KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

ココがヘンだよ“マラソン・ブーム”②~都市マラソンの本質

2010年03月30日 | マラソン時評
僕がランナーとしてのキャリアをスタートさせた時期は、ちょうど日本のサッカーのプロ化(Jリーグの開幕)と重なる。当時は、少しでも流れに遅れまいと(苦笑)サッカーについての雑誌記事や本を読みふけったが、最も面白かったのが佐山一郎氏の作品だった。その佐山氏は1992年に、それまで「Number」誌等に掲載したスポーツ・ノンフィクションを集めた「闘技場の人」を上梓した。 現在は、「サッカーコラムニスト」 . . . 本文を読む
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ココがヘンだよ“マラソン・ブーム”①

2010年03月24日 | マラソン時評
だいたい僕は世事に疎く、今どきの流行りモノについては決して詳しくないのだが、どうも伝え聞くところでは、今は空前の“マラソン・ブーム”であるらしい。 その発信源はというと、東京マラソンのようである。東京マラソンの定員3万人に対して、その10倍近い申し込みが集まるという事実が、 「走るなんて苦しいだけで何が楽しいの?」 と思ってらっしゃる方には理解不能の現象なのだろう。しかも、東京の中心部を走るため . . . 本文を読む
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2000年名古屋の思い出

2010年03月13日 | マラソン時評
1996年以後、僕は名古屋国際女子マラソンを生で見ていない。その前年、愛媛マラソンを初完走したのがきっかけで、当時通っていたスポーツジムで知り合った年長のランナーから、彼が所属しているクラブチームに勧誘されたのだ。そのチームの大きな年間行事の一つが、毎年、名古屋と同じ3月の第二日曜日に開催される駅伝大会だった。 県内の市町村が持ち回りで開催し、新聞社も主催に関わっているので、毎年大会数日前には出 . . . 本文を読む
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2010東京マラソン雑感~32000人の第1位がヒーローではないのか?

2010年03月07日 | マラソン観戦記
4回目の東京マラソン、今回初めて僕もエントリーしたのだが、抽選に漏れてしまった。1月31日の愛媛マラソンの後、1週間は筋肉痛と風邪で、身体を動かすのがやっとだったが、2週間後には練習を再開し、30km走が出来るまでに回復した。これなら、当選していたら愛媛よりもずっと楽しく走れていただろうにと思っていた。 28日は地元のイベントに参加していた。愛媛は好天気に恵まれた。打ち上げで酒を飲み、夕方に帰宅 . . . 本文を読む
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