柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

映画『蘇る三大テノール 永遠の歌声』

2021年02月04日 | 日々の出来事
映画『蘇る三大テノール 永遠の歌声』を観に岡山市のシネマ・クレールへ。




観て良かった~
面白かった~、というか、歌ってる映像がたくさん流れたので、私としてはコンサートで聴いているような感じがして、その充実感がとてもあった。
やっぱりオペラはえーなー

以下ネタバレあり&敬称略。

映画は『三大テノール』として行われたコンサートの裏話含め、コンサートの映像も色々とあった。
カメラは最高の位置から撮ってるから、映画を観ている人は最高の角度からの映像が観られるって事だよね。通常じゃ味わえない席から聴いてるようなもんだから、引き込まれますわな。

コンサートの練習風景も出て来てね。ピアノの伴奏で3人が歌ってるんですが、私は思いましたね。「このピアノ弾いてる人、『ひゃ~、いい歌声だなぁ』」とか感激しながら弾いてるのかな~って。
ちなみに、楽団員の方々は楽しんで演奏していたとの事ですそりゃ最高の歌声を聴きながらだもんね。

色んな話が出て来たけど「へー」だったのが、このコンサートの成功を誰も思ってなかったようだった事。パヴァロッティは「テノールなんて誰も聴きに来ないよ。だから招待券を2000枚くれ。モデナの友人に配るから」と言ってたんだって。えー?何で?3人とももう売れっ子だったんだよね?このコンサートはMETに来るような人向けじゃなくて、もっと一般向けだったって事なのかなぁ。んー、よく分かんないなぁ。クラシックって、今特に大衆受けしてないけど、それは30年前も変わらずだったってだけの事?

ただ、コンサートを聴きに来てたデッカの社長は成功を確信したんでしょう。コンサートが終わって、どこのレコード会社も見向きもしなかったけど、デッカだけが音声・映像など全ての権利を買いたいと名乗りをあげたんだって。先見の明があったねー。

で、その時デッカが契約に用意した金額が50万ユーロ(ドルだったかな?記憶曖昧。どっちにしても安い)だったそう。デッカが言うには、契約金額は低く抑えて、印税で稼ぐほうが皆いいでしょ?だった。だけどドミンゴだけがそれに反対したので、契約金額を上げた分でサインしたとか。ってドミンゴのせいで皆がそうなったのか、ドミンゴだけがそうなったのかまでは、映画の中では分からなかったけど。ただ、その後CDはむちゃくちゃ売れまくったので、ドミンゴは「印税方式にしとけば良かった。デッカは儲けまくりだ」とのたまってましたが(^^;)

残念な事にこの『三大テノール』のコンサート、最初のローマは良かったけど、その後からはプロデューサーが変わって、単なる金稼ぎの場と化したらしい、、、なんだかな、でございますね汗でも私は出演者や聴きに来た人が幸せだったなら、それでいいですが。

私は素晴らしい歌声を聞く事が出来、映画を観たあと、とても充実感がありました

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