カネログ~日々もくもく~

カネモク社員が日々感じたことを“もくもく”っと綴っていきます。
あくまでも個人的お気楽ブログなので、どうぞあしからず!

節分=恵方巻

2010-02-03 | Weblog
節分に食べると縁起が良いとされる『恵方巻』は、近畿地方を中心とした風習であったが、関東地方でもすっかりおなじみになりました。

節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじりするのが習わしとされている。
商売繁盛や無病息災を願って七福神に因み、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、だし巻、うなぎ、でんぶ等、7種類の具を入れることで福を食べるという意味があるとする説もあるそうです。

さて、恵方巻の具にかかせない“かんぴょう”は実は、ユウガオだって知っていましたか?

詳しくは、R25コンビニ研究所より…

【カンピョウとユウガオは同じもの?】

助手:博士~。お昼にお餅はいい加減飽きました! おすし食べたい!

博士:一理あるな。キミ、おすし屋さんに電話しなさい。鉄砲巻きを忘れずにな。

助:鉄砲巻き? 何ですか?

博:カンピョウ巻きのことじゃよ。形が鉄砲の筒に似ておるじゃろ。

助:なるほど。カンピョウって…、海藻ですよね?

博:まったく…。ユウガオというウリ科の野菜じゃよ。この丸い実をテープのようにむいて干したものが、カンピョウになる。ユウガオの実を瓢と呼ぶことから、「干した瓢」ということで、「干瓢」と言うようになったんじゃろ。

助:え~! ユウガオって、てっきり花のことだと思ってました。

博:そう、初夏に白い花を咲かせるあの「夕顔」と同じじゃ。かの有名な『源氏物語』第四帖の題名にあるように、古くから栽培されてきたんじゃ。もっとも、平安時代には観賞用だったようじゃがな。カンピョウは、鎌倉時代には精進料理に、江戸時代にはその生産もぐっと盛んになり、巻きずしに入れられるようになった。江戸では「ノリ巻き」と呼ばれ、江戸前ずしの定番になったんじゃ。

助:へえ~。ところで現在では、すし以外にどう使われるんですか?

博:カンピョウ生産が日本一の栃木県では、お吸い物や煮物などに使う。低カロリーで食物繊維などが豊富なため、最近では健康食品としても注目されておるぞ。

助:カンピョウってできるヤツなんですね。ボクもあやかりたいです~。ようし、たくさん注文しちゃいますよ!

<参考資料>『たべもの起源事典』(岡田哲/東京堂出版)、『鮓・鮨・すし』(吉野昇雄/旭屋出版)


寿司とは関係のないポッキーやロールケーキなどの販売促進も見られる昨今ですが、今年2010年の恵方は西南西!
お好みの巻モノをかぶりついちゃいましょう!!


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