モナリザを母にしようプロジェクト

モナリザを聖なる母にしようという
プロジェクトを立ち上げました。

ヴェールを被ったフィレンツェの夫人が、ラ・ジョコンダと呼ばれるようになった背景 ※続きです。

2015-07-14 09:59:01 | 日記

その後の展開、、、


当時、メディチ家のお抱え芸術家だったヴァザーリは、多芸多才であった為、絵を描くだけでなく、文章を書くのもお手のものだった。


ヴァザーリは、メディチ家の依頼を受けて
「ルッネサンス芸術家列伝」の執筆にふみきる。


ヴァザーリは、自分が最も崇拝するミケランジェロに最大なる賛辞を送る文を述べつつも、ダ・ヴィンチを紹介する欄では、ダ・ヴィンチの作品を高く評価した。


そのなかで、ヴァザーリは「フランスのフォンテーヌブロー宮殿に飾られている人物は、ジョコンダ夫人がモデルである」ということを仄めかす文章を書いた。


(勿論、メディチ家の策略が裏にあったことは言うまでもない)


ヴェールを被ったフィレンツェの夫人が、
モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)と呼ばれるようになった背景の真実は、こんな感じではないだろうか?という具体的なイメージが沸き上がってきました。


これは、あくまでも私のイメージです。
確たる証拠がない妄想だと言われればそれまでですが、謎の微笑みのあの女性に、モナ・リザというタイトルが付けられた背景は、こうだったかもしれないという一つの可能性として考えられなくもない話だとは、思いませんか?


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