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やまめの庭つくり

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モザイクブーケ

2009-10-05 | フラワーアレンジメント
今月からフラワーアレンジメント教室は新しいシーズンの始まりです.

ローラン先生のアトリエが新規に自由が丘にオープンして,初の練習日でした.

今まではロイヤルパークホテルの一室で行われていたので人の気配は感じなかったのですが,先生の後ろには結構道を通る人がいて,みんな「何をしているんだろう」と見ていきます.



この日のテーマはモザイクブーケ.

花材はバラ(パシフィクブルー,メモリーレーン,デザート,アバランティ,アンタクティク),アジサイ,アストランチア,ゼラニウム,キイチゴ,ピトス,リューカデンドロン,レモンリーフ,フイリウツギ.

制作ポイントは①スパイラルブーケ(SPIRALE)②上から見て丸く作る(ROUND)③横から見るとドーム形(DOME)④色のかたまりにする(MASSE)⑤色のインパクトを表現するために表面に凹凸を作らない(PAS DE RELIEF)

今回はかなり丁寧にスパイラルブーケを作り,色の配置をじっくり考えて作ってみました.

が,先月同様,アジサイが鬼門です.

アジサイを入れると,円形やドーム形が途端に難しくなってきます.

しかも,花材が多く,やはり片手で持っていると持ちきれなくてポロポロと落ちていきました・・・yellow23

一度途中で麻ひもを使って結び,セーフyellow22symbol6

表面が凸凹にならないようにツルツルにするのは,やはり難しいです.

でも,ローラン先生がちょこちょこと手を添えるとアラ不思議.

といった感じで,見違えるように変わります.

この,「ほんのちょっとの差」が「大きな違い」なんですが.



丁寧に作っただけあって,ややいつもより良い感じに.





頑張りました





グラン・クラシックブーケ

2009-09-15 | フラワーアレンジメント
日曜日は,フラワーアレンジメントのお稽古日でした.

この日は一年間の集大成としてシンプルだけれど豪華な花材を使った高級感あふれる花束,というお題.



upいつもより遙かに少ない花材.

アジサイ,バラ(2種),ケイトウ,ナルコ,モンステラ,レモンリーフ,ゼラニウム.

そして,技術的にはいつものスパイラル.

この時点で,みんな(今日は簡単そう・・・・meromero2)と,いう空気.

ローラン先生のお手本はもちろん10分くらいで説明と花束作りが終わり.

今日の注意点はただひとつ.

丸く,きれいに作るために,ゆっくり時間をかけて下さい,でした.

グラン・クラシック,というのは,先生のおじいさんの時代の頃の花束をイメージしているそうです.

この頃は,高級感あふれる花束を作るときにアフリカからのエキゾチックで希少価値の高い植物をよく使用したそうで,それらは船便で運ばれたため,非常に高価だったとのこと.

今回はモンステラや,ヨーロッパから輸入されたアジサイなどがそれにあたります.

今日は余裕で出来ちゃうなぁ~などと思いつつ,早速作り始めたのですが,5分もしないうちにアレレレレ・・・こんなはずではyellow12

そう,巨大なアジサイが入ることによって,ドーム状に形を整えるのが意外と難しいということに気づきました.

みんな同じことを思ったようで,四苦八苦.

最初からやり直し,と言う人も何人かでるくらい.

やまめもやり直してアジサイもなんとか納めて・・・と悪戦苦闘になっていたのですが,気が付いたらバラの首が折れていて真っ青にyellow25

そこはなんとか先生が応急処置してくれて形になったのですが,何だかちっとも上達していない気がしてガックリきましたdown_slow

丸く美しく形を整えるのは難しいのですが,そこに先生がちょっと花を触って手直しすると,なぜか2段階くらいグレードアップしてきれいに見えるんです.

どうしてなんだろう・・・魔法みたいだねと,みんなが口々に言っていました.



up時間がなくて自分の花束の写真を撮れなかったので,先生の作品.




upラッピングして完成(やまめ作)

10月からはみなとみらいから自由が丘のアトリエに移ってのお稽古です.

スパイラル,完璧に出来るようになりたいものです.

自分の作品で美しく思えるものを作ってみたい~kirakira2



エキゾチックグリーンブーケ

2009-08-10 | フラワーアレンジメント
本題に入る前に,今日何となく気になったこと,ふたつ.

ひとつは,テレビで手相を見ていて自分の手のひらを見たら,気のせいか頭脳線が1/3ほど消えているような気が・・・・(若年性?)yellow25ase2ase2ase2

もうひとつは,健康診断に行って癌検診もしたのですが,やけに丁寧に診てくれているなぁと思っていたら,

「はい.終了です.あっ,でも今日は結果は言いませんからyellow24.」

「えっalien

「あとで,専門の先生にちゃんと診断していただいてお送りしますから.」

と,口早に付け加えたこと.


気になるじゃないですか~yellow12symbol5





さて.日曜日は例によってフラワーアレンジメントのお稽古に行ってきました.


この暑い季節に花束は日持ちしないと言うことで,今までやったことのない観葉グリーンを主体としたエキゾチックなブーケがテーマでした.

イベントやパーティで使えそうな大きくて迫力のあるブーケです.

今回は,「格好良く」が,副題.

格好良いright高低差を出してバランスよく,雰囲気も良い,素材の特性をうまく使う,等.

かなり主観の部分がありますが.

「格好良くない部分」が出来てしまったらやり直し.

例によって量が多いので,段々持つことが出来なくなるのと,ブーケが大きいので全体を見ることが出来ず,バランスをとって美しく作ることが難しい・・・・

ブーケを持つ左手がしびれて花材を落とすか,ギュッと頑張って持ってクロトンなどの葉柄を折るか・・・

微妙だったのですが,とうとうクロトンをパキッと折ってしまい,ローラン先生に助けてもらいましたnose4


そして出来上がった作品はコレdown




サンタンカ,ケイトウ,セダム,リューカデンドロン,ナルコユリ,ニューサイラン,キイチゴ,ハラン,クロトン,キキョウラン,タニワタリ,アメリカイワナンテン,モンステラ,アンスの葉,レモンリーフ,エスペセンス・ブラック


ニューサイランは結んでかごのような,オブジェのような雰囲気に.

downローラン先生の作品.



360°どこから見ても格好良くなるようにと頑張ったのですが,やまめの作品は裏,表的な感じになってしまいました

いつも精一杯なのですが,進歩しているのかどうか・・・・

まだまだ道は遠いですね.




フランス風クラシックアレンジ

2009-07-12 | フラワーアレンジメント
今日はフラワーアレンジのお稽古日でした.

みなとみらいのロイヤルパークホテルに通うのも残りあと2回・・・

一年って早い



今日のテーマは「フランス風クラシックアレンジ」ということで,パリのお花屋さんがプレゼント用のアレンジを作るときに,入れ物にお金をかけず,花材を豪華にするためのテクニックのひとつを教わりました.

リボン,布,紙など色々な素材で飾り付けるのですが,今日は生の葉っぱでデコレーション.

水上げ用に使われる容器down



両面テープを一周巻き,レモンリーフやタイサンボクの葉を貼り付けていきます.

二周目はテープで葉を押さえつつ,次の葉を少しズラして貼っていきます.

ここまではとても簡単hamkirakira



容器の下まで葉でびっしりと被ったら麻ひもでクルクルッと補強.

次にタイサンボクの枝先,レモンリーフ,グミ,ゼラニウムで,グリーンのベースを作ります.



プレゼント用という設定なので,大きくなりすぎないように.

真ん中のタイサンボクを頂点にこんもりとしたシルエットにします.


花材はアジサイ(日本産のガクアジサイ.何だかふわふわしていてとてもやわらかでした),エリンジウム,リンドウ,ハスの果実,山イチゴ(トゲトゲがびっしりついた赤いツボミ),コニカルブラック(黒い観賞用のトウガラシ).



ハスはほぼ90°曲がっているので,首のところで切ってリンドウの茎を挿し,真っ直ぐにしてオアシスに挿しやすいようにします.



フランスにはハスが自生していないのですが,エキゾチックな植物として大変好まれているそうで,アレンジメントにはよく使われるということです.



茎を折って引っ張ってみると繊維がピューーーーっと伸びる様子が見られますupup

やまめは初めて見ました

更に引っ張ると丈夫なクモの糸のように空中をふわふわと漂っていました.

昔はこの繊維で織物を作ったらしいです.

かなり丈夫なものなんですね.

ひょっとしてレンコンを食べると何となく感じるアノ繊維っぽいヤツと同じですかね.


話がそれましたが,downdown完成作品です.

上から見たところ.



横から見たところ.

オアシスに植物がギュウギュウに刺さっているように見えますが,まだまだ本当は入ります.



ローラン先生のものは絵画のように素敵でしたが,やまめの作品は何か現実以上のものを表現するところまでは達していないなぁ・・・・ということがわかります.

ただ,この花材の組み合わせは素敵でした.

すべて丈夫な植物だし.

難をいえば,山イチゴは茎にも赤いトゲがビシッと生えていて,オアシスに挿すときは手がとても痛いです

この山イチゴ,ちょっと挿し木をして庭に植えてみたいな・・・kirakira2





カスケードブーケ

2009-07-01 | フラワーアレンジメント
もう7月になってしまいましたが,6月のフラワースクールの作品を報告するの忘れていました.

テーマはウェディングのカスケードブーケ.

カスケードとは,造園用語としては,連なった小さな滝(階段滝).

14世紀から16世紀にかけて発達したイタリアの幾何学式庭園の様式があるのですが,その庭園は,数段のテラスで構成されています.

斜面を利用した人工物(滝や水の流れもそのひとつ)を多く配して訪れた人を楽しませる工夫がされました.

つまり,このブーケは滝のように植物が流れるようなリズムを作り出せれば成功,ということです.



横から見てみると,流れるような感じがよくわかります.

先月に引き続き,市川バラ園から直送のまだ一般に売られていないイングリッシュローズも入った魅惑的なバラの花束.

滝の流れにあたる部分は,マダガスカルジャスミン,ロウグチ,プリンセスダイアナなどのクレマチス,ピンクと斑入りのヘデラやブラックベリーの実など・・・・

花嫁が持ったときにヒザくらいの長さに垂れるよう,金の細いワイヤーでからげるようにしてまとめていきます.

downローラン先生の作品.

花たちがフワッと優しくお互いを引き立てあっていて自然に流れを感じることが出来ます.



downやまめの作品.



途中から流れにバラを自然に混ぜようとしたら,思いっきり不自然に飛び出しましたnose4ase2

何がこの不釣り合いな形を作り出してしまったのか・・・

先生の作品を後からまじまじと見て,何か誤解していたことに気づきました.

出来上がりの形を自分の頭の中にイメージしきれなかったことが失敗の原因ですね・・・きっと

上と下でパキッと分かれてしまった悲しい花束になりましたが,ドンマイです.

今度はきっと上手に作れると思いますyellow24kirakira

帰りが一緒になった生徒さん(やまめよりやや年上?みたいですが,生徒歴は一年くらい)が,いつまで経ってもうまくできないからやめようかと思う・・・と落ち込んでいました.

うまくできないから,うまくできるようになるまで練習しましょう!と未だにうまくできない身で励ましてしまいましたyellow22ase