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やまめの庭つくり

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田園風の・・・

2010-02-07 | フラワーアレンジメント
今日は月1度のフラワーアレンジメントのお稽古日でした.

例年2月はバレンタインを意識したハート形のブーケでしたが,今日は全く関係なく,森の中の雰囲気や,花畑の中を歩くようなカラフルで楽しい,自然風のアレンジメントでした.

かごを使って作った「PANNIER CHAMPETRE」(パニエ シャンペートル)です.

パニエとは,持ち手のついていないかごのことですが,今日はバスケットを使いました.

まず,例によって,グリーンで土台を作ります.

黒っぽい実はヘデラベリー.

欧米ではとてもポピュラーな花材ですが,日本ではほとんど流通していないそうです.



upグリーンは,レモンリーフ,アメリカイワナンテン,ピトス,ヘデラベリー,アイビー.

次に,花を挿していきます.

今日は水揚げが悪くなりやすいものや,茎がデリケートなものが多くて気を遣いましたyellow22ase2

花材は,ヒヤシンス,チューリップ,ラナンキュラス,ラケナリア,マーガレット,アストランチア,ワスレナグサ,イキシア.

最後に斑入りのゼラニウムの葉で,かごの縁の隙間を埋める感じでした.



どこから見ても美しく・・・

シーンを切り取るように,のぞき込むようにして花をアップで見たときにより美しく見えるように・・・






ちょっと元気よく活けすぎてしまったようです・・・alien


ところで,ローラン先生は,ワスレナグサが大好きだということが分かりました.

水揚げが悪いので,こういうアレンジに好もしい材料ではないと分かっているけど・・・・好きheartなのだそうですyellow7



tulipチューリップ切り花豆知識notepencil

切り花のチューリップを花瓶に活けるときに,最初にぬるめの水に入れると下を向いてしまうが,そのまま放置して冷たくなると上に向いて首をもたげてくるので,面白い形になる.

また,花瓶の水が多いと伸びてしまうので,かなり少なめにすると長持ちして形もよい.


futabaアイビーを切るときの豆知識pencilset

ナイフできれいな切り口を作ってしまうと,いつまでも茎の断面が白いままで目立つが,ナイフの刃をあてながら茎を折って挽き切るようにすると断面が黒ずんできて自然になじんで見える.




リボンデコラティブブーケ

2010-01-17 | フラワーアレンジメント
今日は今年初のフラワーアレンジメントのお稽古日でした.

今日はプレゼント用のブーケということですが,花やグリーンと一緒にリボンを使ったスパイラルです.

リボンを使った花束は,ローラン先生がかなり早いうちから好んで作っていたということですが,最近はありふれてきたため+αの理由であまり作らないそうです.

フランスには素敵なリボンがたくさんありそうですよね~symbol4




花材は,大きな輸入バラ数種,アストランチア,スイートピー,ブバリア,ヒペリカム,フェイジョア,ゼラニウム,ジャイアントピトス,銀香梅,レモンリーフ.
ワイヤー入りリボン,2種.

銀香梅というのは,別名:銀梅花,マートル.フトモモ科ギンバイカ属.
触っていると,スーッと爽やかな良い香りです.





リボンは,ワイヤーでしっかり止めた後,枝にくくりつけて他の花と同じように使います.



ローラン先生が作り出すと,最初の数本でかわいいブーケが出来てきます.

しかし,まだまだ花材はたっぷり・・・



最後の方はこんな感じ.

すべてスパイラルで組んであるので,円錐形に広がるんですね.



upローラン先生の作品.

リボンがふわ~っとしていて,ゴージャスです.



upやまめ作.

見かけほど,リボンを3角に中心,中間,外側に配していくのは簡単じゃありません.

リボンを使う勇気もなかなか持てずにいたら結局みんな外側に集まりがちになってしまいました.

ここでローラン先生の禁じ手が出ました.

何と花束を強制的に半分に割って,リボンを中にぐいっと入れてしまったのです.

「絶対真似シナイデクダサイネ」

真似したくても出来ないテクニックです~yellow22symbol5

しかも,プレゼントブーケでこんな立派なものを渡す機会があるのかどうかnose4ase

ちなみに,もしこのブーケと同じくらいの大きさでウェディングブーケを作るなら,ローラン先生だったらバラは60本使うそうです.(この大きさは実際にはウェデイングとしては大きすぎだそうですが)

バラ60本ってかなり重くなります.
幸せの重みですね.

スパイラルというのは沢山の花材をコンパクトに花束に出来る方法ですね.






クリスマスリース

2009-12-07 | フラワーアレンジメント
昨日は今年最後のアレンジメントのお稽古でした.

12月なので,クリスマスリース.

サンゴミズキをぐるぐるっと丸めて土台を作り,15センチくらいに小分けしたモミやヒムロスギやコニファー類をワイヤーでグルグル止めていくと,ほぼリースが出来上がり.

そこに,ナチュラルリースといいながら,ローラン先生なので華やかなデコレーションの過程をプラス.

大人のためのクリスマスリースをイメージしたということでした.



こんな感じで文章にすると簡単に説明できてしまうのですが・・・

実はいつもの1.5倍の3時間をかけて,みんな苦労して作ったのです.

やっと完成したものの,ローラン先生のはフワッフワの美しいリース,やまめのはギチッと止められている感じのリース・・・・

それも仕方ないですねyellow22symbol6

先生は花屋さんになって以来,本当にたくさんのリースを作ってきたそうです.

今年だけでもかなりの数だとか・・・.


コニファーの脂で手が真っ黒になっていたのですが,ローラン先生は,黒くなっていることがうれしいと楽しそうにいっていました.

当たり前のことかも知れませんが,こういうことが大好きなんだなぁと思いました.




家に帰ってドアにリースを下げました.



うん,バランスはまぁまぁだったかなkirakira



デコレーションは人それぞれだったのですが,やまめのは・・・

やっぱり派手・・・ですかね!?



珍しい花材

2009-11-12 | フラワーアレンジメント
先日のローラン先生の教室でアレンジメントに使った花材は,モダンな雰囲気のものにするため,ちょっと変わった花材が使われていました.

あっ,でもプロから見たらよくあるものなのかもしれません.

あくまでもやまめ的に・・・・珍しいと感じた花材ですからね・・・

まず,このロベの実down



正確には‘フェニックス・ロベレニー’(別名シンノウヤシ)という,ヤシの仲間だそうです.

原産地はベトナム~ミャンマーで,八丈島の特産となっている観葉植物です.

椰子の実のイメージって,ココナツの形だと思っていたんですが,赤黒い実は確かにオシャレ.

形は箒みたいな構造ですが・・・alien


もう一つは,斑入りのツル植物down

肉厚のややつや消し風,デリケートな雰囲気の植物です.



名前はサクララン

え,sakuraランyellow25!?

何か違う・・・と思ったらガガイモ科サクララン属(原産マダガスカル)の植物で,やっぱりランじゃないことがわかりました.

でも,花が蝋細工などのように美しいので,「ラン」が名前についたそうです.

最後はこの植物down



実は花屋さんなどで結構見かけるから珍しいというわけではないのですが,名前を忘れてしまいました.

何でしたっけ~yellow22symbol6

しかも,ツボミなのか,実なのか・・・・

オーストラリアあたりで生まれていそうな感じですが.




ワイヤーワークのブーケ

2009-11-08 | フラワーアレンジメント
先月から,ローラン先生の教室は自由が丘のアトリエに引っ越ししているのですが,2回目の今日は飾り付けなどに更に力が入っているようでした.

入り口はアレンジとクリスマスリース?でお出迎え.



入ってすぐのスペースは,こんな感じ.



右はキャンドルスタンドで,足元には多肉が植えられています.

左上は,ムラサキシキブやヤマブドウ,紅葉したカシワバアジサイの葉などの活け込みと,バラのアレンジメント.

ローラン先生の世界ですね・・・yellow18symbol4


さて,今日は苦手なワイヤーワークの花束でした.

何が苦手かというと,この,アルミの自遊自在.

全然自由に遊べないし,先生のように一方向に止めることはなかなか出来ません.

単純にワイヤーを他のワイヤーに絡めて止めるだけなんですが,動かないように止めるのが難しいんです.



先生の作ったワイヤーのフレームupは何気なく見えて実は美しいんです.

このときみんなの手元にあったフレームはやまめも含めて収拾がつかなくなる一歩手前の状態だったはず・・・


今日は花束と言うより,ワイヤーの曲線や花とのからみが美しく出来るかどうかがポイントだった気がします.

でも,今日は少しうまくいったかな.80点kirakira



なんて思って,ローラン先生の作品downを見たら,全然ダメじゃん!!!って思ってしまいました.



ワイヤーと花がコラボして,ちゃんと空間を創り出していますよね.

やまめのワイヤーワークはクルクルしているだけ・・・

う~ん.プロとの差を今日も身にしみて帰ってきました


ちなみに今日の花材は

カラー,ケイトウ・ボンベイ,アジサイ,リューカデンドロン,ヒペリカム,ゼラニウム,サクララン,ロベ(フェニックス・ロベレニー)の実,レモンリーフ,ヤツデ

でした.