柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

THE PIANIST!ファジル・サイ 辻井伸行 レ・フレール

2018年09月05日 | コンサート・観劇など
『THE PIANIST!ファジル・サイ 辻井伸行 レ・フレール』のため大阪のザ・シンフォニーホールへ。



ステージ、ちょっと幻想的です。



3人のピアノが違うので、聴衆はその違いも楽しんで下さいとの事。
ファジルさんと辻井さんがスタインウェイ、レフレールさんが通常より低音が9鍵多いベーゼンドルファーインペリアル。

トップバッターはファジルさん。

前彼が弾くのをテレビで見て知ってたけど、ピアノの弦を手で押さえて弾く手法をふんだんに取り入れてました。

彼の曲は初めて聴くけど、「ブラック・アース3つのバラードⅠクルム」っていうのは、ちょっとノスタルジックで何かの映画音楽に似合いそうな感じでした。

あとは、印象として、激しく重い曲が多かった。
ファジルさん、思いっきり客席(前も後ろにも)に向けてお客さんとコンタクトをとるのね。
リズムをとる部分もあったりしたのだが、これは客側も手拍子をした方がいいのか、
もしやそれを求めているのか、と考えちゃった。
誰もそうせず大人しく聴いていたのだが、そう思ったのは私だけではないのではなかろうか。

2番目は辻井さん。



いつもの様に、椅子の調整が済むと間髪入れずに弾き始める。
前にも増して、一音一音の打鍵が力強い。
前方の席より2階とかで聴くのも良いかもしれないと感じた。
力強く弾く姿がカッコイイ

「ジェニーへのオマージュ」と「コルトナの朝」という自作曲も入っていた。
辻井さんの気持ちがより強く感じられるので、自作曲を弾いている辻井さんを見られるのは嬉しい

アンコールは「月の光」。
きれい~~ うっとり
月の光に照らし出される静かな夜の湖。
そんな光景が目に浮かびますです。

さらに拍手に応えて「革命を弾きます」と言った時は、客席から「おおっ~」と声があがった。
左手の音がうねるように、寄せては返し。
引き込まれるわ~。

辻井さん、お辞儀もいつもの様に、正面・右・左・後ろ・そして又正面と超丁寧。
後ろ左(辻井さんにとっては右)→後ろ→又前、って、目が回りそうだよね
でも、辻井さんは、もちろんふらつく事もなく、最敬礼です。

最後の奏者はレ・フレールのお二人。
このお二人も、ファジルさんみたいに弦を抑える手法を取り入れてた。
ミュート奏法と教えてくれた。



えっ?
いきなり手拍子って、そんなお約束なの?この曲。
皆さんよく御存じなのか、打ち合わせした訳でもないのに、「パンパン」時には「パパパン」と手拍子をする。
なので私も真似て。

皆さん大盛り上がり

アンコールは辻井さんも登場して、大盛り上がり

弾いてる人と観客が一体となれる、とっても楽しいコンサートでした
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« え?今山椒の実? | トップ | 関空工事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

コンサート・観劇など」カテゴリの最新記事