男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

加地復活!!

2005年05月28日 03時39分42秒 | 日本代表の加地
キリンカップ2連敗。

世間は来週に控えるW杯最終予選バーレーン戦に対して不安を投げかける意見が目立つ。


が、それがどーした!


私にとっちゃ、キリンカップ2連敗だろうが、最下位だろうが関係ありません。
今日の収穫は、加地復帰!!
これに尽きます。


「のんきな奴だ。」


そう思われても構いません。
ですが、今日の試合はキリンカップ。
国際Aマッチといえども、本番前の調整試合です。
ミスが出たのが、練習試合でよかったとむしろ喜びましょうよ。

なんて、いつもの必殺ポジティブ思考で切り抜けてみました。
(でもこの台詞、来週勝ってくれなきゃ無意味化しちゃうんでよろしく加地!)


では今日の加地レビューだぁ!(負けたときこそハイテンション)


前節ペルー戦。
右サイドで出場した、みうらじゅん三浦淳が加地とは違うテクニカルなプレーで活躍してしまった。

「アツでもいいんじゃないか・・・」

このような意見が世間を賑わし、一時は加地の進退問題まで浮上した。
ちなみに、ほんの1mgでもそう思ってしまった私は死刑囚。

しかし、今日の加地はそんな世間のアツ論を忘れさせてしまったことだろう。

なにより、アツより劣るという場面が皆無であった!!
チームが負けてちゃったわけですし、率直に活躍!!なんて言えませんが。
目立ったミスもなく、被カウンター時には確実にカバー。
攻撃時は、正確なクロスと申し分ない。
特にクロスなんて、アツに感化されたのかというくらい低く抑えたキレのあるクロスを連発。
得点には結びつきませんでしたが、あのクロスは十分相手の脅威となったことでしょう。

何よりアツに対しては、ボールを持った時の正確なプレーに目が行きがちになってしまいますが、ボールを持たない時の動きを評価すれば、シュート・クロスの精度以外で加地より勝っている部分はなかった。

守備には確実に最終ラインに残り、カバー。

中に絞るプレー。

攻撃もブイブイ。

この運動量。完熟アッ君にはできまい!
ま、ボール裁きはアツには敵いませんよ、そりゃあ。
加地も言ってたじゃないですか。

「アツさんの真似をしようとしても無理。自分は自分のプレーをするのみ」

向上心がないとか、そういう問題ではない。
確実なる自己分析である。
足元も見ずに、華のあるプレーに憧れ調子に乗って、無謀な又抜きとかスルーとか乱発しちゃう自分を見失った選手は、加地の自己分析能力を見習って欲しい。
己を知ることが成長の第一歩、とはよく言ったもんです。

人間50億人。
それぞれにはそれぞれにしかできない能力があるのだ。
それを研ぎ澄ませばいい!!!
(プ~~~ン・・・・・くっせぇ~~)

言葉にすると臭いですが、加地はそんな臭すぎる台詞をさらりと背中で語ってくれているのです。


そうか、なるほど。
世の中には口には出しにくい言葉がたくさんあります。
そんなとき、思いを言葉に変換せずに、背中で語ればいいんですね。
また1つ加地に教わりました。
みなさんも、是非プロポーズの際には、くるりと振り返り黙って背中で語る戦法を採用されてはいかがですか?
ちなみに、「振り返ったら彼女が消えてた」なんて場合の責任は、加地はとってくれないそうなので、自己責任でお願いします。


それにしても、東京だけでなく代表までも勝てないとは・・・。
まじで、磐田戦以来勝つ試合見てねえ・・・。
しかも、今の代表の得点力不足はどこか東京と似ている。

まさか、これから6連敗なんかしないですよね?