カネログ~日々もくもく~

カネモク社員が日々感じたことを“もくもく”っと綴っていきます。
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お金にまつわるトリビア!

2009-01-30 | Weblog
ギザ10って本当に価値がある!? 50円玉の穴は経費節減?

 昭和26年~33年に発行され(31年は未発行)、硬貨の縁がギザギザになっていることから通称“ギザ10”と呼ばれている10円玉。昭和33年のものは特に稀少価値が高いと言われているけど、本当はいくらで買い取ってくれるの? その他、お金にまつわる雑学を調べてみました。

 昔から、クラスに何人かはギザ10をやたらと集めている人がいましたよね。「これは価値があるからさ」と呪文のように聞かされ、勝手にそういうものだと思い込んできましたが、あまりに古すぎて自動販売機が受け入れてくれないというマイナスなイメージのニュースも…。実際のところ、いくらの価値があるのか、貨幣マニアの方に聞いてみました。


【ギザ10はお店に持っていっても買い取ってくれるところは少ないし、買い取ってくれたとしても額面通りじゃないですか。美品でも30~50円だと思います。昭和33年のものだけは発行枚数が少ないので、100円くらいですかね。でも、普通に流通しているもので美品はまずないですよ】

じゃあ、美品でないギザ10を集めている人は、全くの徒労に終わってしまうわけですね。切ない…。その他、昭和30~33年に発行された穴なし50円玉や、昭和24年~28年、32年~33年に発行された書体が楷書体の5円玉“フデ5”も価値が高いという噂を聞いたのですが。


【穴なし50円玉やフデ5も、美品でないと高い価値はつかないと思います。それよりも、現行貨幣の中で一番レアと言われるのが、昭和62年の50円玉ですね。これは美品であれば1万円くらいの価値がつくでしょう。安い硬貨は近年、発行数が減少しているので、もし手に入れたら綺麗な状態で保存しておくといいかもしれないですよ】


昭和62年ってけっこう最近じゃないですか? 確かに「価値のあるお金特集」や「ひょんな部屋/コイン情報「資料室」」みたいなサイトを見ると、近年は10円玉や500円玉以外は生産数が激減しているみたいですね。


【他に価値があるものとして挙げられるのは、鋳造過程でミスが生じてしまったにもかかわらず市場に流通してしまった“エラー銭”ですね。穴のずれた5円玉や50円玉、裁断ミスにより寸法通りに切られなかった“福耳紙幣”、裏表が同じデザインの貨幣など。ものによっては10万円以上の価値がつくこともあります。あとは、紙幣の札番号が連番だったり、ゾロ目だったりするものも縁起がよく、価値があるものとされています】


では、もしかしたら10万円くらいの価値に気づかずにスルーしてしまっている可能性もあるということですね…。なかなかお金の番号なんて見ることはなかったので、これからは忘れずにしっかりチェックしておきたいと思います。その他も、造幣局や貨幣博物館、国立印刷局のサイトなどを参考にしつつ、お金にまつわ雑学やトリビアを以下に挙げてみましたので、ご覧ください。


【1万円に隠された驚異的な技術!】
角度を変えると、画像の色や模様が変化して見える「ホログラム」、光に透かすと、すき入れられた3本の縦棒が見える「すき入れバーパターン」、お札を傾けると、表面左下に「10000」の文字が、裏面右上に「NIPPON」の文字が浮び上がる「潜像模様」、お札を傾けると、左右の余白部にピンク色を帯びたパール光沢のある半透明な模様が浮び上がる「パールインキ」、表の印章(日本銀行総裁印)に紫外線をあてるとオレンジ色に光るほか、地紋の一部が黄緑色に発光する「特殊発光インキ」など、数々の偽造防止技術が…。500円玉を下から傾けて見ると、「0」の間に「500」が浮かび上がる潜像加工も有名です。


【5円玉や50円玉に穴が開いているのは経費削減?】
「他の貨種と区別するため」や「偽造防止対策のため」などの理由が主ですが、その他に「原材料を節約するため」も大きな理由のひとつだとか。しかし、その後は、材料の価格以上に穴を開けるコストがかかるようになったため、節約の意味は失われるようになりました。ちなみに、500円玉や100円玉のギザギザも同じく「偽造防止対策のため」が主な理由とのこと。


【5円玉のデザインは民主主義の象徴!】
5円のデザインは、表面の稲穂が農業、水が水産業、歯車が工業と、当時の日本の主な産業を表しており、裏面の双葉は、第2次世界大戦が終わって新しく民主国家になった日本を象徴していると言われています。まさに平和へのメッセージが込められた硬貨なのです。お賽銭に使われるのもわかる気がしますね。


【他のお札より小さいお札がある?】
作られた当初はもちろん全てが同じ大きさですが、お札は天然繊維(みつまたやアバカパルプなど)を原料とした用紙を使用しているため、長い間使用したり、水に濡れたりするとわずかに縮むことがあるそうです。別に縮んだからと言って、使えなくなることはないので、ご安心ください。
(トレンドGyaO)


なるほどね~お金にもいろいろとあるんですね!?
子供の頃から、小銭を貯めてる貯金箱があるんですけど、もしかしたら貴重なコインがあるかも…ですね!

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