テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

話道

2009年03月07日 | トークライブ
■『話道』を観に行きました(ルミネtheよしもと 19時~21時5分)

出演
山本吉貴・Bコースタケト・佐久間一行・バッドボーイズ佐田
ポテト少年団菊地・POISON GIRL BAND阿部
平成ノブシコブシ吉村・ピース綾部・若月徹
チーモンチョーチュウ菊地・ゆったり感中村
フルーツポンチ村上・タモンズ大波


テーマに合わせた大爆笑トークを披露するライブ。
今日もみなさんおもしろい。


ピース綾部の主宰するしゃ道を経て話道に進出、タモンズ大波。
大波の身の上話は、いつもどれもおもしろい。
姉とともに祖母に育てられた幼少期の赤貧の思い出。
喧嘩っ早く悪どい商売で必死に稼ごうとする祖母。
年金暮らしの祖母に育てられる事になったのは
母が、大波が生まれてから中学生まで
ずっと新しい父ハントの旅に出ていたため。
設定が多過ぎる。

大波「僕、父が8人いるんですけど
たぶんオカンがどスケベなんやと思います」
次長課長河本みたい。

そんな自慢の、どスケベオカンを象徴するかのような
大波の初体験の話。
笑った笑った。淡々と話す大波が凄い。
最後は祖母の形見のファミコンのコントローラーまで見せてくれた。
ただ、タモンズは凄惨でたくましいエピソードが豊富な
大波の方がツッコミ。
今の姿からは必死の幼少期を過ごしてきたのが想像できない。
立派に育て上げたばーちゃん。


“普通”を一概には言えないし
視野狭窄ととられてしまうかもしれないが
芸人は生い立ちに訳ありが多い気がする。
例えば今日の出演者と周辺
山本吉貴、若月徹は母子家庭。吉村は父子家庭。大波は父が8人。
佐田の父は一時蒸発。佐田の相方の清人のおじも一時行方不明。
ゆったり感中村の相方の江崎は、江崎という名字が3つ目。
ポテト少年団菊地は
姉が母で、母がお婆ちゃんだが、ここには何も問題はない。


花金寄席でも話していたBコースタケトの、警備員モンマさんの話は
続報が気になる。
ゆったり感中村は相方、やる気元気江崎の
気合いが入り過ぎた時の話と
満喫のエンドレスSeeYou話。
佐久間一行は、どの話もほわっとしていた。
怒りがテーマでも、さっくんの話術にかかれば平和解決。


楽しそうなバス移動の話に、地元のツレの話。
ピース綾部の登場人物が多い長話も楽しかった。
と共に、今回もピース綾部から始まった
オープニングの登場シーンのノリ。
話道は芸歴が若い順に呼び込む。
だから、ピース綾部が変なノリを始めてしまうと
ワナワナと慌てふためくのは先輩の方々。
非難と不満が綾部に向けられる。

ポイズン阿部「初登場なのに変なノリやめて」

山本「あなた毎回、今日はやらないって言ってますよね??」
綾部「そうなんですけど、
客席の声援を聞くとどうしてもやっちゃうんですよ
本当に、今日が最後です」
山本「声援なんて1つもなかったし
毎回、今日で最後って言ってますよね」

世直しポテト少年団菊地の、菊地カッターがMVP
さすが、ゆるせない話の打ち合わせに
100近いゆるせない話を用意した男。
怒れる話は尽きない。

1月の話道