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 柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

高額療養費制度

2019年01月26日 | 日々の出来事
国民健康保険や会社の保険以外の医療保険、私も少しだけは入っている。
しかし、加入している保険会社やカード会社などから、新たな保険の勧誘がたまに来る。
電話がかかってきたりもする。

ある日も電話がかかってきて、「入院したらすごくお金がかかりますし云々かんぬん・・・・」と言われたので私はこう言った。
「でも高額療養費制度もありますし、そんなに、、、、」と。
相手はそれ以上何かを言う事はなかった。

そうなんです。
『高額療養費制度』
この事を知らない人がいます。
この間話をすると、うちの母も知りませんでした。

これは、医療機関等の窓口での支払いが高額な負担となった場合は、あとから申請することで自己負担限度額を超えた額が払い戻される制度です。
ここで言う支払いとは1か月の支払いに対してです。

一つの保険に入っている全員の所得にもよりますが、
例えば、65歳以上70歳未満で年金を年240万もらってる人(1人世帯で自分だけが国民健康保険に入っているとする。つまり誰も保険の扶養にしていないという事)が病院の治療(医療保険対象の治療。先進医療は対象とそうでないものがあります)で300万円かかったとします。
この方の負担は3割負担とします。
この方の所得は収入から120万円差し引いた(控除した)120万円となり、これで計算します。

すると、この方が支払うのは実質57,600円なのです。
先に300万円は支払いますが、申請するとあとから2,942,400円が返ってくるという仕組みです。

一応、先に自分で300万円払ってあとから返ってくるというしくみですが、払う事があらかじめ分かってて、先に手続きが出来、最初から57,600円で良いとか出来るのかもしれません。私はちょっとそこのところ分からないのですが、そのへんは医療機関や会社(事業主)に訊いてみて下さい。
会社だと急いで手続きすればやってくれる所もあっりしますし。
あと年齢や収入によって、あらかじめ申請が出来るってのも見ましたが。

ちなみに、年収が370~770万円の方だと実質177,430円の支払いになります。

なので、無理して別の保険を掛けなくても、って思うのです。

ただこれは、保険を誰かの扶養に入ってたりしたら、病院にかかった本人が収入0円でも扶養(保険)してくれてる息子がすごく稼いでいたら多く支払う事になりますし、1か月単位なので、300万円の支払いが毎月かかったら、いくら自己負担は少ないと言ってもかかった月数だけ、当然支払いはありますけどね。
なので収入の多いサラリーマンが毎月高額の治療をする、となったら、どっちが得か計算してみる価値はあるかもですね。

しかし、収入の少ない年金暮らしの方だったら、この制度で十分なんじゃないでしょうか?

計算はそんなに難しいものじゃないのですが、ネットで検索すれば計算できるサイトも出てきます。

この制度を知らない人もいるので、ちょっとでも知ってもらえたら、と思いました。
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