(☝川西池田駅前のイルミネーション)
今日は義妹(夫の妹)の家に行っていた。
義理とはいえ、きょうだいだから、会いたくないとは言っていられない?
夫は行かないというので、私一人で行ってきた。
案の定、まくしたてられた。
いかに私たち夫婦が行き届かない夫婦であるかと醜い(?)顔をして言い募った。
実は、私は、場合によっては、お正月に、
未亡人になって寂しいであろう義妹を招待しようかと思って行ったのだが、
とても言える雰囲気ではなかった。
義妹は、私たちの子供たちにも、ずいぶん私たち夫婦の悪口を言っているようだ。
あれをしてくれなかった、これをしてくれなかったと、
まあこれだけ文句が言えるものだというくらい要求された。
それだけ私たちに対する期待値が高いということだと思うが、
しかし、言われるほうは、当たり前だが、気分のいいものではない。
が、3月にその連れ合いを亡くしてから、義妹には溜まりに溜まったものがあったのだろう。
なかなか私を帰そうとしない。
結局、お葬式は、
義妹とその二人の子と比較的仲良くしている義弟さんの次兄の奥さんの4人で、
ささやかに営んだらしい。
義弟さんの長兄の奥さんは、義妹の家と背中合わせだが、
亡くなったことすら知らせなかったと言っていた。
で、私が一番気になっていたのは、義弟さんの死因であったが、
まだ73歳になりたての年齢というのに認知症だったそう。
え、6年前の義母のお葬式のときなど、そんなふうには全然見えなかったのに・・・。
義弟さんは一流国立大学を出て、某国立大学にお勤めする国家公務員であられた。
そんな頭のいい人でも認知症になる?
意外だった。
最後は、義妹のことも分からなくなっていたというから、また驚いた。
いったいどうしてと思うのだが、
私が一つ想像できるのは、この義弟さんも、定年退職後、鬱病を患われていたから、
その時に悪い薬でも処方されたのではなかろうか。
私は精神薬の被害者であるから、精神薬のいい加減さはよくわかっている。
ひょっとすると、義弟さんは、
被害に遭ったのに、それがわからないまま亡くなられたのはないか。
あんなものは飲むべきものではない。
まあ、本当に義弟さんがそうであったかどうかは定かではないけれども。
というわけで、義妹には、一方的に文句を言われたが、
しかし、
義妹も寂しいのだと思った。
それで次々しゃべって私を帰そうとしなかったのだろう。
暗くなってから義妹の家を辞去して、私の最寄り駅の一つである川西池田駅に降りると、
駅前のイルミネーションが綺麗だったから撮影した。
このイルミネーションは、
このブログの読者のハイジさんが我が家に来てくださったときにも綺麗と言っていただいた。
*
★帰るさに川西池田の駅前に瞬きてゐるイルミネーション
★義妹(いもうと)の話を一日聴き帰るわれを迎へてくれる電飾
★連れ合ひを亡くして独りゐる人は夫(つま)の一人の妹である
★これが義理といふものかと聞きてをり義妹のわれを責める口調に
★なにしても許されざるは嫁といふ弱き立場の真つ赤な他人
★できるだけ離れてゐるがよろしとぞ嫁は思ふよ義理仲なれば