柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

コバケン・ワールド in KYOTO Vol.2

2022年06月04日 | コンサート・観劇など
『コバケン・ワールド in KYOTO Vol.2』のためロームシアター京都へ。





コバケンさんの事はすっかりファンになってしまったし、ずっと聴いてみたいと思っていた千住真理子さんがソリストだったので、このチケットは即買いだった それに日本フィルハーモニー交響楽団もあまり聴く機会がないので嬉しい。

ホールに入って待つ事しばし、登場したコバケンさんを拝見するだけで何故か温かい気持ちになる
そして指揮台にコバケンさんが立ち、どんなふうに始まるのかと身構えてたら、コバケンさんの動きは無いように見えた中静かにホルンの音が響いてきて、その時すでにもう“あぁ、来て良かったな”と思った。ホルンの音、素敵だったー
多分初めて聴いた曲だと思うけど、静かな部分も華やかな部分も美しい曲だったな

そしていよいよ千住さん登場。初めて拝見する彼女を見てまず“あら、美しい”と、見た目の華やかさに釘付け。金と赤のドレスの生地は、もしかして京都を意識した西陣織かしらんと思ったり。
時折コバケンさんとコンタクトを取りながらの、安定の演奏でございました。

鳴りやまない拍手に弾いて下さったソリストアンコールは『Amazing grace』。低く野太い音で始まり、音が高くなっても太めな感じの音色は変わらず。
千住さんのその演奏を聴いてると、何だかまるでコバケンさんのアンコールの『ダニーボーイ』を聴いているような気分になった。あるいは「夕~焼~けこやけぇの赤と~ん~ぼ~」を聴いているような。
また子供の頃、友達と一日中外で遊び、そして日が暮れてきて“ばいばーい”と言って家に帰っていく、そんな事があったよなーと思い出したり。
そんな、どこか懐かしい気持ちになる演奏だった。
もしかしてコバケンさんも同じ様な気持ちで聴いていたのだろうか、最後のアンコール前のトークで、「千住さんがアンコールでダニーボーイを弾いて下さったけど」なんてつい口に出されてた。
私は勝手に、千住さんは今のウクライナ情勢の事を考えながら弾いたのかなぁ、なんて思いもよぎったり。とにかく胸にグッとくるアンコールでございました。

そして休憩を挟んでのベートーベン交響曲第7番も楽しませてもらいました 最後が盛り上がって終わるから元気が出ていいよね
アンコールは「ダニーボーイ」とこの「交響曲第7番の終わりの方」を演奏して下さいましたよ 「ダニーボーイ」はやはり、どこか懐かしい気持ちになり、千住さんのアンコール同様、子供の頃を思い出したり。そして交響曲第7番の終わりの方でグッと又盛り上がり、本当におしまいに。

プログラムの終演後もこのアンコールの終わりも、同じ方かな?客席から「ブラボーッ!」が。もう解禁か?いや確かそんなはずは、、、、
とにかく絶賛の拍手だったけど、それに反してオケの皆さんの表情が非常にクールだったのが印象的だった。さすがに最後のアンコール後は少し表情が緩む方もいらっしゃったが、総じて超クールに拍手を受け止めてらっしゃった。

このコンサートは1年に1回あるってコバケンさんがおっしゃってたので、また来年もあるなら来たいな。

そういや今回は隣の女性が途中で寝ちゃって、「ふーん」みたいなイビキというか声を出しちゃって(^^;) 何回目かの「ふーん」で隣の連れの女性が起こしてたけど、そのあと小声で2人でしゃべると言う(^^;) でも休憩中の話からすると、その寝てた方はどうもコバケンさんのファンみたいだったけどねぇ。曲聴くというより、取敢えずコバケンさんのコンサートに来る事が目的なんでしょうかね。。。

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