※以前書いたブログより転写
タイトル
「解説に違和感」
2013.04.28
以前、グリーで宇宙を舞う蝶というハンネだった頃、ある絵画の解説を読んで、おもいっきり違和感を感じたので、フェルメール絵画にあまり詳しくない人達を対象に、コミュニティ等を通じてアンケートをしたことがある。
「手紙を書く女と召使い」
解説は、愛人宛てに和解の内容の手紙を書いている、、、とあった。
具体的に、誰宛てにどのような内容の手紙を書いているかを連想してもらい、アンケートの集計をとった。
恋人または愛人への手紙だと感じた人達は、全体の5%にも満たなかった。
先入観なしに絵を観る人と、現実の解説の文章にかなりのギャップがあることを痛感した。
手紙を書く女と召使いの絵に限ったことではない、実際に素直な魂で観た我々が持つ感覚と、絵の解説文や作者である画家以外の人がつけたタイトルに違和感が生じる場合が多々あると思う。
既に何百年も前に死んでしまった画家達は、そのタイトルや解説文にクレームをつけたくても、もう死んでいるのだから、クレームのつけようがない、、、
特にフェルメールは、死後しばらくの間、忘れられたような存在の画家だったから、タイトルも淡々として深みがないし、解説文も誤解して書かれた内容が多いような気がする。
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