テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

青田買い

2009年03月30日 | お笑い
■『お笑い青田買い』を観に行きました
(18時30分~20時50分 なかの芸能小劇場)

誰かが言っていた(気がする)
「芸人を1人見つけたら、他に10人はいると思え」
どこに行けども、何を観ても、いつも知らない若手芸人が続々。
そんな今夜も超満員。当日券は完売。

出演
超若手芸人のみなさん10組以上・アイデンティティ・鬼ヶ島
ものいい・トップリード・磁石・イワイガワ

◎鬼ヶ島のコント、透明饅頭。へんてこでおもしろい。
皆がボケのような言動。さすが関東コントの人力舎の鬼ヶ島。

◎磁石の心理テスト漫才。
後半の、ツッコミたたみかけ。
佐々木は明日、誕生日らしい。祝29歳。
「いつになったら売れるのだろう。全然売れない」と
もう開き直って、画家的に売れればよいらしい。
死んでから、「そう言えば意外とおもしろかったね」
と、評価されれば。

◎ものいいのJJモデルかっ漫才。
カリッカリの横山とフルッフルの吉田。
自己紹介的な漫才は便利だ、と観ていて思った。
堅いし、初見でもよいし、どのような客層でも大概イケる。
(アジアンの“ばばぞのあずさ”等)
でも逆に、流している感もある。置きにいっている。
いつも以上に文がまとまらないが
吉本興業のものいいにとって、アウェイである今日の舞台。
作り手も送り手も受け手も、身内の若者が多いこの特異な舞台。
テレビに出ているからと自然にワーキャーはあがらない、この舞台。
それでも、きっちり楽しませて笑わせていただいた
感心した。
自己紹介的なネタは受け入れられ易いのか、とも思った。

◎トップリードの顎髭ギネスを目指す奴コント。
チョプリンに、このコントをカバーしてもらいたい。

◎イワイガワのペアルック強盗コント
見ない間にいつの間に、こんなに力技な芸風になっていたのだろう。
親戚チビッ子の面影を残さない成長に驚く、おじじおばばの気分。
イワイガワってこんなに、ぐいぐい振り返らずに振る舞うのかい??


最近は、足を運ぶライブどれも
客席の自分の圧倒的高齢にめまいがする。
AGEAGEライブで千鳥が語っていたように
どのお客様も若い若い。笑い声が高い。
岐路に立つ。自分が観に行ったところで何の波及効果もない。
老いている者は大人しく家にいろ、か。逡巡する。

自由に書き連ねながらも
今日もファミマでチケットを購入した身。
いそいそと明日も出かける準備をする身。