最終節・神戸戦に向けて

第34節は、ホームでのヴィッセル神戸戦です。
会場は埼玉スタジアム2002で、12月4日(土)15:30キックオフです。

次節の対戦相手である神戸は、現在16位であり、次節敗れれば来季のJ2降格が決まってしまいます。
ただ、リーグ戦で最近6試合負け無しと、調子が上がって来ております。
次節も、必死になって戦うことは間違いありません。
浦和にとっては、次節も非常に厳しい戦いになることが予想されます。

しかし、浦和も絶対に負ける訳には行きません。
次節は、今季のリーグ戦最終節であると同時に、浦和にとってはホーム最終戦でもあります。
次節も、全力で戦ってほしいと思います。
そして、絶対に勝利し、良い形でリーグ戦を終えてほしいです。


J1第33節

2010年11月27日(土)14:04キックオフ 等々力陸上競技場

川崎フロンターレ 1-1(1-0、0-1) 浦和レッズ

【得点者】
1分 矢島卓郎(川崎)
75分 エスクデロ・セルヒオ

入場者数:19,411人



J1第33節 川崎 vs 浦和 プレビュー

2010-11-26 16:05:51 | 浦和レッズ

明日は、J1第33節1日目が開催されます。
浦和レッズは、アウェイで川崎フロンターレと対戦します。
会場は等々力陸上競技場で、14:00キックオフです。


前節、アウェイで横浜F・マリノスに4-1で快勝し、リーグ戦2連敗は免れた浦和は、明日もアウェイでの試合となります。

浦和は、最近になり徐々に負傷者が復帰しつつあります。
20日(土)の第31節・ガンバ大阪戦ではMF柏木陽介が、そして前節の横浜FM戦ではDF宇賀神友弥とMF細貝萌が復帰し、試合に出場しました。
明日は、この3人は先発出場することが予想されております。


明日の対戦相手である川崎は、前節ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れるなど、最近調子を落としております。
17日(水)の天皇杯4回戦・モンテディオ山形戦でもPK戦の末に敗れてしまい、今季も無冠が確定してしまいました。

しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内に入る可能性が残されています。
また、明日の試合は、川崎にとって今季ホーム最終戦となります。
明日も、川崎は必死になって戦うことが予想されます。
そのため、浦和も全力で戦ってほしいと思います。


浦和は、明日も勝って2連勝し、良い形でホームでの最終節を迎えてほしいと思います。

現在、浦和はフォルカー・フィンケ監督の今季限りでの退任が噂されています。
しかし、ピッチ上の選手達はそんなことは気にせず、全力で戦うのみです。
来季、どのような体制になるのかはまだ分かりません。
しかし、今季残り試合全勝し、選手達は、この2年間フィンケ監督と共にやって来たことが間違っていなかったと証明してほしいです。
そのためにも、明日は絶対に負けられない試合となります


私は、明日は等々力陸上競技場まで観に行きます。
地元・川崎での浦和の試合は2年ぶりの観戦となるため、非常に楽しみにしております

ただ、明日は地元の新聞販売店から頂いた招待券で観戦するため、川崎側の座席となるため、浦和の応援はできないのが残念です
しかし、明日の試合も存分に楽しみたいです

可能な限り、Twitterの方に試合速報を入れる予定ですので、ご覧下さい。


J1第32節 横浜FM vs 浦和 レビュー

2010-11-24 15:14:57 | 浦和レッズ
勤労感謝の日で祝日だった昨日は、J1第32節が開催されました。
浦和レッズは、アウェイで横浜F・マリノスと対戦しました。
当初、私はこの試合を観に行く予定でしたが、都合が悪くなり行けなくなってしまいました
そのため、簡潔にレビューをまとめてみます。


この試合の3日前に行われた第31節・ガンバ大阪戦で完封負けを喫してしまった浦和は、この試合は何としてでも勝ち、連敗は避けたいところでした。
その浦和は、17日(水)に行われた天皇杯4回戦・ジュビロ磐田戦で負傷し、20日(土)に行われた第31節・ガンバ大阪戦を欠場していたDF宇賀神友弥が先発に復帰しました。
また、2週間前に負傷離脱したMF細貝萌も復帰し、昨日はベンチ入りしました。
それ以外は、G大阪戦と同じスタメンで挑みました。


前半開始早々、試合が動きました。
3分、コーナーキックのこぼれ球からMFポンテがミドルシュートを突き刺し、幸先良く浦和が先制しました。

先制後、攻撃の意識を高めた横浜FMが攻め込み、何度かピンチを招きました。
しかし、GK山岸範宏を始め浦和守備陣がこれをしっかりと抑えました。

前半終了間際の44分、浦和が追加点を奪いました。
再びポンテがミドルシュートを決め、良い時間帯に浦和が突き放しました。

しかし、このまま浦和の2点リードでハーフタイムに入るかと思われた前半ロスタイム。
横浜FMが右サイドを突破してクロスを上げ、ペナルティーエリア内にこぼれたところをMF兵藤慎剛に決められて、1点を返されてしまいました。
前半は、1-2の浦和の1点リードで折り返しました。

後半開始から、浦和は前半に兵藤と接触したMF柏木陽介を大事を取って下げ、MF細貝萌を投入しました。

後半も、開始直後に試合が動きました。
50分、MF高橋峻希が右サイドからグラウンダーのクロスを上げ、これにMFサヌが合わせ、浦和が再び2点差としました。

その3分後にも、再び高橋が右サイドからグラウンダーのクロスを送り、これをFWエジミウソンが難なく決め、浦和が4点目を挙げました。
高橋の連続アシストにより、浦和が試合を決定付けました。

その後、浦和は65分に高橋に代えてMF鈴木啓太を投入し、3ボランチに布陣を変えました。
更に、81分にはポンテに代えてFW原口元気を投入し、交代枠を有効に使いました。

そして、そのまま試合終了。
浦和は久しぶりに大量得点で勝利しました。


浦和は、リーグ戦で横浜FMに勝利したのは、2007年9月22日(土)の第26節、日産スタジアムで1-0で勝利して以来、6試合ぶりとなります。
2008年の最終節では、ホーム・埼玉スタジアムで1-6で大敗し、悔しい思いを味わいました。
苦手としていたその横浜FMから勝利することができて、本当に良かったと思います。


第33節は、アウェイでの川崎フロンターレ戦です。
会場は等々力陸上競技場で、11月27日(土)14:00キックオフです。

川崎フロンターレは、今節、ホームでセレッソ大阪に1-2で敗れ、調子を落としております。
しかし、まだ来季ACL出場権が与えられる今季3位以内の可能性が残されているため、次節も必死になって戦うと思います。
そのため、浦和も全力で戦ってほしいと思います。

浦和は、次節も勝ち、2連勝し、良い形でホームでの最終節を迎えてほしいと思います。

私は、次節は等々力陸上競技場まで観に行きます。
地元・川崎での浦和の試合は2年ぶりの観戦となるため、非常に楽しみにしております


J1第32節

2010年11月23日(火)14:03キックオフ 日産スタジアム

横浜F・マリノス 1-4(1-2、0-2) 浦和レッズ

【得点者】
3分 ポンテ
44分 ポンテ
45+1分 兵藤慎剛(横浜FM)
50分 サヌ
53分 エジミウソン

入場者数:29,691人

J1第31節 浦和 vs G大阪 レビュー

2010-11-22 15:00:00 | 浦和レッズ

先週末は大学の学園祭があったため、BLOGの更新ができずにすみませんでした
20日(土)にJ1第31節が行われ、浦和レッズは、ホームでガンバ大阪と対戦しました。
私は観に行っていませんが、簡潔にレビューをまとめましたので、アップします。


浦和は、17日(水)に行われた天皇杯4回戦・ジュビロ磐田戦で負傷したDF宇賀神友弥が欠場し、代わりにDF平川忠亮が先発出場しました。
14日(日)のJ1第30節・京都サンガF.C.戦で右太もも肉離れを起こしてしまい、磐田戦を欠場したMF柏木陽介は、前日に復帰し、この日は先発出場しました。


この日の対戦相手であるG大阪は、前節終了時点で現在3位と上位を争っております。
今季のリーグ優勝は難しいですが、リーグ戦3位以内に与えられる来季ACL出場権獲得の可能性は十分にある状態です。
そのため、この試合でも勝利を狙って来ることが予想されました。

G大阪には、浦和は2008年シーズン以降、1勝もできていません。
今年の7月18日(日)の第13節にアウェイで対戦した際は、後半ロスタイムにCKからエジミウソンのゴールで追い付きながらも、直後に日本代表・MF遠藤保仁に決勝点を決められ、2-3で敗れてしまいました。
そのため、次節は絶対に勝ち、前回の借りを返すと共に、G大阪に対する苦手意識を払拭したいところでした。


前半から、浦和が主導権を握り、何度か決定的なチャンスを作りました。
しかし、なかなか得点に結び付けることができませんでした。
36分にMF高橋峻希が負傷してしまい、MF原口元気と交代するというアクシデントがありましたが、他には特に問題はありませんでした。
結局、前半は0-0のまま折り返しました。

後半も、立ちあがりは浦和ペースで進みました。
しかし、53分、G大阪はスルーパスが2列目から飛び出したMF遠藤保仁に渡り、GK山岸範宏との1対1を落ち着いて決めて先制しました。
失点後、浦和は同点に追い付くべく攻勢を強めました。
71分にはMF堀之内聖に代えてMF鈴木啓太を、DF平川忠亮に代えてMFエスクデロ・セルヒオを投入し、得点を狙いに行きました。
しかし、なかなかゴールを奪うことはできませんでした。
逆に83分、G大阪は左コーナーキックから途中出場のFWルーカスが頭で合わせて決め、試合を決定付ける追加点を奪いました。
そして、0-2で試合終了となりました。


この試合の結果により、浦和は来季ACL出場権を獲得できる今季3位以内の可能性は消滅してしまいました。
やはり、3位のG大阪の方がチーム力が高かったのでしょう…。


第32節はアウェイでの横浜F・マリノス戦です。
会場は日産スタジアムで、11月23日(火)14:00キックオフです。

横浜FMは、現在、共に日本代表であるDF中澤佑二とDF栗原勇蔵のセンターバック2人を負傷で欠いております。
しかし、MF中村俊輔、MF山瀬功治を中心とした攻撃陣には脅威があり、調子が良ければJリーグでもトップクラスです。
また、現在高校3年生のFW小野裕二など、若手にも能力の高い選手がいます。
そのため、次節も難しい試合になることは間違いありません。
しかし、連敗は避けたい浦和にとっては、次節は絶対に負けられません。
次節も、全力で戦ってほしいと思います。

今季は、残り3試合となってしまいました。
浦和は、今季を良い形で終わらせるためにも、次節は絶対に勝ってほしいと思います。
そして、残り3試合を全勝する勢いで頑張ってほしいと思います。


J1第31節

2010年11月20日(土)14:03キックオフ 埼玉スタジアム

浦和レッズ 0-2(0-0、0-2) ガンバ大阪

【得点者】
53分 遠藤保仁(G大阪)
83分 ルーカス(G大阪)

入場者数:40,071人


天皇杯4回戦 浦和 vs 磐田 観戦記

2010-11-18 13:30:00 | 浦和レッズ

昨日は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦が開催されました。
私は、埼玉スタジアム2002で行われた浦和レッズ vs ジュビロ磐田を観戦に行きました。


負傷者続出中の浦和

浦和は、最近再び負傷者が増えております。
MF細貝萌に加え、MF柏木陽介も14日(日)のJ1第30節・京都サンガF.C.戦で右太もも肉離れを起こして離脱してしまい、主力ボランチを2人とも欠くことになってしまいました。
昨日の試合では、MF鈴木啓太とMF堀之内聖が2ボランチを組みました。

昨日は、京都戦で途中出場により復帰し、試合を決定付ける得点を決めたMFポンテが先発出場を果たしました。
また、最近リーグ戦で2試合連続先発出場を果たしていた2種登録選手のDF岡本拓也は、昨日も先発出場しました。
更に、先週の練習中に負傷し、京都戦を欠場していたFWエスクデロ・セルヒオがベンチ入りしました。

浦和にとっては厳しいメンバー編成となりましたが、昨日は絶対に勝っておきたい試合でした。
浦和は今季、磐田とはリーグ戦で2回、ヤマザキナビスコカップで1回対戦しましたが、リーグ戦では2回とも敗れ、ヤマザキナビスコカップでは引き分けてしまいました。
そのため、昨日こそ勝っておきたいところでした。


浦和が先制し前半を折り返す

前半は、序盤から浦和のペースで進みました。
MFポンテが惜しいミドルシュートを放つなど、いくつか良いチャンスがありました。
しかし、なかなか得点を奪うことができませんでした。
逆に、時折カウンターからピンチを招く場面もありましたが、これはGK山岸範宏を中心とする浦和守備陣が抑えました。

42分、試合は動きました。
浦和が、カウンターから左サイドに展開していたMF高橋峻希にボールが渡り、高橋がゴール前にグラウンダーのクロスを送りました。
これを磐田・GK川口能活が弾きますが、それをFWエジミウソンが押し込み、浦和が先制点を挙げました。

前半ロスタイムには、相手のクロスからヘディングシュートを許してしまいますが、これは山岸がしっかりキャッチしました。

1-0の浦和リードで、前半を折り返しました。


先制点を守り切り浦和が勝利

後半に入ると、追い付くために得点が必要な磐田が積極的に攻め込んで来ました。
しかし、山岸のファインセーブや、相手が外してくれたこともあり、何とか失点を免れるという状態が続きました。
追加点がほしい浦和は、時々カウンターから相手ゴールに襲い掛かりますが、得点を奪うことはできませんでした。

磐田は、64分にMF西紀寛に代えてMF松浦拓弥を、75分にMF岡田隆に代えてFWジウシーニョを投入し、攻勢を強めました。
浦和は、途中でDF宇賀神友弥が負傷し、70分にDF平川忠亮と交代するというアクシデントがありましたが、代わって入った平川も無難なプレーを見せました。

83分、浦和はポンテに代えてMF濱田水輝を投入し、3ボランチにして守り切る態勢に入りました。
88分に、磐田はMF成岡翔に代えてFW荒田智之を投入し、パワープレーに出ました。
しかし、これを浦和守備陣が凌ぎ、試合終了となりました。
浦和は、天皇杯では優勝した第86回大会以来、4年ぶりの準々決勝進出となりました。


磐田からの非常に大きな今季初勝利

昨日の試合は、欲を言えば後半にもう1点取ってほしいところでした。
そうすれば、試合終盤をだいぶ楽に戦えたのではないかと思います。
しかし、トーナメント方式のカップ戦は、勝って次のラウンドに進むことが第一目標です。
負傷者続出という苦しい状況の中、勝てたことは本当に良かったです。

浦和にとって、ヤマザキナビスコカップ王者であり、今季一度も勝てていなかった磐田に勝てたことは、非常に大きいと思います。
選手達にも大きな励みになると思います。

昨日は、前半の途中から降り出した雨が後半に入ると強くなり、だいぶ冷え込みました。
しかし、昨日の勝利は私を熱くさせました。


この勝利を励みに、準々決勝・G大阪戦へ!

準々決勝の相手は、ガンバ大阪に決まりました。
試合は12月25日(土)に行われますが、試合会場、キックオフ時間共に現在のところ未定です。

G大阪は昨日、J2で現在首位であり来季からのJ1復帰が決まっている柏レイソルと対戦し、延長戦の末4-1で勝利しました。
天皇杯では、昨年と一昨年の大会で優勝しており、今年は史上初の3連覇を狙っています。
今季、G大阪は、ACLとヤマザキナビスコカップでは早々とで敗退してしまい、リーグ戦では現在首位・名古屋と勝ち点差10の3位であるため、優勝は非常に厳しい状況です。
そのため、天皇杯に対する意気込みは非常に強いと思います。

しかし、浦和は、ここで負ける訳には行きません。
なぜならば、天皇杯で優勝すれば来季のACL出場権を獲得できるためです。
リーグ戦で3位以内に入れば来季のACL出場権が与えられますが、現在9位の浦和は、3位・G大阪との勝ち点差は10あるため、リーグ戦で3位以内に入るのは非常に厳しい状況です。
そのため、天皇杯で優勝してACL出場権を獲得してほしいと思います。
また、2007年のACL以来タイトルを取っていない浦和にとって、久しぶりにタイトルを獲得するという意味でも、天皇杯は非常に重要な大会となります。
準々決勝のG大阪戦も、絶対に勝ってほしいと思います。


第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦

2010年11月17日(水)19:02キックオフ 埼玉スタジアム2002

浦和レッズ 1-0(1-0、0-0) ジュビロ磐田

【得点者】
42分 エジミウソン

入場者数:11,129人





他の写真をご覧になりたい方は、『フォト蔵』にアルバムを作成しましたので、そちらをご覧下さい。
2010.11.17(Wed) 天皇杯4回戦 浦和 vs 磐田 in 埼スタ


天皇杯4回戦 浦和 vs 磐田 プレビュー

2010-11-17 11:00:00 | 浦和レッズ
今日は、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦が開催されます。
浦和レッズは、ジュビロ磐田と対戦します。
会場は埼玉スタジアム2002で、19:00キックオフです。


現在、負傷者を多く抱えている浦和は、14日(日)のJ1第30節・京都サンガF.C.戦でMF柏木陽介も右太もも肉離れを起こし、離脱してしまいました。
今季リーグ戦で全試合出場中の柏木の離脱は、非常に痛いです…。
これで、本当に深刻な状況に陥ってしまいました。

現在、浦和はMF細貝萌も離脱しているため、主力ボランチを2人とも欠くことになってしまいました。
今日の試合では、ボランチの編成をどうするのか、注目したいと思います。

今日は、京都戦で途中出場により復帰し、試合を決定付ける得点を決めたMFポンテが先発出場する可能性もあるため、期待したいと思います。


今日の対戦相手の磐田は、今季のヤマザキナビスコカップで優勝を果たしたチームであり、現在チーム状態は非常に良いです。
リーグ戦では、第30節はアウェイでベガルタ仙台に0-3で敗れましたが、その前節までは8試合負け無しでした。
日本代表・FW前田遼一とブラジル人FWジウシーニョの2トップは脅威があります。
そのため、非常に難しい試合になることは間違いありません。


浦和は今季、磐田とはリーグ戦で2回、ヤマザキナビスコカップで1回対戦しましたが、通算成績は1引き分け2敗で、1勝もできていません。
3月31日(水)のヤマザキナビスコカップ予選リーグBグループ第1節でホームで対戦した際は、前半に先制され、後半ロスタイムのポンテのゴールで1-1で辛うじて引き分けました。
4月25日(土)のJ1第8節でホームで対戦した際は、0-1で敗れてしまいました。
10月23日(土)のJ1第27節でアウェイで対戦した際は、後半にエジミウソンのゴールで先制しましたが、その後逆転され、1-2で敗れてしまいました。
そのため、今日こそは勝ってほしいと思います。
今季最後の磐田との対戦となるため、今度こそ敗戦は避けたいところです。


私は、今日は埼玉スタジアムまで観に行きます。
埼玉スタジアムに行くのは、10月16日(土)の第26節・セレッソ大阪戦以来1ヶ月ぶりとなります。
今日も、スタジアムで一生懸命浦和を応援します
そして、浦和の勝利を期待したいです

可能な限り、Twitterの方に試合速報を入れる予定ですので、ご覧下さい。

J1第30節 浦和 vs 京都 レビュー

2010-11-16 15:30:00 | 浦和レッズ

遅くなりましたが、14日(日)に行われたJ1第30節・浦和レッズ vs 京都サンガF.C.のレビューをアップします。
この試合は、浦和のホーム・埼玉スタジアム2002で開催され、14:04キックオフでした。


前節、アウェーでサンフレッチェ広島に1-2で逆転負けを喫し、現在リーグ戦3連敗中の浦和は、今節は何としても勝利し、連敗を止めたいところでした。
しかし、浦和はMF梅崎司とFWエスクデロ・セルヒオに加え、先週はMF細貝萌が負傷離脱してしまい、再び台所事情が厳しくなってしまいました。

その浦和は、細貝の代わりにMF鈴木啓太が先発出場しました。
また、前節は累積警告で出場停止だったDF宇賀神友弥が左サイドバックで先発出場しました。
更に、2種登録選手のDF岡本拓也が2試合連続で右サイドバックで先発出場となり、DF平川忠亮はベンチスタートとなりました。
今週、チームの全体練習に合流したMFポンテもベンチ入りし、9月25日(土)の第24節・アルビレックス新潟戦以来の出場が期待されました。


前半は、この試合で敗れると来季のJ2降格が決まってしまう京都が、序盤から積極的に攻め込んで来ました。
しかし、最後のところで決め切ることができませんでした。
すると、浦和も徐々にチャンスを作れるようになりました。
そして、25分、FWサヌのシュートのこぼれ球をFWエジミウソンが押し込み、浦和が先制しました。
先制後は、浦和ペースで試合は進み、サヌやFW原口元気が積極的にシュートを打ちました。
しかし、京都・GK守田達弥の好セーブもあり、決めることはできませんでした。
前半は、1-0の浦和リードで折り返しました。

後半も、しばらくの間浦和ペースで進みました。
後半開始直後には、MF高橋峻希が2回続けて右サイドのドリブル突破からシュートを試みますが、2回とも惜しくもゴール左に外れてしまいました。
その後、京都にもCKなどからチャンスがありましたが、浦和の守備陣がこれを凌ぎました。
浦和は、63分に原口に代えてMF堀之内聖を、82分にサヌに代えてMFポンテを、90分にはMF柏木陽介に代えてMF濱田水輝を投入し、交代枠を積極的に使いました。
そして、後半ロスタイム、途中出場のポンテが素晴らしいゴールを決め、浦和が試合を決定付ける2点目を挙げました。
そして、そのまま試合終了となりました。
浦和は、連敗を3で止めました。


この試合で敗れた京都は、これで今季リーグ戦16位以下が確定し、4年ぶりのJ2降格が決まってしまいました。
京都は、今季は序盤から成績が振るわず、なかなか勝ち点を積み重ねることができませんでした。
7月25日(日)の第14節・川崎フロンターレ戦後には加藤久監督を解任し、秋田豊コーチを監督に昇格させ、チームの雰囲気を変えようと試みました。
しかし、その後もチーム状態は上向かず、秋田監督就任後もわずか1勝しか挙げることができず、今節、遂に降格が決まってしまいました。

京都は、主将の元日本代表・FW柳沢敦には既に戦力外通告を提示しています。
また、J2降格に伴うクラブ運営費削減により、外国籍選手などの高額年俸選手も放出することが予想されます。
秋田監督の来季続投についても、まだ白紙状態です。
そのため、来季はチームが大きく変わる可能性があります。
来季、上手くチームを作り直し、1年でJ1に復帰できるように頑張ってほしいと思います。

ちなみに、今節アウェイで清水エスパルスに0-5で敗れた湘南ベルマーレも16位以下が確定し、1年でのJ2降格が決まってしまいました。


浦和は、第31節はホームでのガンバ大阪戦です。
会場は埼玉スタジアム2002で、11月20日(土)14:00キックオフです。
G大阪は現在3位で、今季のリーグ優勝は難しいですが、リーグ戦3位以内に与えられる来季ACL出場権獲得の可能性は十分にあります。
そのため、次節も必死になって戦うことが予想されます。
しかし、浦和はホームであるため、頑張ってほしいと思います。

G大阪には、浦和は2008年シーズン以降、1勝もできていません。
今年の7月18日(日)の第13節にアウェイで対戦した際は、後半ロスタイムにCKからエジミウソンのゴールで追い付きながらも、直後に日本代表・MF遠藤保仁に決勝点を決められ、2-3で敗れてしまいました。
そのため、次節は絶対に勝ち、前回の借りを返すと共に、G大阪に対する苦手意識を払拭してほしいと思います。


第31節の前に、明日は第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦のジュビロ磐田戦が開催されます。
会場は埼玉スタジアム2002で、19:00キックオフです。

磐田は、今季のヤマザキナビスコカップで優勝を果たしたチームであり、現在チーム状態は非常に良いです。
リーグ戦では、第30節はアウェイでベガルタ仙台に0-3で敗れましたが、その前節までは8試合負け無しでした。

浦和は、今季、磐田とはリーグ戦で2回、ナビスコカップで1回対戦しましたが、リーグ戦では2回とも敗れ、ナビスコカップでは1-1で引き分けました。
明日は今季最後の磐田との対戦となるため、絶対に勝ってほしいと思います。

私は、明日は、埼玉スタジアムまで観に行きます。
明日は、スタジアムで一生懸命浦和を応援します。


J1第30節

2010年11月14日(日)14:04キックオフ 埼玉スタジアム

浦和レッズ 2-0(1-0、1-0) 京都サンガF.C.

【得点者】
25分 エジミウソン
90+2分 ポンテ

入場者数:32,398人


J1第30節 浦和 vs 京都 プレビュー

2010-11-14 10:00:00 | 浦和レッズ

今日は、J1第30節が開催されます。
浦和レッズは、ホームで京都サンガF.C.と対戦します。
会場は埼玉スタジアム2002で、14:04キックオフです。


前節、アウェーでサンフレッチェ広島に1-2で逆転負けを喫してしまった浦和は、現在リーグ戦3連敗中です。
今季リーグ戦3位以内に与えられる来季ACL出場権獲得は非常に困難な状況となってしまいました。

更に、浦和は最近また負傷者が増えてしまいました。
先週の練習中に負傷離脱してしまったMF梅崎司とFWエスクデロ・セルヒオに加え、今週に入り日本代表・MF細貝萌が離脱してしまいました。
そのため、台所事情は非常に厳しい状況です。

しかし、明日は、前節は累積警告により出場停止だったDF宇賀神友弥が復帰するため、先発出場する可能性があります。
また、9月25日(土)の第24節・アルビレックス新潟戦で負傷したMFポンテもベンチ入りが確実であり、途中出場する可能性があります。
そのため、彼らの活躍に期待したいと思います。


明日の対戦相手である京都は、今季は成績が振るわず、現在勝ち点16で17位と低迷しております。
明日の試合で敗れると今季16位以下が決まり、来季のJ2降格が決まってしまいます。
そのため、J2降格阻止のために、必死になって戦うことが予想されます。

また、前節のホームでの川崎フロンターレ戦は、敗れはしましたが3点取っているため、攻撃力は上がりつつあると言えます。
J1残留のために勝利が必要な京都は、明日も積極的に攻撃を仕掛けて来ることが予想されます。


浦和にとっては、明日も非常に難しい試合になると思います。
しかし、この悪い流れを断ち切るために、絶対に勝ってほしいと思います。
また、明日・11月14日は埼玉県民の日であるため、是非ともホームで勝ち、サポーターを喜ばせてほしいと思います。


私は、明日は観に行けませんが、もちろん、一生懸命浦和を応援します。