梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

夏野菜

2010年06月13日 | 家庭菜園・庭
 昨日孫の誕生パーティーを行い、蕎麦打ちを行いましたが、新じゃがを皆で食べようと思い、ジャガイモの試し堀を行ないました。1株は少し枯れ出した株で、1株は葉が変形した病気のような株です。2株で1.8キロの収穫ですが、病気の株は収穫量が少なく、正常な株は1.2キロほどの収量が有ったと思われます。

 今年は4月に入っての低温で遅霜対策に、防虫ネットのトンネルやビニールのトンネルを行なったりと苦労しました。また、5月に入って雨が降らず、ジャガイモの出来に不安がありましたが、普通の収穫量は望めるのではと思います。まだ、葉が青々としていますので、20日頃までは様子を見ようと思います。
 取立ての新じゃがはみずみずしさがあり、柔らかく、ほくほくした食感があり、美味しいです。今回は硬めに茹でたジャガイモを皮のついたまま、塩コショウとバターでレンジで焦げ目が付く程度に焼いたのですが、皮のカリカリした食感があり、油を使っていないので、さっぱりしており、評判がよかったです。庭で取れたキュウリを入れたサラダも一緒に作りましたが、新じゃがのみずみずしさとキュウリのみずみずしさがマッチし、ジャガイモに甘さがあり、最高の味で、皆待ちに待った新じゃを喜んで食べました。もしかすると今年は雨が降らず、ジャガイモの味が濃縮していて、甘みも増したのか、または毎年の米糠のぼかし肥料が滞積し、効果を発揮し出したのかと思いますが。スーパーの野菜では味わえない新鮮な美味しさを堪能できることが家庭菜園の最大の喜びです。3家族9人で1.8キロのジャガイモを全て美味しく食べました。
 5月13日に種を撒いたトウモロコシは大きくなりだしました。6月11日にEM菌で発酵した米糠のぼかしを追肥し、土寄せを行いました。20日前後に発芽し、3週間ほど経ちましたので、これからは急に大きくなりだす頃です。この頃になりますと根元からわき芽がでます。私は見つけ次第わき芽は取除きます。

 ミニトマトは順調に大きくなっています。わき芽がどんどんとで出し、株が密集してきましたので、支柱の幅を広げることと追肥と土寄せが、これからの主な作業になります。どの程度わき芽を摘み取るか悩ましいです。6株の苗からこの様なミニトマトの畑になりました。10本仕立と思いましたが、空間が狭く、隣の株と込み合うので、6,7本仕立てになるのかなと思っています。これからは昨年のようにジャガイモを収穫した後に誘導しようと思います。

 ナスは立派に育っています。乾燥している土地ですが、敷き藁の効果が思ったより大きかったようです。5月は晴天が続きましたので、水遣りはほぼ毎日行ないました。ナスは水を好む野菜ですので、多い時は1株に2リットルほどの水を与えた事があります。普通は1株に1.3リットルほどは与えています。今後の成長が楽しみです。

 ピーマンは早い株では小さな実がなりだしました。一部隣の畑の花が咲いているブロッコリーの影響で日当たりが悪く、成長が遅い株がありますが、全体的にはこの程度の成長で順調ではと思っています。市民農園は色々な方が野菜を作っていますが、管理をしない人は困ります。特に絹さややブロッコリーなどは青虫などが付きやすい野菜です。収穫時期が終わったら即抜かないと青虫やよとう虫がはびこり、畑全体に影響を与えます。会った時に取るようにお願いしようと思っていますが、なかなか会えません。

 つるなしインゲンは発芽して3週間ほどになります。本葉が大きくなり、これから急に成長するのではと思います。米糠のボカシの追肥を行ないました。
 モロヘイヤは6月7日の頃に葉や焼けて枯れ出し、心配していましたが、その後の雨で葉が青々として来ました。5月25日頃に発芽し、そろそろ3週間経ちますので、なんとか持ちこたえると思います。先週は米糠のぼかしの追肥を行ないました。今後は徐々に様子を見ながら間引きをしてゆこうと思います。

 ゴーヤは蔓が延びだしましたので、ネットに麻紐で誘導しました。気温も高くなり、これから急速に大きくなると思います。米糠のボカシの追肥を行ないました。

 絹さやの後に種を撒いたつるなしインゲンは発芽し、本葉が出だしました。

 庭のキュウリは収穫時期を迎えましたが、今年は初めてキュウリに小さな黒いアブラムシが付きました。初めは雄花や雌花に蟻が集まっていましたが、その後葉が縮れるだし、良く見ると小さな黒いアブラムシが葉の裏側にびっしりと付いています。旧い葉は取除き、若い葉はアブラムシを指先で潰しなど、最近数日はアブラムシ退治が朝の日課になりました。大分葉を切り取りましたので、ネットの下の方は葉が無くなりました。今までこの様に葉が無くなるのはウドンコ病に感染する梅雨明けの頃です。

 この時期金柑の若いの葉にも同じアブラムシが付きますので、早速チェックしますと丁度つきはじめです。早速アブラムシの付いている葉を切り取りました。アブラムシは蟻が運ぶようですので、金柑の木の根元にあり退治の餌を置きました。効果が有るか実験です。柚子の葉も成長点の若い葉が縮れだしています。早速その枝を切り取りました。無農薬で野菜作りをしていますので、アブラムシ退治もアブラムシの付いた葉や枝を取除くことしか出来ません。
 トマトは茎が太くなり、3段目の花も咲き出し、ずんぐりとした理想的な株に成長しています。1本仕立ですのでわき芽を摘むのも毎朝の日課です。

 シシトウは小さな実がなりだしました。

 トマト、キュウリやシシトウには根元から25cmほどの所に穴を掘り、一握りのEM菌で発酵させた米糠のぼかしを1株当たり4箇所に与えました。この時期になりますと根元から25cm離れた所まで根が伸びています。
 オクラを定植しました。大きくなるのはこれからと思います。

 市民農園のモロヘイヤのバックアップに庭でポットに種を撒いたモロヘイヤも大きくなりだしました。ポットに複数の株が芽を出していますので、1株1ポットにと植え替えようと思います。この株は筑波山の麓の農場に定植するつもりです。
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