第46回全国社会人サッカー選手権大会が、16日(土)に開幕し、昨日まで行われました。
全国社会人サッカー選手権大会とは、地域リーグ以下に所属する社会人チームによって争われるセントラル開催方式のトーナメントで、次年度の国体のサッカー競技リハーサル大会の役割も含まれている大会です。
今年は、来年「おいでませ!山口国体」が開催される山口県で開催されました。
この大会は、ベスト4まで勝ち残った場合、5日連続で試合を行わなければならないため、日本一過酷なトーナメントとも呼ばれております。
そのため、選手達の体力や、選手層の厚さが結果を大きく左右する大会であると言えます。
また、この大会で4位以内に入ったチームで、全国地域サッカーリーグ決勝大会(通称:地域決勝)への出場権を獲得していないチームには、出場権が与えられます。
つまり、所属地域リーグで地域決勝への出場権を得られなかったチームにとっては、敗者復活戦の意味も持つ大会です。
そのため、優勝争いと共に、地域決勝の出場権を巡る争いも、この大会の大きな注目点となります。
昨日がその最終日であり、3位決定戦と決勝戦が行われました。
それぞれの試合結果は、以下の通りです。
【3位決定戦】
S.C.相模原 5-1 福島ユナイテッドFC
【決勝戦】
カマタマーレ讃岐 2-0 AC長野パルセイロ
この結果、最終順位は以下の通りとなりました。
1位 カマタマーレ讃岐
2位 AC長野パルセイロ
3位 S.C.相模原
4位 福島ユナイテッドFC
見事優勝したカマタマーレ讃岐は、四国勢初の全国社会人サッカー選手権大会制覇となりました。
カマタマーレ讃岐、おめでとうございます
1位のカマタマーレ讃岐と2位のAC長野パルセイロは所属地域リーグで優勝しているため、既に地域決勝への出場権を獲得しております。
また、3位のS.C.相模原(神奈川県リーグ1部所属)は、日本サッカー協会から「Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置(通称:飛び級制度)」の適用が認められたため、既に地域決勝への出場が決まっております。
そのため、4位の福島ユナイテッドFCの第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会への出場が決まりました。
今大会では、飛び級制度により地域決勝出場が決まっているS.C.相模原の実力が、全国の地域リーグの強豪レベルであることが証明されました。
S.C.相模原と、今大会で地域決勝出場権を獲得した福島ユナイテッドFCの、地域決勝での健闘を期待したいと思います。
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