★スパイラルスペース ひなたぼっこ★ ・ ・~あったかい学びの部屋~

 私、かんちゃんが日常生活に隠れている大切な宝物を探します。幸せになれる考え方、過ごし方を一緒に見つけましょ。

命はひとつ・・・

2012-08-03 15:02:42 | 宇宙の生態系★
この世の中に存在する生きとし生けるすべてのものの命はひとつ

何度となく口にしてきた言葉です。
そしてこの信念のもとに
独身時代のフリースクールの名前は
「ワンネス」
one…ひとつの と言う意味の
名詞形でoneness。


みんなつながっている

この言葉の方がもっとたくさん口にしているかもしれません。


口にはしてきたけれど、本当はよくわかっていませんでした
つながっていることはなんとなく、その通りって思えるのですが
「命はひとつ」を早く実感できるようになりたい…
そう強く思ってきました。

看護学校の講義の中でも
できればこのとても重要な「命はひとつ」を
伝えていきたい…
そう思ってはいたのですが、
やはり自分が理解できていないものを
学生さんたちに伝えることはできない…

講義の予習をするたびにこの思いはつきまとっていました。


今年の講義は五月に行われました。
その予習をしている時、
思いがけず、自分自身のこの課題をひも解いてくれるカギとなる
DVDに出会いました。

石川県のMRO北陸放送で2011.5.22に放送された特別番組「伝えたい~命をめぐる3つの物語~」の中で
山元加津子さんと言う人が出てきました。
ん?どこかで聞いたことのある名前…
そうか
フリースクールのスタッフをしていた頃、
山元さんの本に出会ったな~。
そう言えば
絵本の読み聞かせや語りをされているお母さんから
教えていただいたような…

やっぱりそうでした。
石川県で養護学校の先生をされていて、作家でもある山元加津子さんでした。
山元さんの元同僚の先生「宮田君(山本さん曰く)」が脳幹出血で倒れ、
体は動かすことはできず、
もちろん言葉も出ません。
初めは意思伝達は全くできない状態でした。
そんな彼のお世話を山元さんがされていたのです。
「宮田君」のご両親は入院中で、妹さんも出産直後で思うように動けず…
元同僚の山元さんが本当に身内以上にお世話をされているんです。
ずっとずっと声掛けをし、
意思を伝えられる手段を探し、
リハビリをし、
車いすに乗せて外まで連れて行き
お見舞いに来てくれた人には必ず介護の実践を一つ覚えて帰ってもらう…


本当に身内でもあそこまで献身的な介護ができる人がどのくらいいるだろうかと考えてしまいます。

彼女はサラッと言うんです。
「周りの人に家族でもないのに何でそこまでするの?って言われるんです。
きっと私は彼で、彼は私なんですよね。」って。


「これだ」と思いました。
命はひとつってまさにこの境地なんだろうなって。
それから山元さんの文献を読み漁りました。


だんだんと私の疑問がひも解かれていくような気がしました。


山元さんは三五館発行の「宇宙(そら)の約束 ~私はあなただったかも~」という著書の中でこう言っています。
「ところでなぜ、その大きな力である“神様”は、人間を、誰の助けも借りずに一人だけで生きていけるような完全な存在にしなかったのでしょうか。
それは、私は、大きな宇宙は何もかもすべてひっくるめて、全体でひとつの命だからじゃないかと思うのです。人だけでなく、自然や物や事柄などがお互いに補い合って、全体でひとつの命じゃないかと思うのです。・・・
出会った人間同士だけが補い合うというような狭い意味じゃなく、空間も時代も超えて、あらゆるものがひとつの命として、宇宙の設計図は組み立てられているのだと思うのです。」


空間も時代も超えてつながっている部分、これが山元さんの言う「原始脳」なのでしょうか。
ユングは「普遍的無意識」と言い、河合隼雄さんは「タマシイ」と呼んだ、霊性なる部分なのでしょうか。

この部分に触れると不思議な出会いや出来事の連鎖が起こるようになったり、
それに気づくようになったりするのかもしれません。
それが「共時性、シンクロシニティ」と呼ばれるものです。
不思議と思われる連鎖も実はこの部分でつながっているということの証なんだと思います。


今はやりの「原因と結果の法則」や「引き寄せの法則」もこの部分の原理原則に従った、
何の不思議もない法則のように思います。


真に「命はひとつ」が理解できている人は
「実のなる木」を描きなさい、と言われると
ひとつの大きな木にバナナ、りんご、みかん、ぶどう・・・さまざまな実がなっている絵を描くのだそうです。

私はまだまだこの境地にはなれませんが、
少しずつひも解かれていく「命はひとつ」を実感していきたいと思います






遺伝子にインプットされたプログラム

2012-04-18 12:44:50 | 宇宙の生態系★
ひとつ前の記事で
「ストレス レスは自分を退化させる」と言う話をしました。


先進国の不妊が増えている理由もどうやら関係しているようなんですね。
現代は「ストレス社会」と言われますが、
命の危機にさらされるようなストレスってほとんどないですよね。
昔のように戦争があり、いつ自分の命が亡くなるかわからない…
常にそういう危機感にさらされている人たちは
「なんとかして遺伝子を残そう」という本能(原始脳)が働くようです。
無意識のうちに。


これが動物(人間)としての遺伝子にインプットされたプログラムなのでしょう。
これが有名な心理学者ユングの言うところの「普遍的無意識」。
また別の人は「原始脳」と呼びます。


生まれてから育つ間に死んでしまう確率の高い動物は一度にたくさんの子どもを産みます。
それに対して生存率の高い動物は一度に産む子どもの数も少ない。

また、子どもの間に死ぬ確率の高い動物は大人に近い状態までお母さんのおなかの中にいます。
例えば、馬などの出産の様子を見ると、生まれて数時間で自力で立ち上がります。
人間では考えられません。
人間の場合は歩き出すのに数年はかかります。
このように敵に襲われる危険の高い動物はできるだけ大人に近い形で生まれてくる…


これらは自然の法則なのでしょう。
地球の生物たちを絶えさせないための
種の保存のための
大いなるものの計らい。智慧。
そんな気がします。

刻一刻と変化し続ける私たち。

2010-05-26 07:39:19 | 宇宙の生態系★
この二日ほどの間に
かつての教え子三人に大きな変化があったことを知りました。

一人目は「メルアド変更のお知らせ」で、結婚したたことを知りました。
二人目はまたまた「メルアド変更のお知らせ」で、こちらは離婚したことを知りました。
三人目は二人目の子とのメールのやり取りで、妊娠していることを知りました。

この二日で「え~~~」という出来事がいろいろ判明してびっくりです 

周りの状況や環境はどんどん変化しますね~。
形あるものは常に形を変えながら、変化し続ける…
これは宇宙の法則なんですね。

どんなに今の形態にしがみつこうとしても、ずっとこの同じ状態が続くということはあり得ない…。



当たり前のことなんですが、忘れがち。


悪い状況にいるときも、いい状況にあるときも
この状況、状態がずっと続くんじゃないかと思ってしまう…。

悪い状態にあるとき、この状態がずっと限りなく続くんじゃないかと思うからしんどくなって気持ちが折れてしまうんですね。この状態もいつかは形を変える、形が変わるような何か原因作り、アクションを起こせば当然変化が起こるんですよね。

いい状態が続いているとき、有頂天になっていい気になりがちです。謙虚さを忘れ、傲慢になり、苦しんでいる人に優しくない…、そんなまんまで限りなくいい状態が続くはずがありません。

この世の中、ちゃんとバランスをとりながら変化するんですね~


「地球は輝いていた!」

2010-05-20 10:23:16 | 宇宙の生態系★
今日のはなまるカフェのゲストは宇宙飛行士の山崎直子さんでした。
先日、山崎さんが初めて宇宙に行かれたとき、宇宙から見た地球に感動されたそうです。

今までも宇宙飛行士の方たちの名言
「地球は青かった!」
という言葉がありますが、

山崎さんは
「こんな黒があるのかというほどの真っ黒の宇宙の中に地球だけが光り輝いているんです。そのコントラストがとってもきれいだった。」
とおっしゃっていました。

うわ~
壮大なスケールの中、
真っ暗な中に青く光り輝いている地球・・・
「瑠璃色の地球」という表現もありますが、
どんなに美しいんだろうか~

この美しい地球が、
怒り狂って、真っ黒や真っ赤にならないように…。

満開の桜と命のエネルギー

2010-04-06 08:49:44 | 宇宙の生態系★
今年は桜の花がとってもきれいですね 
ちょうど満開の時期に穏やかなお天気が続いて
お花も長持ちしてくれています。
本当にきれい  と思えます。

というのは数年前、この桜が満開になる季節、
しんどく感じていた時期がありました 
きれいなんだけど…
「これでもか!」って言うくらいに咲き乱れる花々を見ると
自分の生命エネルギーが吸い取られていくような
そんな感じがしていました。

今思うと、
自分の命のエネルギーが相当弱っていたんだなと思います 

もし、このお花が咲き乱れる時期~新緑が芽吹く時期に
植物の息吹に圧倒されてしんどく感じる人がいらしたら、
「あ~、今はちょっと弱ってるときなんだな。」
 って、自分を「よしよし」っていたわってあげてください 

けど「よしよし」ってだらだらゴロゴロすると、なおさらしんどくなるかも。
ひっそりと咲いている花の間や穏やかな日差しの道をのんびり歩くといいと思います 
水筒にコーヒーでも入れて 

  太陽さん や お花、風
  すべての自然からエネルギーをもらって、
  少しずつ自分のエネルギーを充電していきます

  もう一つは誰かのために何かをする、
  自分のためではなく、人のために何かをすると
  不思議と自分のエネルギーが満ち溢れてきます。
  人のためにエネルギーを使ったから、
  エネルギーが枯渇するってことはありえないような気がします。
  人のために使えば使うほど、
  自分のエネルギーは満たされて、充実してくるようなそんな気がします。

これは宇宙エネルギーの法則かもしれない…

p.s.写真にメジロがとまっているの、わかりますか?

岩から木が!!

2010-02-28 15:29:35 | 宇宙の生態系★
この写真でわかるでしょうか?
木が生えているのは…岩石。
土砂崩れか何かで山の地層が顔を出していました。
崩れたおかげで木の根っこの半分以上が宙に浮いた状態に。

こんな状態でも木は力強く、思いっきり根を張って、踏ん張って生きています。

こういう姿を見ると、
なんだか凄い感動を覚えます。

生命エネルギーのやりとり

2010-01-21 13:33:25 | 宇宙の生態系★
さっき(「家の中が…ちょっと変!?」)の続きですが…

生命エネルギーが吸い取られてる感じがするって書きました
そのことで思い当たる節が…

年末~年始にかけて、
うちの主人の実家からやご近所の方やいろいろなところから
たくさんの野菜などをいただきました  
それが、この2~3週間ほど、私がかぜをひいているために
なかなか使い切れずに
放置した状態になっているんです 

冷蔵庫の中にも古くなった食べ物がたまっていき…

生きている食べ物を粗末にして腐らせてしまうってことは
命のエネルギーを弱らせて、吸い上げているってこと。

これが住んでいる人や植物にも影響を与えるような気がするんです。
命を無駄にしたものはそのものの命のエネルギーも弱るのかなぁ?

野菜の命をありがたくもらって、全部きれいに体内にいただくと、
野菜のエネルギーをもらって、元気になる…

エネルギーのやりとりっていうか、法則がここにあるような気がします 

“知識”や“過去”にしがみつきすぎた人類への警告?!

2009-12-02 09:59:04 | 宇宙の生態系★
「アルツハイマー」「若年性アルツハイマー」
「痴呆症」「若年性痴呆症」
「認知症」「若年性認知症」・・・

ここ数年、これらの病名をよく耳にします 
自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんがそういう年代になっているということもあると思います。
昔もアルツハイマーなどにかかっていたお年寄りはいたと思います。
が、お年寄りの人数が増え、アルツハイマーなどの患者さんが増えたことは確かでしょう。

ところが、それだけでもないようです。
ここ数年、このような記憶障害をテーマにした映画も立て続けに放映されていますよね。
若年性のものも含めて、これほど記憶障害が多いのは、今の時代だから


記憶障害…
一緒に暮らす家族もまいってしまうくらい、本当に大変だと思います 
自分が今したことも覚えていない…
次から次へと忘れていくから決め事もできない…
どこへ行くか、どんな行動を起こすか、まったくわからない…
伴侶や子どもの名前も顔も忘れ、自分が誰かさえわからなくなる…

周りの人たちも本人も大変だし辛いし悲しい~
それでも死ぬまでは生きていかなければなりません。
何でこんな辛い病気が増えるんだろう~

  
              
  自分が何者であるか、生きるのにそんなことは関係ない。
  過去の自分が何をして、どんな思いでいたか、そんなことは生きるのに関係ない。
  大事なのは、今の自分。
  一瞬一瞬、善意をもって善行を積み重ねるだけ。

  どれだけ知識を詰め込んだか、物知りかなんてことは、生きるのにどうでもいい。
  知りたければ調べればいい。
  今やこの世の中にはインターネットなる膨大な量の情報が瞬時に手に入るのだから。
              

知識や過去の自分にしがみいて、知識や過去によりかかって今の自分を満足させている、
そんな現代人、人類に メッセージを送っている、警鐘を鳴らされているような気がしてなりません。
記憶障害という形で。




マングローブの美しき自己犠牲。。。

2009-09-17 10:25:45 | 宇宙の生態系★
奄美大島にはマングローブが生息しています。
マングローブの原生林の横をカヌーで川くだり。

すぐ横はこんもりと茂ったマングローブの原生林。
面白いことに、手前のマングローブは背が低いんです。
これは年数がたってないわけではなく、
何年たっても手前のマングローブは背が低いままなんだそうです。
  な~んでかッ
奥のマングローブに日が当たるように、手前のマングローブはある高さまでしか大きくならないのだそうです。それ以上は葉っぱが伸びようとしても不思議と枯れて落ちるのだそうです。
自分が手前のマングローブだなんてなんでわかるんだろう???


そしてマングローブの木の枝にはだいたい一枚だけ、黄色く枯れた葉っぱがあります。
マングローブは海水と真水のあるバランスの取れた場所にしか生息できないそうなんですが、塩水はやはり木を枯らしてしまう…
で、塩分は一枚の葉っぱだけに溜めて、他の葉っぱと木全体には塩分が回らないようにするのだそうです。


   なんだか凄い 自己犠牲ですよね。
奥の木に日が当たるように自分は大きくならないように…とか
自分一枚の葉だけに塩分を溜め込んで枯れることで、他の葉っぱを救う…

この美しい自己犠牲をなんということなく淡々と成しているマングローブ。
これが大自然、宇宙の姿なんですね。

人間も宇宙の一部なんだから、本来こうあるべきなのでしょうね。


観葉植物オーガスタの護身術

2009-08-12 19:27:33 | 宇宙の生態系★
観葉植物のオーガスタ 
バナナの仲間のようで、大きな長い葉っぱが特徴です。
結婚した当初から我が家にあったので、
今ではずいぶん大きくなっています。
バナナの仲間ということは
南国の植物 

寒さに弱く、暑さに強い植物のようです。
なので、冬の間は部屋の中に入れていますが、
今の季節は外の炎天下に置いています 

今日、始めて気がついたのですが 

夕方外に出てみると…
あの大きな葉っぱが
クルンと内側に巻いているんです。

??? なんで 

どうやら、あまりに太陽の熱が強いときには
葉っぱを内側に巻いて、
葉っぱ全体が焼けるのを防ぐんですね~。

びっくりです 
植物でも自然に自分の身を護るようにできてるんですね。
ちゃんと種の保存のDNAが組み込まれてる~。

でも…
人間みたいに必要以上の保身はしない…だよね~