KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

月別マラソン最高記録(女子)

2016年07月26日 | 記録データ・ランキング
気持ちが盛り上がっているうちに、「女子篇」をアップしなくては。

日本の女子マラソンでも、同様のリストを作成してみた。


1月 2時間21分18秒 野口みずき (2003年大阪国際女子優勝)
2月 2時間23分56秒 尾崎好美  (2011年横浜国際女子優勝)
3月 2時間22分19秒 高橋尚子  (2000年名古屋国際女子優勝)
4月 2時間22分46秒 土佐礼子  (2002年ロンドン4位)☆
5月 2時間24分33秒 森本 友  (2006年ウイーン優勝)☆
6月 2時間34分59秒3 佐々木七恵 (1982年クライストチャーチ優勝)
7月 2時間26分40秒 堀江美里  (2016年ゴールドコースト優勝)
8月 2時間24分14秒 野口みずき (2003年パリ世界選手権2位)
9月 2時間19分12秒 野口みずき (2005年ベルリン優勝)☆
10月 2時間21分12秒 渋井陽子  (2002年シカゴ3位)
11月 2時間21分37秒 野口みずき (2007年東京国際女子優勝)
12月 2時間28分11秒 早川英里  (2004年ホノルル2位) 
※2時間21分47秒 高橋尚子  (1998年バンコクアジア大会優勝)片道コース


女子のサプライズは2月だろう。2011年には、横浜国際女子マラソンが2月に開催されて。そこでの優勝タイムがリストアップされたが、この月に開催される東京マラソンには、女子のトップクラスのランナーが出場していない。五輪や世界陸上の選考レースになっていないためである。女子にとっての東京マラソンが男子にとっての、別大や防府になっているような現状は、改革の余地があると思う。

そして、驚くのは野口みずきが、なんと4つも入っていること。彼女の全盛期のハイレベルの安定度は驚くべきである。8月のトップは男子同様に、パリの世界選手権だった。この年のバリは稀に見る冷夏だったわけだが、やはり8月の国際大会は、涼しいところでやるべきである。

12月のレースでは、酷暑多湿のバンコクでQちゃんが見せた驚異のハイペースレースを忘れられないが、現在のIAAF基準では、バンコクのコースは「参考記録」扱いとなる。それを除外すると、ホノルルマラソンの日本人最高記録となる早川の記録がランクインする。


そして、佐々木七恵さんの記録は、この時点での女子マラソンの日本最高記録であった。

女子のリストを作成して、野口みずきが不世出のランナーであることがよく分かった。


※ご指摘があり。一部リストを修正しました。

3 コメント

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野口みずきさんは「不世出のマラソンランナー」でしたね‼️ (がじゃっち@沖縄)
2016-07-25 10:14:49
1月最高記録は野口みずきさんが'03年の大阪国際でマークした2時間21分18秒で,現在でも「大会記録(女子限定のレースの日本記録)」として君臨している偉大な記録ですね‼️同年パリで開催された陸上の世界選手権で銀メダルを獲得した際にマークした「8月最高記録」の2時間24分14秒は同時にテレビ中継(TBS系)の平均視聴率(ビデオ・リサーチ社調べ・関東地区)30・1%は世界選手権中継の歴代最高視聴率として今でも残っています‼️9月最高記録の2時間19分12秒('05年ベルリン)は同時に現在でも破られていない日本記録で,11月最高記録の2時間21分37秒は東京国際女子マラソンの「不滅の大会記録」として不滅です‼️これだけでも野口さんの偉大さを痛感しますね‼️‼️‼️
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3月最高記録は… (がじゃっち@沖縄)
2016-07-25 10:34:16
2000年名古屋国際女子マラソン(シドニー五輪代表選手選考会)で高橋尚子さんがマークした2時間22分19秒ではないでしょうか…⁉️⁉️⁉️
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ご指摘ありがとうございました。 (かんちゃん)
2016-07-26 09:41:47
さっそく、訂正させてていただきました。
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