Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

ガイナーレ鳥取 JFL優勝決定!

2010-10-25 14:51:59 | JFL
昨日、ガイナーレ鳥取の第12回JFL優勝が決定しました!

ガイナーレ鳥取、おめでとうございます!


昨日、ガイナーレ鳥取はホームのどらやきドラマチックパーク米子陸上競技場で栃木ウーヴァFCと対戦しました。
前日の試合で、2位のSAGAWA SHIGA FCがアウェイで横河武蔵野FCに1-2で敗れたため、鳥取は、この試合で勝利すれば優勝が決まる状況でした。

試合は8分、MF服部年宏のゴールにより鳥取が早々と先制しました。
前半は、1-0のまま折り返しました。

後半開始早々の48分、鳥取はMF鶴見聡貴のゴールで追加点を挙げました。
終了間際に、FW高橋駿太のゴールで栃木UFCに1点を返されてしまいますが、鳥取がリードを守り切り、試合終了となりました。


鳥取は、JFL・10年目のシーズンで初の優勝を達成しました
思い返してみれば、鳥取はJFL・1年目のシーズンはわずか2勝しか挙げることができず、最下位に終わりました。
そのチームが、10年で優勝できるチームになったことは、本当に見事だと思います。

5試合を残しての優勝決定は、1999年に新JFLが開幕して以来、最速となります
やはり、今年の鳥取の強さは驚異的なのだと思います。

鳥取は、現在は、鳥取市にあるとりぎんバードスタジアム(鳥取市営サッカ-場バ-ドスタジアム)をホームスタジアムとしております。
しかし、数年前までは、昨日の試合が行われた、米子市にあるどらやきドラマチックパーク米子陸上競技場(米子市営東山陸上競技場)がホームスタジアムでした。
そのため、鳥取にとって聖地とも言える場所で優勝を決めることができて、本当に良かったと思います。


後は、鳥取は無事にJリーグ入会が承認されることを祈っております。
そして、来年のJ2での健闘を期待したいと思います

ガイナーレ鳥取 JFL・4位以内が確定!

2010-10-03 23:26:22 | JFL
本日開催されたJFL後期第10節で、首位のガイナーレ鳥取がJリーグ入会条件の1つである今シーズンの4位以内を確定させました

今日勝てば自力で4位以内を確定できる鳥取は、ホームのとりぎんバードスタジアムにアルテ高崎を迎えました。
試合は、39分にMF吉野智行が挙げたゴールを守り、鳥取が1-0で勝利しました。
前節、アウェイでホンダロックと0-0で引き分けた鳥取は、今日は見事勝ち、ホームで4位以内を確定させました

ガイナーレ鳥取、おめでとうございます!


鳥取は、昨年、一昨年と5位で惜しくもJ2昇格を逃しておりましたが、今年、ようやく悲願が達成できそうです。
今シーズンの開幕前、鳥取はヴィタヤ・ラオハクル前監督がタイに帰国中、交通事故に遭ってしまい、急遽退任するという想定外の事態に直面しました。
しかし、クラブ側は昨シーズン途中から東京ヴェルディの監督を務めていた松田岳夫氏を新監督に迎えました。
また、元日本代表・MF服部年宏や栃木SCから加入したGK小針清允、ザスパ草津から加入したDF喜多靖と経験豊富なベテランを補強することに成功しました。
その補強が実を結び、今シーズンは序盤から首位を独走しました。
そして、7試合を残して4位以内を確定させました。
2年間辛い思いをして来た鳥取のサポーター達は、今日は非常に感慨深い思いにふけったことでしょう…。

これにより、鳥取は成績面でのJリーグ入会条件は満たしたことになります。
しかし、9月7日(火)にクラブ側が発表したJリーグ入会予備審査の結果では、Jリーグ側から「今年度の事業決算において、債務超過でないこと」「今シーズンの平均入場者数が3,000名以上であること」「5名以上のプロA契約選手を保有していること」「2種チームにB級以上のコーチライセンスを保有する者を置くこと」の4点を指摘されました。
この内、今シーズンの平均入場者数については、9月18日(土)に行われた後期第8節のSAGAWA SHIGA FC戦で9499人を動員したため、条件をクリアできる可能性が高くなりました。
他の条件については、クラブ側の努力に期待したいと思います。

鳥取が、来シーズンからJリーグに加盟できることを祈っております。


鳥取以外に、来シーズンからJリーグに入会する可能性があるクラブは、松本山雅FCのみです。
その松本は、今日、アウェイでSAGAWA SHIGA FCと対戦し、先制されながら1-2で逆転勝利を収めました。
これで、松本は5位に浮上しました。
4位・Honda FCとの勝ち点差は6であるため、4位以内に入れる可能性はまだ十分にあります。
最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。

JFL後期第10節 横河武蔵野FC vs FC琉球 観戦記

2010-10-03 22:00:00 | JFL
本日は、武蔵野市にある武蔵野市立陸上競技場まで、JFL後期第10節・横河武蔵野FC vs FC琉球の試合を観戦に行きました。
私は、琉球の試合を観戦するのは、昨年の後期第9節、町田市立陸上競技場で行われたFC町田ゼルビア戦以来だったため、楽しみにしておりました。
今シーズンの琉球は、前節終了時点で8位と昨シーズンまでと比べて奮闘しているため、その琉球がどのようなサッカーを展開しているのか、非常に興味深いものがありました。


試合は、前半は五分五分の状態でした。
両チームとも何度か良いチャンスがありましたが、決めきることができず、0-0のまま前半を折り返しました。

後半も、しばらくは前半と同じような状態で進行しました。
しかし、67分、コーナーキックから琉球が先制しました。
ゴール前に送られたボールを琉球が立て続けにシュートを試み、何度か武蔵野の守備陣に阻まれますが、最後はDF初田真也のシュートが見事にゴールに突き刺さりました。
先制することに成功した琉球は、その後、選手交代などで時間を使い、落ち着いて試合を進めました。
終了間際に、琉球に追加点かと思われる決定的なチャンスがありましたが、決めることができませんでした。
その直後には、武蔵野にも決定的なチャンスが訪れましたが、こちらも外してしまいました。
そして、そのまま試合終了となり、琉球の勝利となりました。


私は、琉球の試合の観戦は今日が4試合目でしたが、初めて勝った試合を観ることができました。
今日私が観た琉球は、今までに観た試合よりもパスが繋がり、攻撃も組み立てられていました。
やはり、今シーズンの琉球は、昨シーズンまでよりも進歩したのだと思いました。

今シーズンは琉球の試合を観戦する予定はもうありませんが、来シーズンも首都圏で行われる試合はなるべく観に行きたいと思います。
今後、琉球がどのようなチームになるのか非常に楽しみです。


第12回日本フットボールリーグ後期第10節

2010年10月3日(日)13:00キックオフ 武蔵野市立武蔵野陸上競技場

横河武蔵野FC 0-1(前半0-0) FC琉球

【得点者】
67分 初田真也(琉球)

入場者数:840人





他の写真をご覧になりたい方は、『フォト蔵』にアルバムを作成しましたので、そちらをご覧下さい。
2010.10.03(Sun) 横河武蔵野FC vs FC琉球 in 武蔵野

V・ファーレン長崎 Jリーグ入会予備審査不合格

2010-09-17 15:26:33 | JFL
16日(木)、JFLのV・ファーレン長崎は、Jリーグ入会予備審査の結果を発表しました。
その結果は、「Jリーグ基準を満たすスタジアムの確保」や「財務基盤の強化」など多くの課題が残されており、本年度においては「Jリーグ入会条件を満たされていない」と判断されました。
これにより、長崎の来シーズンからのJリーグ入会は、実質不可能となってしまいました。
先日、FC町田ゼルビアも不合格を通達されましたが、長崎も残念な結果となってしまいました…。

詳細は、以下のサイトをご覧下さい。
Jリーグ入会予備審査結果について(V・ファーレン長崎オフィシャルサイト)


長崎が指摘された課題について、1つずつ説明して行きます。

まず、1つ目の課題である「Jリーグ基準を満たすスタジアムの確保」について。
長崎は現在、諫早市の長崎県立総合運動公園陸上競技場と、長崎市の長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場をホームスタジアムとして使用しております。
しかし、この2つのスタジアムは、共にJリーグ基準を満たしておりません。
現在、2014年の長崎国体開催に合わせて、かきどまり陸上競技場の改修を行う計画がありますが、改修工事が完成するのが2013年3月の予定となっております。
そのため、長崎がJリーグに参入できるのは、早くても2013年シーズンからとなってしまいます。
そのため、クラブ側は現在、改修工事の前倒しを長崎市に要請しております。
スタジアムの問題は、Jリーグ参入のためには絶対に満たさなければならない条件であるため、早く解決の糸口を掴んでほしいと思います。

次に、「財務基盤の強化」について。
これには、資本金の問題と、ホームゲームでの入場料収入の問題の2つを指摘されました。
資本金の問題については、現在、長崎を運営している株式会社V・ファーレン長崎の資本金は45万円しかなく、これでは債務超過のリスクを常に背負いながらクラブを運営せざるを得ない厳しい環境となります。
クラブ側は、昨年から資本増強のために各方面にお願いをしており、また、クラブとしても個別に企業に出資を依頼するなどして、増資に向けた取り組みを行っております。
しかし、今後更に増資を図るための、クラブ側の努力が必要となります。
ホームゲームでの入場料収入の問題については、現在、長崎の運営はスポンサー企業からの協賛金によって大半が賄われており、Jリーグ側からその点は評価されたそうですが、入場料収入が低すぎることが指摘されました。
クラブ側の努力により、今シーズンは、昨シーズンと比較すれば入場料収入は増加しているそうです。
しかし、依然、他のJリーグ準加盟クラブと比較すると低い状況だそうです。
入場料収入は、安定的・継続的なクラブ運営のために必要であり、また、入場者が増加することにより地域密着も図ることができます。
そのため、この問題の解決にはクラブ・行政・市民・サポーターが一体になることが必要となります。

長崎は、Jリーグ参入のために数多くの問題が残されていますが、今後の展開に注目して行きたいと思います。
そして、来シーズンは、入会予備審査に合格できるように頑張ってほしいと思います。


この結果により、来シーズンからのJリーグ入会の可能性を残すのは、ガイナーレ鳥取と松本山雅FCのみとなってしまいました。
両クラブとも、まだ課題は残されていますが、それらの早期解決に向けて頑張ってほしいと思います。
そして、来シーズンからのJリーグ参入が果たせることを祈っております。

素晴らしいPVを見付けました!

2010-09-14 16:05:05 | JFL
日本のサッカーファンに誇れるPVです。
とても上手くできており、カッコいいです


ASIAN2 「wanna be a super star」 PV



この「wanna be a super star」は、長野県松本市出身のミクスチャーバンド・ASIAN2が、JFL・松本山雅FCのサポーターズソングとして制作した曲です。
9月12日(日)に、長野県限定でシングルが発売され、その日のオリコンデイリーシングルランキングで11位を獲得しました。
詳しくは、以下をご覧下さい。

JFL昇格を決めた夜、MATSUMOTO YAMAGA F.Cキャプテンの柿本選手が「山雅の曲作ってよ」と、ASIAN2リーダTATSUへ依頼。
この場では祝杯の席での会話程度であったが、同じ松本より頂きを目指す志に共感し楽曲の制作に入り「wanna be a super star」が生まれる。

TATSU曰く、松本・フットボール・ロックの3つの要素をテーマとして作った楽曲。

制作からレコーディングにおける全ての作業を松本で行う。

2010年3月21日、MATSUMOTO YAMAGA F.C.のホームであるアルウィンスタジアムで「wanna be a super star」が初披露。
その後、スタジアムやFM長野で楽曲を聴いたリスナーから、沢山の問い合わせが殺到。

ULTRAS MATSUMOTOのメンバーが、この曲「wanna be a super star」を日本中に届けたいと、アルウィンスタジアムとライブハウスで署名活動を行い、2ヶ月間で5136人の署名を集め、ASIAN2の所属するレコード会社avexにCDの発売を直訴をする。

そして2010年8月4日配信スタート。

2010年9月12日には「wanna be a super star」のCDと「ASIAN2&MATSUMOTO YAMAGA F.C.のダブルネーミングタオル」のセットが発売!!


(動画の解説文から引用)