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「大阪駅前街宣」弾圧、がれき説明会弾圧、関電前弾圧、オキュパイ大飯弾圧などの救援について綴ります

佐賀駅前でのKさん逮捕について  ぱぉん

2013年06月30日 21時29分12秒 | 声明
<6月25日の佐賀駅前でのKさん逮捕についての抗議声明文>

6月25日、佐賀県警は佐賀駅前でKさんを逮捕した。市保護課職員への傷害容疑だという。

福岡市の保護課職員は、市民一人一人の生活を丁寧にケアすることが本来の職務であるところ、それを放棄した上、むしろKさんを追い詰める事態を自らが作った。
そして、Kさんとのやり取りの間にちょっとしたトラブルが生じたのを、「全治一週間のケガを負った」などと言い、警察に110番通報した。こうしてトラブルの翌日、Kさんは令状逮捕されている。

逮捕翌日には佐賀県警・福岡県警が連携して令状逮捕・居所を家宅捜索するなど、あらかじめ市と警察当局が連携していたのではないかとの憶測を呼んでも仕方のない捜査を行っている。

Kさんには持病があり、それに関して役所の職員との話し合いを行っていたところ、市職員が職務を放棄、民事不介入であるはずの警察を導入させて逮捕させるなど、Kさんへの人権侵害は甚だしく、絶対に許せるものではない。

そもそも行政とのやり取りに、佐賀県警・福岡県警などの警察権力は、お呼びでない。トラブル程度の事柄が発生したのをきっかけに、単に相談窓口である行政の保護課を、それも自身の事前要請を無視された状態で訪れていたKさんを翌日逮捕、家宅捜索までするなど、言語道断だ。

「全治一週間の暴行を加えられた」と市職員が110番通報をしたのなら、県警はなぜ翌日まで逮捕しなかったのか?市職員の言うことが本当に正しいのなら、現行犯逮捕して然るべきではないか?

また、警察自ら「住所不詳」としておきながら、逮捕翌日には自宅や関係者事務所などを捜索するなど、逮捕手続きが正当なものかどうかすら疑わしく、矛盾しか感じられない。

とんでもない人権侵害を行った市職員の言い分だけで、逮捕・勾留・家宅捜査までされるのは、市民への弾圧であるという以外にない。本来の職務を放棄した上、無関係の警察権力を介入させた市職員は、今すぐKさんに謝罪するべきだ。

勾留を決めた福岡地検・地裁にも、猛烈な抗議の意思を示しておく。

福岡県警は、持病を持つKさんを今すぐ釈放しなさい。そして誤った逮捕行為について猛省した上でKさんに謝罪し、逮捕事実を取り下げるよう、強く求めます。

2013年6月29日
ぱぉん、こと大山裕喜子 

※保釈中につき、担当弁護人からの発表です。


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