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チルソクの夏 (2003)

2005-09-21 13:49:35 | 映画
今年7月、下関市の姉妹都市である釜山広域市を舞台とした「チルソクの夏」が釜山でも上映。
上映ツアーでは、映画のように関釜フェリーで釜山に渡ったりロケ地めぐりをしたようです。
<公開時コピー> 「ブチ 会いたい。
遠い昔、メールや携帯なんかなかった時代。 私たちは彼と、一年に一度必ず再会すると約束した。」
70年代後半(両国の関係が現代ほど親密でなかった時代が背景)の下関を舞台に、日韓高校生の淡い恋と友情を描いた青春ドラマ。
監督は自身下関出身でもある「陽はまた昇る」「半落ち」の佐々部清。
チルソクは韓国語で七夕。
1977年に反応してしまった。フフフ

<あらすじ> 1977年夏。
姉妹都市である下関と韓国・釜山は親善事業として関釜陸上競技大会を毎年交互に開催していた。
長府高校の陸上部員・郁子は、この年、下関側選手の一人として釜山での大会に出場する。
そこで、同じ高跳び競技に出ていた釜山の高校生・安大豪と出会う。
帰国前夜、安は戒厳令中にもかかわらず、郁子の宿舎まで会いに来てくれた。
郁子はそんな安に淡い恋心を抱き、“来年のチルソク(七夕)に再会しよう”と約束を交わす。
携帯もメールもない時代、日韓にまたがる恋は前途多難。
それでも郁子の初恋をなんとか実らせようと親友たちも懸命に後押しするのだった。。。

水谷妃里 ・・・・・遠藤郁子
上野樹里 ・・・・・杉山真理
桂亜沙美 ・・・・・藤村巴
三村恭代 ・・・・・木川玲子
鈴木淳評 ・・・・・安大豪(アン・テイホウ) 、安仁植
山本譲二 ・・・・・郁子の父
高樹澪 ・・・・・・・26年後の郁子
イルカ  (特別出演)
夏木マリ 
谷川真理
金沢碧
□HP http://www.chirusoku.jp/
(↓注: 以下ネタばれあり)☆☆★★★

水谷妃里さんって4人揃うとさらに顔立ちの良さが引き立ちます。
走り高跳びする姿が美しい~。
上野樹里さんは「サマータイムマシン・ブルース」「スウィングガールズ」でもお馴染み。 初ということで垢抜けていないのがまた良いのかも。
マラソンランナーの谷川真理さんが、2003年の真理役で出演。
三村恭代さんは映画「リンダリンダリンダ」丸山凛子役でも出演。
山本譲二さんの父親役は、ギター流しでカラオケ参入で職にあぶれたりしてグレたりするのですが、娘に向けた笑顔がとても優しそうで役者っぷりに驚きました。
舞台と同じ下関出身だそうです。
高校教師役でイルカさんが出演されていた驚いたのですが、劇中「なごり雪」が出てくるしエンディングは韓国版「なごり雪」が流れました。
そしてアンくん役の鈴木淳評(じゅんぺい)くん。
テニスでインターハイに出場した経験もあるスポーツマンで、母親が韓国人だそうです。
彼が歌う「なごり雪」、日本語の台詞(わざと下手に話す風が、韓国人の日本語の話し方にとても似ていて上手い!)など、とても良かったです。
映画「樹の海 JUKAI」にも出演。
女4人でキャーキャー盛り上がったり青春な悩みがあったり、山口百恵やピンクレディやツイストなど当時の歌が出てきたり楽しかったし、
韓国人の反日感情や日本人の朝鮮人差別なども盛り込んだ作品でもあったので、知らないままの世代が増えていくだろうしお互いを理解するきっかけになればとも思いました。
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6 コメント

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キティーちゃんかわいい♪ (きらら)
2005-09-21 14:23:16
こんにちは!「誰にでも秘密がある」を見ました。

結構エッチなとこもあったのでびっくり@

おいおい、韓国映画でこれはいいのか?と思ってしまいました;

(私がいい年して遅れてる;?)

イさんのにんまり顔がキュートでした

ヨンハニュースがないので、違うものばかり見てます。

前、「バリでの出来事」は友人に借りたんです。

御曹司くんがかっこよくて!ネット配信では1話だけ無料だったので

「星を射る」を見たの。これからもりあがるのかな?その先を見るか検討中。

チルソクも見たいです。七夕と秋夕(チルソクとチュソク)

読み方はいっしょなので「ソク」は覚えました!(笑)

返信する
チルソクの夏 (ポチコ)
2005-09-21 15:17:22
チルソクの夏は、今年の春に観ました。

とても好きな映画です。

この映画の舞台となった1977年は、私もこの主人公たちと同じ高校2年生。(年がバレますね)

アンくんは、最初見たときはそんなにもかっこいいとは思わなかったのですが、映画が進むうちにとても素敵だなあと思うようになり、チルソクで再会したふたりのぎこちないデートにはじ~んと来るものがありました。

ただ好きという気持ちだけで、お互いを思い続けた1年間が、とても純粋で素敵でした。



今とはくらべものにならないくらい、差別意識が強かった時代。

この頃、まさか25年後に自分が韓国の芸能人を好きになるとは思いもよりませんでした。(差別という意味ではなく、それくらい韓国は近くて遠い国だったので)

地味な映画ですが、とても内容が深く、良い映画だと思います。

同じ年代の方はもちろんですが、若い方にも観ていただきたい映画です。
返信する
また変わったの? (tomato)
2005-09-22 15:07:23
はじめまして。いつも楽しませて頂いてまーす。昨日はキティーちゃんだったよね!?今日はまた変わってる~
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コメントありがとう☆ (か こ)
2005-09-22 15:43:11
 きららさん

すみません、またテンプレート替えてしまいました。

どうもピンクは照れくさい。

「誰にでも秘密がある」

ご覧になったのですね。 そうそう私もああいうのとは思っていなかったので驚きました。

規制が厳しいようなイメージありますものね。フフフ

イさんスマイルはキュートですよね! 「芸能人は歯が命」を思い出します。

「星を射る」も見てみたいです。 是非ご覧になったら感想をお聞かせ下さいね。

「バリ出来」はラストのために見ていたようなものでした。。。

>チルソクとチュソク

どちらも“ソク”部分を“ソッ”と“ク”が聞こえないように弱く発音していました。



 ポチコさん

ポチコさんもご覧になったのですね。

ポチコさんはまさにチルソクの夏世代だったのですね。

思い入れも強く残ったのではないでしょうか。

私も高校時代には「目を合わせたら何をされるかわからない」という風潮があって訳もなく避けていました。

アンくんとの再会デート、そして見守る親友たち、良かったですよね。

>ただ好きという気持ちだけで、お互いを思い続けた1年間が、とても純粋で素敵

うんうん、誰にも出来る恋ではないだけにキラキラ眩しかったです。



 tomatoさん

初めまして、tomatoさん。

いつも読んで下さってありがとうございます。

キティちゃんにしてみたけれど、前面ピンクが照れくさくて替えてしまいました。

まぁ、これもそのうちまた替えてしまうと思うけれど。ナハハ

これからもどうぞよろしくお願いします。
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はじめまして (ペンシルスカート)
2005-09-23 07:17:24
はじめまして。

「チルソクの夏」以来、佐々部映画にはまっています!

佐々部映画は、ハリウッド映画のように派手さはありませんが、観た後になんだかちょっぴりシアワセな気分になれる映画ばかりです。



「四日間の奇蹟」、そして山口県で先行公開中の「カーテンコール」もすっごくいいですよ!!!ぜひ、機会があったら観てください!
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コメントありがとう☆ (か こ)
2005-09-23 15:12:38
ペンシルスカートさん

初めまして、ペンシルスカートさん。

佐々部監督映画は他に「半落ち」を観ました。

自然の美しさを出したり、時間がゆっくり流れているような雰囲気のある作品づくりですね。

監督ご自身が脚本というのがまた良いです。

「カーテンコール」は特典予告でチラリと見ましたが面白そうでした。

機会を作って是非観たいと思っています。

また何かありましたらお知らせください(^-^)
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