介護サービスほっと通信

「暖か介護でほっと一息」をモットーにしています。日々の仕事の中から感じたことなどを発信していきたいと思います。

介護保険制度の改定に向けてのアンケート

2010年08月26日 09時40分57秒 | 改定介護保険制度
現在検討されている「地域包括ケア」は、報告書では地域を中心として社会全体で介護を支えるという方向性を向いている。

しかしその求めている実態は本来の地域包括ケアとは方向を違えて、現行の小規模多機能型居宅介護や予防の訪問介護や通所サービスと同等の「月額の定額報酬内でのケア」を主流とし、結果としてどのくらいサービスを提供しても一定額の報酬範囲内で収めようという流れを「裏」に秘めている。

体のいい給付抑制が行われようとしている。
結果として事業所は利益を損ない、利用者は必要な支援を受けることが困難な状況になろうとしている。

このようなアンケートがある

現場の声・現場の状況を出来るだけ広く集め、それを検討の場へ持ち込み、現実的な議論、利用者の利益を確保するための議論の材料として活用するために皆さんのご協力を得たい。

今のままでは事業所も利用者も泣きをみて、国だけが高笑いする結果になってしまう。
必要な人に必要な支援を提供し、その提供者も守られる。

そんな社会にするためにもぜひアンケートにご協力いただきたいと思う。

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2 コメント

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Unknown (ゴンゾー)
2010-08-26 12:43:35
ご無沙汰しています。

この「地域包括ケア」というのは、やはり給付抑制という国の考えが見え見えのように思えてなりません。
何処に向いてしまったんでしょう・・・介護保険制度の理念!
全く反対の方向に向いていると言わざるを得ないでしょう。

私もアンケートに協力したいと思います!
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Unknown (love)
2010-08-27 11:49:10
もちろん、介護保険が違う方向を見出しているのには不安と憤りがあります。アンケートに協力するつもりです。
>必要な人に必要な支援を提供し、その提供者も守られる。

このモラル的なものが破壊されているのも事実です。不必要な人が必要と偽って支援をしてもらい、提供者もサービス量と収入が直結しているため見ぬふり・・・・。そっちのほうが重大な問題です。
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