今日は、7月に修士論文を提出する学生の中間報告会。
報告者は、台湾からの留学生、Rさん。
一昨年秋から1年間、日本で学んでいましたが、その1年で論文を執筆するのは、留学前から日本の制度をよく知り、かつ、日本語能力がよほど高くない限り、ほぼ不可能です。
昨秋に帰国してからは、定期的に、オンラインで指導を続けてきましたが、帰国すれば、日本語を使う機会はほとんどなくなりますので、普通に考えれば、日本語能力は落ちる一方…
しかも、Rさんは帰国後、司法修習を行っているので、「両立」の問題もあります。
修士論文指導は指導資格を得る前から、非公式に行ってきましたし笑、指導資格を得てからでも数えても、25人の指導を行いました。
かなりの難産も経験しましたので、大抵は、「なんとかなる」というか、「なんとかできる」と思っていたのですが、さすがに、今回大丈夫かなぁ」と思うことがしばしば…それでも、Rさんのがんばり、センスの良さに助けられ、なんとか、ここまでこぎつけました。
心配していた質疑応答も、ヒヤヒヤする場面はありましたが、まぁ、なんとか…
締め切りは7月8日。
あと1ヶ月ほどですが、ここまで来たら、きっと大丈夫!
がんばりましょう、Rさん!