KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

もう一つのマラソン大賞

2011年12月31日 | 日本マラソン大賞
今年の日本マラソン大賞、特別賞をもう一つ追加したい。本当の意味で、これは今年だからこその特別賞である。 ☆審査員特別賞 ランナーけい(小野寺恵) けいさんは、岩手県在住のランナーで、フルマラソンで2時間39分台の自己記録を持っていた方である。結婚して子供を持ち、仕事も趣味も家庭も充実していたに違いない彼を、7年前に病魔が襲った。医師の診断は化学物質過敏症。原因は職場での受動喫煙が原因だった . . . 本文を読む
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年末恒例!輝く日本マラソン大賞 第二部

2011年12月31日 | 日本マラソン大賞
さて、いよいよ「メイン」となる賞の発表である。 ☆努力賞 今井正人(トヨタ自動車九州) びわ湖6位 福岡4位 竹内健二(トヨタ自動車九州) 延岡優勝 アジア選手権3位 中里麗美(ダイハツ) 横浜2位 世界選手権10位 野尻あずさ(第一生命) ロンドン12位 世界選手権19位 順天堂大時代は、「山の神」と持て囃された今井だが、新たな山登りのスペシャリストが現われるや、「過去の人」にされてしまっ . . . 本文を読む
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年末恒例!輝く日本マラソン大賞 第一部

2011年12月30日 | 日本マラソン大賞
ちょうど今、テレビでは「日本レコード大賞」をやっているが、もはや「レコード」が死語と化している時代に、何の意味があるのだろう。この賞に興味がなくなったのはいつ頃からだろうか。たぶん、歌手のことを「アーチスト」などと呼ぶようになった頃からかもしれない。 かぐや姫の2000年の再結成コンサートのビデオをBGM代わりに、毎年恒例の「マラソン大賞」を発表していこう、と思う。今年もまた、マラソン大賞を選ぶ . . . 本文を読む
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2011福岡国際マラソン雑感 vol.2

2011年12月26日 | マラソン観戦記
今夏の世界選手権で川内優輝に先着した日本人は旭化成の堀端宏行と安川電機の中本健太郎、いずれも「駅伝育ち」の九州の実業団ランナーだった。僕にはそれが、「実業団ランナーの意地」に見えた。今回もまた、前田和浩と今井正人、九州の実業団ランナーが意地を見せるレースとなったかと思ったが、今井と前田、2人のペースが意外と上がらない。これはいけない。前田にとっては今年2月の別大毎日マラソンの二の舞になりそうな展開 . . . 本文を読む
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2011福岡国際マラソン雑感 vol.1

2011年12月10日 | マラソン観戦記
今年は「4年に一度の特別な年」の福岡国際マラソンだったのであるが、海外招待選手の顔ぶれを見て唖然とさせられた。昨年2位のドミトリー・サフロノフ(ロシア)に、6年前の優勝者であるドミトロ・バラノフスキー(ウクライナ)のような強豪はいた。しかし、現在、マラソン世界最強国であるケニアとエチオピアのランナーが一人もいなかった。五輪代表選考レースであるというのに。今夏の世界選手権のメダリストも上位入賞者もい . . . 本文を読む
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