カネログ~日々もくもく~

カネモク社員が日々感じたことを“もくもく”っと綴っていきます。
あくまでも個人的お気楽ブログなので、どうぞあしからず!

熱闘甲子園

2008-08-08 | Weblog
阪神甲子園球場で開催されている“夏の甲子園” 第90回全国高校野球選手権記念大会は連日熱戦が続いている。

裏方として選手たちを支えるのがマネジャーも、96年の78回大会から男女を問わず記録員1人のベンチ入りが認められるようになり、1チームにつき計21人(選手18人と記録員1人、監督1人、責任教師1人)がベンチに入れる。

夏の甲子園に県代表として出場している木更津総合(東千葉)と千葉経大付(西千葉)はそろって2回戦進出を決め、選手たちは次の試合に向け調整に余念がない。普段とは違う環境でも練習に打ち込めるようにと、裏方として選手たちを支えるのがマネジャー。木更津総合は1人、千葉経大付は3人が選手たちと行動をともにしている。

詳しくは ベンチ裏 木更津総合と千葉経大付、マネジャー奮闘中

部員約60人の木更津総合を支えるのは3年の山口美波さん(18)。中学ではソフトボール部に所属。野球は「見るのもやるのも好き」で、マネジャーになるのが夢だった。しかし、「入ってみたら同学年は私だけ。心細くて何度もやめようと思った」。
校内でも人気の野球部。注目を浴びるだけに周囲の目が気になり、気分が沈むことも。そんな時、主将の佐伯隼士選手(3年)や山岡将士選手(同)が「おれたちが守るから、堂々としてていいよ」と声を掛けてくれた。「みんなからたくさんの元気をもらった。今度は私がパワーをあげなくちゃ」と話す。
甲子園入りしてからも、練習の給水や道具運び、アイシングの準備などに駆け回る。2日の初戦、初めて甲子園のベンチに座った。夢の舞台にスコアを付ける手が震えた。「あこがれの舞台を一瞬も見逃さないようにしたい。次の試合も楽しみ」と笑顔を見せた。

千葉経大付を支えるのは植草惟さん(17)、藤本茜さん(17)、高橋絵理奈さん(17)の3年生トリオ。3人とも大の野球ファンで、「高校に入ったら絶対に野球部のマネジャーになろう」と決めていた。
 「でも、実際入ってみると想像以上につらかった」と、口をそろえる。マネジャーといっても扱いは選手と変わらない。化粧は禁止、夏休みも遊びに行く時間はない。常に選手の動きを観察し、気を配る。
 飲み物の用意、スコア付け、掃除などに追われる毎日。「自由におしゃれしたり、遊びに行ける普通の女子高生に戻りたいと思うことが何度もあった」と振り返る。しかし、泥だらけで練習に励み、けがで苦しんでも甲子園を目指す選手を見て、「少しでも力になりたい」と思って3年間過ごしてきた。
 3人にとっては4回目の甲子園。交代でベンチに入る。「千葉経大付のマネジャーであることは自慢。選手たちには1試合でも多く勝ってほしい」と話す。(毎日新聞)

選手と役割は違うが、気持ちは同じ。マネジャーにとっても3年生最後の夏、甲子園の地で全力投球で戦っている。

最新の画像もっと見る