あるニュースが、韓国業界の話題として取り扱われている。
ある映画会社の代表が、投資案件が順調に進まない事の心身的な不安から、自宅で自ら命を絶ってしまったという・・・
バイン映画社 チョ・ジンマン代表(享年42歳)
最近の話題作映画「恋愛、その堪えがたい軽さ」を制作プロデュース。
◆チヨ・ジンマン氏
1990年中盤、イ・ビョンホン、 イ・ジョンジェ、 チャン・ジニョンなどの所属する芸能企画会社、プレイヤーエンターティメントの設立を機に、エンターティメント事業に足を踏み入れた。
遺族である実の弟も、有名企画会社の代表として活躍だ。
チョ氏は、映画会社クップレイャーエンターティメントで昨年、映画[恋愛、その耐えがたい軽さ]の制作代表者として活躍した。
今年初めには、映画会社パインを設立し、新作映画『宿命』の企画に参加した。
映画「恋愛の耐えられない軽さ」(他 日本語翻訳題)
(ひと目で魂を打ち抜かれた男を果敢に追いかける、セクシーなルームサロンの店員チャン・ジニョンと、恋人がいながら妖艶にアタックしてくるチャン・ジニョンを拒むことができない、優柔不断なキム・スンウの恋愛を描いた映画)
>自殺理由は、まだ正確に発表されてはいない。バイン映画社の側近は「チョ・ジンマン代表の死に対して、特別話すことはない。家で亡くなったことは、事実である。あまり死に対して注目させたくない」と語っている。
現在済州島でのロケも順調にこなし、期待されている映画 出演ソン・スンホン/クォン・サンウ「宿命」(キム・ヘゴン監督)の企画も手掛けていたという。
映画業界は、ヒット作を生み出さなければならず、浮き沈みが激しく半端な気持ちでの参入はリスクが大き過ぎるのである。
この事は、世界の映画会社に共通して言えることでもある。
エンタメ大国の 日本・アメリカでさえ例外ではないのだ。
お隣の韓国のエンタメ業界は、今大きな過渡期に来ていると感じられる。
以前にもお伝えしている韓米間FTA協定の映像業界への影響。
韓流ドラマ等の、数字で現れるアジア圏での衰退。
スターを基軸とした映画・ドラマの失敗。
2~3年前では、考えられなかった諸問題が、現実に表面化している。
これは、韓国コンテンツマーケットの縮小以外何者でもない。
映画製作は、繊細な精神の持ち主では参入してはならない過酷な賭博ビジネスであることは、今更言うまでもない。
今回自殺報道されているバイン映画社のチョ・ジンマン代表は、新規参入をしたまでは良かったのであるが・・・少しの不安要素が、
大きく圧し掛かり精神的に自滅してしまったのであろう・・・・。
参考までに、日本での自殺者数の記事を紹介する。
年間3万人・・不謹慎だが、スターイベントの大箱会場の人々が・・毎年 自ら命を絶っているのである。
最近うつ病などが、TVや雑誌に取り上げられている事が目に付く・・
自殺者の9割近くが、精神的な病を持っていたという。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~自殺者数が3万人の大台を超えた
(自殺者の9割以上に何らかの精神障害)~
自殺者数が3万人の大台を超えた1998年は、金融不安が社会を覆っていた時だった。その後、景気が回復しても、高止まりは続き、厚生労働省の統計によると、昨年は8月までは毎月、前年同月を下回っていたのに、9~11月は3か月連続で上回った。「好景気で自殺が減るかと期待したが、思うようにはいかない」。自殺総合対策大綱の策定にかかわる内閣府の担当者はそう嘆いた。
過労死弁護団全国連絡会議代表幹事の松丸正弁護士は、「どの会社も派遣社員やアルバイトを多く雇い、その分、少ない正社員の負担が重くなっている。現場を任される20~30歳代の社員の責任や業務量が増え、労働環境はむしろ悪化した」と指摘している。
自殺者の9割以上に何らかの精神障害があったが、適切な治療を受けていた人はごく少数―という調査報告
2007年5月21日 読売WEBニュースから
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何か暗い話しになってしまったが・・・自殺する人の原因は、自覚をも通り過ごしてしまう<精神力の衰弱>である。
この精神衰弱のスパイラルに、他人事と思われていた自殺へと・・自分に降りかかるかもしれないのである。
今回、自殺したバイン映画社のチョ・ジンマン代表の冥福を祈りたい。
>反対にこの業界には、どん底から這い上がり・・また沈み・・また夢を見る・・こんなサイクルで人生を乗り切っている<精神的な強者>は、存在する。
韓国業界にもどん底から、這い上がり・・現在の成功を謳歌している人も少なからず存在する。
よくある・・最後の勝負に出た作品が、大ヒットし一世風靡する映画製作会社である。
細かくは、お話し出来ないが、作品名としてご紹介^^。
経済的に瀬戸際に追い詰められた映画会社の、逆転大ホームラン。
日本を除くアジア圏でも大HITした映画「花嫁はギャングスター」
最後の賭けに出た。当時 話題を独占した「グエムル」
これがHITしなければ・・この業界には残れない。
最後の賭けに出た「グエムル」製作者のチェ・ヨンベ氏。
製作者としても内外の数々の映画賞で受賞される。
>「グエムル」繋がりで、ソウルで1ヵ月前に聞いたプチ噂話をひとつ・・「グエムル」を監督した日本でも人気があるポン・ジュノ監督は、長年連れ添ったパートナーと離婚し、多額の慰謝料を支払ったという。
その離婚の原因は、「グエムル」で出演し、日本では映画「リンダ リンダ リンダ」でお馴染みで、ポン・ジュノ ファミリーでもある・・
ペ・ドゥナとの浮気が原因だそうだ。
ーどんな角度であろうが、この業界での成功は、
天国と地獄の両面を見ることが出来るのである^^。ー
ある映画会社の代表が、投資案件が順調に進まない事の心身的な不安から、自宅で自ら命を絶ってしまったという・・・
バイン映画社 チョ・ジンマン代表(享年42歳)
最近の話題作映画「恋愛、その堪えがたい軽さ」を制作プロデュース。
◆チヨ・ジンマン氏
1990年中盤、イ・ビョンホン、 イ・ジョンジェ、 チャン・ジニョンなどの所属する芸能企画会社、プレイヤーエンターティメントの設立を機に、エンターティメント事業に足を踏み入れた。
遺族である実の弟も、有名企画会社の代表として活躍だ。
チョ氏は、映画会社クップレイャーエンターティメントで昨年、映画[恋愛、その耐えがたい軽さ]の制作代表者として活躍した。
今年初めには、映画会社パインを設立し、新作映画『宿命』の企画に参加した。
映画「恋愛の耐えられない軽さ」(他 日本語翻訳題)
(ひと目で魂を打ち抜かれた男を果敢に追いかける、セクシーなルームサロンの店員チャン・ジニョンと、恋人がいながら妖艶にアタックしてくるチャン・ジニョンを拒むことができない、優柔不断なキム・スンウの恋愛を描いた映画)
>自殺理由は、まだ正確に発表されてはいない。バイン映画社の側近は「チョ・ジンマン代表の死に対して、特別話すことはない。家で亡くなったことは、事実である。あまり死に対して注目させたくない」と語っている。
現在済州島でのロケも順調にこなし、期待されている映画 出演ソン・スンホン/クォン・サンウ「宿命」(キム・ヘゴン監督)の企画も手掛けていたという。
映画業界は、ヒット作を生み出さなければならず、浮き沈みが激しく半端な気持ちでの参入はリスクが大き過ぎるのである。
この事は、世界の映画会社に共通して言えることでもある。
エンタメ大国の 日本・アメリカでさえ例外ではないのだ。
お隣の韓国のエンタメ業界は、今大きな過渡期に来ていると感じられる。
以前にもお伝えしている韓米間FTA協定の映像業界への影響。
韓流ドラマ等の、数字で現れるアジア圏での衰退。
スターを基軸とした映画・ドラマの失敗。
2~3年前では、考えられなかった諸問題が、現実に表面化している。
これは、韓国コンテンツマーケットの縮小以外何者でもない。
映画製作は、繊細な精神の持ち主では参入してはならない過酷な賭博ビジネスであることは、今更言うまでもない。
今回自殺報道されているバイン映画社のチョ・ジンマン代表は、新規参入をしたまでは良かったのであるが・・・少しの不安要素が、
大きく圧し掛かり精神的に自滅してしまったのであろう・・・・。
参考までに、日本での自殺者数の記事を紹介する。
年間3万人・・不謹慎だが、スターイベントの大箱会場の人々が・・毎年 自ら命を絶っているのである。
最近うつ病などが、TVや雑誌に取り上げられている事が目に付く・・
自殺者の9割近くが、精神的な病を持っていたという。
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~自殺者数が3万人の大台を超えた
(自殺者の9割以上に何らかの精神障害)~
自殺者数が3万人の大台を超えた1998年は、金融不安が社会を覆っていた時だった。その後、景気が回復しても、高止まりは続き、厚生労働省の統計によると、昨年は8月までは毎月、前年同月を下回っていたのに、9~11月は3か月連続で上回った。「好景気で自殺が減るかと期待したが、思うようにはいかない」。自殺総合対策大綱の策定にかかわる内閣府の担当者はそう嘆いた。
過労死弁護団全国連絡会議代表幹事の松丸正弁護士は、「どの会社も派遣社員やアルバイトを多く雇い、その分、少ない正社員の負担が重くなっている。現場を任される20~30歳代の社員の責任や業務量が増え、労働環境はむしろ悪化した」と指摘している。
自殺者の9割以上に何らかの精神障害があったが、適切な治療を受けていた人はごく少数―という調査報告
2007年5月21日 読売WEBニュースから
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何か暗い話しになってしまったが・・・自殺する人の原因は、自覚をも通り過ごしてしまう<精神力の衰弱>である。
この精神衰弱のスパイラルに、他人事と思われていた自殺へと・・自分に降りかかるかもしれないのである。
今回、自殺したバイン映画社のチョ・ジンマン代表の冥福を祈りたい。
>反対にこの業界には、どん底から這い上がり・・また沈み・・また夢を見る・・こんなサイクルで人生を乗り切っている<精神的な強者>は、存在する。
韓国業界にもどん底から、這い上がり・・現在の成功を謳歌している人も少なからず存在する。
よくある・・最後の勝負に出た作品が、大ヒットし一世風靡する映画製作会社である。
細かくは、お話し出来ないが、作品名としてご紹介^^。
経済的に瀬戸際に追い詰められた映画会社の、逆転大ホームラン。
日本を除くアジア圏でも大HITした映画「花嫁はギャングスター」
最後の賭けに出た。当時 話題を独占した「グエムル」
これがHITしなければ・・この業界には残れない。
最後の賭けに出た「グエムル」製作者のチェ・ヨンベ氏。
製作者としても内外の数々の映画賞で受賞される。
>「グエムル」繋がりで、ソウルで1ヵ月前に聞いたプチ噂話をひとつ・・「グエムル」を監督した日本でも人気があるポン・ジュノ監督は、長年連れ添ったパートナーと離婚し、多額の慰謝料を支払ったという。
その離婚の原因は、「グエムル」で出演し、日本では映画「リンダ リンダ リンダ」でお馴染みで、ポン・ジュノ ファミリーでもある・・
ペ・ドゥナとの浮気が原因だそうだ。
ーどんな角度であろうが、この業界での成功は、
天国と地獄の両面を見ることが出来るのである^^。ー