ふと気づいたことなのだが、男女の都道府県対抗駅伝において、社会人の選手が選手登録している陸協の所在地からではなく、出身地の代表としての出場を認めている「ふるさと選手」という制度が導入されたのは、各県の戦力の均衡を図ることで、大会運営を円滑にすることが目的のひとつだったのではあるまいか?
高校や実業団の強豪チームを抱える県と、そうではない県との実力格差が広がれば、先頭と最下位との差が広がり、繰り上 . . . 本文を読む
箱根駅伝のテレビ中継の視聴率が高い理由の一つは、ずばり、
「他に見るべき番組がない。」
というのもあると思う。来年の正月、2日か3日のちょうど正午頃にメイン・イベントを行い、テレビで生中継をする興行を行う格闘技団体はないだろうか?
「紅白を潰した、次は箱根を潰す!」
というわけで。昔、天龍源一郎がいた団体(名前ど忘れした。)が正月興行に「闘会始(たたかいはじめ)」と名づけていたのは、うまい、と . . . 本文を読む
バルセロナ五輪以降、日本の男子マラソンは五輪のメダルに手が届かなくなっているのに、女子はシドニー、アテネと2大会連続して金メダルを獲得することができた。なぜ、男女間でこのような差が生じたのか?
男子にあって、女子にないもの。もしくはその逆を考えていたらこの点に気づいた。
女子には、箱根駅伝がない。
'80年代の「マラソン・ブーム」を支えた、瀬古利彦さん、中山竹通さん、谷口浩美さんらが五輪 . . . 本文を読む
全国中継が始まってわずか20年足らずで箱根駅伝はすっかり、新年の恒例行事として定着した感がある。今年の復路(3日)のテレビ視聴率(関東地方)は、29.9%を記録したという。
これは、過去2番目の高視聴率だったという。ならば、ナンバー1はいつかと思えば、2年前の復路の31.5%。ご記憶だろうか?復路のエース区間と言われる9区で駒沢大の島村清孝が、トップを行く山梨学院大の清家健を捕らえて逆転したレー . . . 本文を読む
元旦早々、沈んだ気分になっていた。今どきの言葉で言うと、へこんでいた。
元旦の夜、痛風の発作が出て以来、控えめにしていたビールを多めに飲んで、8時には寝てしまった。
落ち込んでしまった最大の理由、それはニューイヤー駅伝での旭化成の予想外の不振である。
今年は優勝もあるかと思っていたが、過去最低の15位。それも、同じ九州の安川電機、九電工、三菱重工長崎にまで敗れるという大惨敗だった。
ちなみに . . . 本文を読む