KANTAROOO Blog

某てれび局のCGデザイナーを引退した かんたろの日々
心にわきおこる興味をお届けします。

しろいうさぎとくろいうさぎ

2005-04-10 | Book　
しろいうさぎとくろいうさぎ

作・絵／ガース・ウイリアムズ
訳／まつおかきょうこ
￥1,155

”しろいうさぎとくろいうさぎ”という本を知ってますか？
いつも仲良し　しろとくろのうさぎが、あるとき　いままで考えた事もなかった　悲しい気持ちやおどろいた気持ちになり
自分達のほんとの気持ちに気付きあうというお話です。

ガース・ウイリアムズの絵がとても好きです。
うさぎの柔らかい毛の表現　びっくりした顔　しょんぼりと悲しい顔
頭にかざるたんぽぽのやさしいふんわり感
色数はあんまり使ってませんが　水墨画のようなやわらかな趣きのある手法描かれています

ガース・ウイリアムズといえば他にも
”大草原の小さな家”シリーズの大判本の挿し絵を書いています。
（もともとこの小さな家シリーズのさし絵が好きななんですが）　

ほんとうの気持ちっていったいどんなものなんでしょうかね。
会社や学校などにいるときの自分が　ほんとの自分なんでしょうか？
ひとりの時に　ほんとの自分になれているんでしょうか？
そんなふうに自分の気持ちに気付く事ってあるんでしょうか？
当たり前が当たり前ではなくなる瞬間は　人生のうちでも時々やってきますが
それは絶望だったり　苦しみだったり　ほろ苦い思いでだったり、
しろいうさぎとくろいうさぎのように幸せに気付くばかりではない事も多いけど
人に合わせて、偽って、着飾って、気取って、醜くならずに　できるだけシンプルでわかりやすく
喜びも悲しみも自分の気持ちに正直に　ずっとずっともっていたいと思うのです。

↓こちらで購入できますよ
BOOKLOG しろいうさぎとくろいうさぎ

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4 コメント

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『しろいうさぎとくろいうさぎ』と、ほんとのきもち (本棚の魔女)
2005-04-17 22:34:13
kantaroooさん、はじめまして！

＜本棚から幸せの輪をひろげる＞本棚の魔女です。（^^）



『しろいうさぎとくろいうさぎ』、kantaroooさんの＜ほんとのきもち＞についての視点、とっても胸にしみとおりました。



>人に合わせて、偽って、着飾って、気取って、醜くならずに

>できるだけシンプルでわかりやすく

>喜びも悲しみも自分の気持ちに正直に

>ずっとずっともっていたいと思うのです



すごく、共感します。



ガース・ウィリアムズの絵本で、ほかにもこの『しろいうさぎ・・・』の姉妹版のようなものがいくつかでているのをご存知ですか？

＜魔法の本棚＞に紹介しておきましたので、よかったら遊びにきてくださいね。

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re:『しろいうさぎとくろいうさぎ』と、ほんとのきもち (かんたろ)
2005-04-18 01:33:11
本棚の魔女さん　はじめまして。

”しろいうさぎとくろいうさぎ”は　おいらが小さいころ　母に読んでもらった　大切な本です。

大きくなった今もかわらず　大切な本として持っています

ガース・ウィリアムズの本は”大きな森”シリーズ以外しりませんでした。

本棚の魔女さんのところで紹介されてるのを見て

本屋さんで探して買ってみようとおもっています。

こちらからもトラックバックさせていただきました。

今後もたのしい本を紹介してくださいね！
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Unknown (絵本好きママ)
2005-04-18 11:57:09
トラックバックありがとうございました！

なんだかブログもわからない事が多く・・お返事が遅くなってごめんなさい。。



図書館で気に入ってみつけたのですが、かんたろさんの所に遊びに来て、作者さんの事とかなんだかとても奥の深い絵本だったのだな～と感心させられてしまいました。

でも、いろいろな絵本を子供と見ていて、絵本だからこそグッとくるお話って結構あるんですよね～・・。



これからも、かんたろさんのお母さんの様に子供の心に残るようなお話、たくさん読んであげられるといいな☆と思います。

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Re:Unknown (かんたろ)
2005-04-19 00:36:09
絵本って　小さい時の心に触れるから　内容が凝縮されてるんですよね。

このあとどうなるんだろうとワクワクする感じとか。

そういう小さな積み重ねで　成長できるんですよね。

大好きな絵本がたくさん見つかるように　絵本好きママさんも一緒に楽しんで探してあげてくださいね



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