カネログ~日々もくもく~

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世界の不思議発見!!vol.2『地下神殿』

2008-10-28 | Weblog
首都圏地下深度50メートルに実在する世界最大級巨大施設「首都圏外郭放水路」の一部「調圧水槽」。
まるで、アテネにあるパルテノン神殿を彷佛させるため、通称「地下神殿」と呼ばれています。

首都圏外郭放水路は、埼玉県春日部市の国道16号直下・深度50mに建設中の世界最大級の地下放水路である。
江戸川と荒川に挟まれたこの埼玉県東部は、お皿の底のような低平地になっています。水がたまりやすい地形で、古くから台風や豪雨で多くの洪水被害を出してきました。その被害を解消するために作られた地下の治水施設が、この首都圏外郭放水路です。周辺の川の洪水は全長6.3kmのトンネルと、深さ60mもの立坑、巨大なプールのような調圧水槽などに流れ込むしくみとなっており、施設のほとんどが地下にあるということが大きな特徴。台風・大雨などによる中川、倉松川、大落古利根川等周辺河川の増水時、洪水を防ぐため流量容量を超えた水を貯留し、江戸川に排水する機能を持つ。

地下トンネルから流れ込む水の勢いを調整するための調圧水槽は、長さ177m、幅78mの広さがあり、59本の巨大なコンクリート柱(高さ約18m重さ約500トン)が林立している。洪水防止のみが目的の放水路である事から通常時は水を取り込まず空堀状態で、人も立ち入る事が可能な巨大な地下空間となっている。この巨大水槽内の空間に整然と太い柱が立ち並ぶ様は一種の荘厳さを感じさせ、あたかも地下神殿のような雰囲気を持つ。このため、特撮テレビ番組やCM、映画等の撮影に使用されることも多い。
なお、放水路施設の一部については、湛水時以外は一般の見学も可能となっている(要予約)。(Wikipedia)

洪水を取り込む直径30m、深さ60mにおよぶ5本の巨大立坑をはじめ、地中深く6.3kmにわたって走る直径10mの地底トンネル、重量500トンの柱が59本もそびえるマンモス水槽、そして、毎秒200tの水を排水する14000馬力タービンなど、そのすべてが想像を超えるスケール。
この巨大地下施設の内部に入ると神々しさを感じさせられる。
こんなものが首都圏の地下に実在するとは、まさに驚愕だ。

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