goo blog サービス終了のお知らせ 

やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

夏から秋の気配

2010-08-08 | フラワーアレンジメント
今日はフラワーアレンジメントのお稽古日でした.

今日のテーマはこの時期にふさわしい花束.

中心にバラ,ケイトウでモザイクブーケを作り,周囲にユキヤナギ,コデマリ,ハンゲショウ,ブバリア,ワレモコウ,ワックスフラワー,ナルコ,ブバリア,ゼラニウム,レモンリーフ,スモークグラス,ラステリアを使ったものです.



モザイクブーケは同じ色の花を小さなかたまりとして花の色のグラデーションを楽しむ手法.

なかなかきれいなグラデーションにならないところが難しいのです.

さらに,横から見て以下に平らに,凸凹なく花を組めるかが重要ポイント.

「ツルッツルニ,シテクダサイネ~」と,ローラン先生.

何度も注意されて手直しされました.



それぞれ形の違う花で真っ平らに揃えるというのは,簡単そうで実際にやってみると難しいのです・・・



ラウンドを保ちつつ,モザイクブーケの外側に枝ものやグリーンを入れていきます.

今日の素材はハンゲショウやコデマリ,ユキヤナギなど,何となく夏の庭先の緑をイメージしているようです.



upローラン先生の作品.

最後にツルも使ってよりナチュラル感もプラス.

downやまめの作品.



何が違うかな~と,比べてみれば,外側のグリーンのバランスが全く違いますね・・・alienase2

先生のブーケは全体的に均一で円になっているから,とても安定感を感じますが,やまめのブーケはしまりがない感じ.

言い訳になりますが,ブーケを作るうちにどんどん大きくなっていきますが,このくらい大きなブーケになると,腕の長さが足りない分,全体のバランスを捉えるのが難しいのです.

ちなみにつるがいい加減にかかっているように見えるのは,この写真をとる直前にイスから真っ逆さまにブーケが落ちてしまったからです.

とりあえず,逆さになっても壊れない,丈夫な花束完成ですkirakira2



アレンジメント作品

2010-07-14 | フラワーアレンジメント
最近,アレンジメントの作品を紹介していなかったので,先月分と今月分まとめてアップします.

先月はイタリアから帰国して2日後,風邪気味で自由が丘の教室に行きました.

テーマはウェディング用キャスケードブーケ.



シックで渋い色合わせです.

オールドローズの芳香と花の形が豪華にしていますが,緑が多いので自然な感じもしますね.

ウェディングドレスはどんなものが似合うのかな.

花嫁はナチュラルな大人の女性,といったところかなぁ.




今月は久々のキャンドルを使ったアレンジメント.

長いキャンドルに3方からクレマチスの支柱になっていた細竹をワイヤーでくくりつけ,足にします.





3本のキャンドルを立てたら植物を大きい順に入れていきます.



クレマチスなどを使ったときはワイヤーを適度に曲げて支柱にします.

ワイヤーワークでつくる先端のグルグルはローラン先生曰く,「かたつむり」だそうです.



ワイヤーがクロコスミアやクレマチスの支柱としての役割と作品の遊びを演出しています.

容器のストロー材質と白いろうそく,緑の葉で夏らしい爽やかさを感じることができます.



全部終わってから,あぁ,ここはこうなっているからうまくいかなかったのか・・・と,気づくことばかり.

やっているときは何かが変と思っても原因がなかなかわかりません.

先生の一言ではっと気づかされるわけです.

簡単そうでいて簡単じゃないんです.いいなぁと思わせるレベルに仕上げるのって・・・

少しは何か上達しているのかなぁ~yellow22symbol6

と,毎回思いつつ,結構楽しんでます.


コーニックブーケ

2010-05-23 | フラワーアレンジメント
今日はフラワーアレンジメントのお稽古日でした.

今日のテーマは「コーニックブーケ」.

コーン(先が尖った形)のようなブーケです.

珍しい形なので,プレゼントにしたり,結婚式などパーティのテーブルに置いたりするとインパクトがあって効果抜群らしいです.

今日のコツは,真横から見て45°の輪郭線を決して崩さないこと.

そのためにふわりとしたスパイラルではなく,キツキツに組んでいくことが大切です.

左手は花を入れる際に徐々に降ろしていきます.



ここまでで第一段階とし,ローラン先生は別ですが,生徒である私たちはヒモで固定し,さらに下半分にスパイラルをかけていきます.



上から見るともちろんきれいな円になっています.



コンパクトにまとまっていますが,実はかなりたくさんの草花を使っています.

出来上がりは結構鋭角でスリムなラインになっています.



以上,ローラン先生のデモンストレーションでした.


down自分の作品.

先生のものと比べて葉がふわふわになってしまったので,しゅっとしたラインは出ませんでしたが,それでも何とか円錐形になったので,ホッとしましたkirakira2





完成です.



花嫁のブーケ

2010-04-11 | フラワーアレンジメント
今日は月1回のアレンジメントのお稽古日.

今日のテーマは「BQ Chuto」(ブーケ シュット).

スパイラルブーケなのですが,半分くらいがラウンドで,半分が流れるラインになっているもの,だそうです.

花材はバラ(アンネマリー,ホワイトマカロン,ラネクドウッド,フレグランスオブフレグランス,ストロベリーパフェ,グリーンアイス,オールドファンタジー)・スイートピー,アストランチア,スカビオーサ,ツインキャンドル,クリスマスローズ,コデマリ,ナルコ,アイビー,ゼラニウム,ピトス.

特徴である形をきれいに出すために,とにかく回して回して作ります.

上手に作るコツは,少しだけ凹凸を作り,少しだけグルーピングすることだそうです.

細かい作業なので,なるべく顔の近くで花の向きや高さについて丁寧にキメることが重要です.

花嫁のブーケは小さめに作ることが望ましいので,最初直径15センチくらいのラウンドを作ったら反面に流れを出していきます.


ローラン先生の作品はこれdown



横から見ても形がきれいですね.



裏も丁寧に仕上げます.

花嫁の持つ部分は真っ直ぐ筒状にします.





やまめの作品はこれdown






今日はスパイラル,かなり良くできたと思います.

ただ,それぞれの花たちが押し合いへし合いしているところ,少し余裕をもってあげられたらなぁ・・・

みんな今日は「疲れた,疲れたyellow22」といっていました.

帰りに寄り道してスタバでお茶coffeeitem9して帰ったのですが,そこでやっとホッとして家路につきましたham



鳥の巣を・・・

2010-03-07 | フラワーアレンジメント
今日は月1回のフラワーアレンジメントのお稽古日.

今日のテーマは「鳥の巣」をスパイラルブーケで作ること.

花材はいつものようにたくさんyellow7

そして,ローラン先生のお手本はとても簡単そう

なんですが,いざ始めると瞬く間に結構汗ばんできます.

時間がなくて焦るのか,うまくいかなくてあわてるのか・・・



初めはアジサイとビブルヌム・ティヌス,サクラでいつもより簡単にスパイラルが組めそうだね,等と言っていたら・・・



みるみる大量の繊細な花たちが周りに入っていきました.

スカビオーサ,ラナンキュラス,バイモ,アストランチア,ワスレナグサ,ツインキャンドル.

その他の緑は,アイビー,ハゴロモジャスミン,アメリカイワナンテン,レモンリーフ.

真ん中のアジサイが鳥が卵を産む場所で,いつもと違ってその周りを巣が隠れるように高くしていきます.




そして,今日のポイントはこれ.

木の根っこ・・ですね.

ワイヤーでいくつかつなげたものを花束の外側からかけていって,鳥の巣の構造に見立てます.

この段階で,繊細な花たちが一気に目立たなくなっていくようで,中には茎を折るなどダメージを受ける人も.



更に横から乾燥した蔓を数本差し込んでより鳥の巣っぽく.



最後は本物のウサギanimal1のえさを使って,鳥がふかふかな巣で卵を産めるように.

ところが枝ものが花束に入ると,本当に上手にスパイラルを組まないと持ちきれなくなってしまうんです.

無理して持とうとするから,手が真っ赤に.

花束作りも結構体力,気力が必要ですyellow22symbol6

悪戦苦闘した結果がこれdown



何だか今日は素敵に見えないかも・・・alienase

花束が大きすぎて自分の目で全体を見切れないとか,持ちきれず形が崩れるとか,色々な要因がありますが,月に一回以下のペースでしか花束を作らない人と大量に作って10年20年じゃ,違いすぎるよね~,素人とオリンピック選手くらいの差かなぁ~

と,結果に満足できない友人達とワイワイ言いながら電車に.

木の根は入らないんじゃないか,美しくないんじゃないかという意見が多数でしたが,やまめは,この木の根の形,ヒゲの曲がり具合など結構気に入っています.

先生の発想,面白いなぁと思います.

せっかくなので,去年のアレンジメントで使った卵を乗せてみました.



yadoroku氏曰く,

「こんな巣(のスペースに)にニワトリみたいな(ニワトリの卵の殻ですが)卵を産む鳥が入るわけないだろ」

と,ダメだしされました~