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純愛中毒

2005-02-25 13:56:32 | 映画
「この作品を楽しんでごらんいただくために、
この愛の結末を明かさないようお願い申し上げます。」by イ・ビョンホン

<英題> 「ADDICTED」(溺れている)
<公開時コピー> 「この愛に溺れて、どこまでいくのか
愛しい人を守るため兄の魂が弟に宿った
ふたりは失われた愛の時間を取り戻すことができるのか。。。」

イ・ビョンホン主演で描く捻りの利いた異色ラブ・ストーリー。
共演は韓国を代表する実力派女優「黒水仙」のイ・ミヨン。
「我が心のオルガン」でもイさんと共演。
髪型のせいか中越典子に雰囲気が似て見えました。
なんと彼女の元夫は キム・スンウ だったのね、ビックリ。
そしてパク・ソニョンといえば「 真実 」のシニじゃん。
ますます美しさに磨きがかかっていました♪

<あらすじ> 幼い頃に両親を亡くしたカーレーサーのテジン。
固い絆で結ばれた家具アーティストの兄ホジンとその妻ウンスと共に、田園地帯の一軒家で仲良く平穏に暮らしていた。
弟テジンは、仲睦まじい兄夫婦を暖かい眼差しで見守っていた。
だがそんなある日、テジンは優勝を賭けたレース中に対抗車と激突、その同じ時刻にレース会場へ急ぐホジンを乗せたタクシーもトラックと衝突事故を起こし、兄弟は共に昏睡状態に陥ってしまう。
一年後、テジンだけが奇跡的に意識を取り戻す。
そして、ウンスのもとに帰ってくると“自分はホジンだ”と言い出すのだった。。。

イ・ビョンホン・・・・・・・・・・・テジン
イ・ミヨン I Mi-Yeon・・・・・ウンス
イ・オル・・・・・・・・・・・・・・・ホジン
パク・ソニョン・・・・・・・・・・・エジュ
□HP http://www.seochon.net/junai/
(注:ネタバレあり)

本国公開時はただの「中毒」だったタイトルに「純愛」をつけたのは商才の力。
イさんのウルウルしたポスターと純愛のタイトルに惹かれてレンタルしたからビックリです。
雨のシーンは素敵だったなぁ。
狂気な愛は純愛と呼んでいいのか、はともかく、オールヌードなラブシーンが照れ臭くも長~い。
テジンにとって最高の瞬間を表したかったのでしょうか。
ホジンを失った悲しみを埋めながらテジンとしてウンスの愛を勝ち取る努力をせず、自分を消してホジンとして生きていく決意表明をした、ラストの海のシーンは物悲しかった。。。
イさんだからこその演技力で見せきった作品でした。
ホジンのフリをするテジンを、最終的には受け入れてしまうウンスも狂ってしまったのだろうか。。。

イさんのレーサー姿は様になっていました。
HPによると初の韓国レーシング撮影だったようです。
レース中の事故のシーンも莫大な費用をかけただけあって派手っぷりが凄かったし。
ホジンの乗るタクシーの事故もほんとに酷かった。
それを交互に見せられるのでドキドキしました。
それから素晴らしいのは三人が住む家。
ホジンが家具職人だし、生活家具アーティストとして有名なイ・ジョンミョンさんが協力して絵画のような田園住宅が誕生したようです。
木の温もりを随所に感じる家、おまけに広~い。
あんな所にあんな三人で暮らせたら幸せだわ(ウンス、この幸せものっ)。
またエジュが連れて行った緑が綺麗な牧場も美しかった。
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