Investment letter業界というのがあります。
月に一度、昔は封書、今はPDFファイルがメールで送られてきます。
今月はこの株を買えとか売れとか。
日本ではそういう業界ってほとんどないみたいですが米国はかなりすすんでいます。
たまにこのブログで言及するStansberry&Associatesもそうだし、ダグ・ケーシーのケーシーリサーチもそうです。
ちなみに購読料は本当にさまざまです。
安いと年間100ドルくらいから、高いとン千ドルです。
各社、それぞれ担当するアナリストがいて自分のレターを持っています。
とうぜん、一人一人の考え方はバラバラです。
FEDが大量に資金供給しているから株は買いだとか、その逆のこと言う人もいるし。
読者の声紹介もあります。
Stansberry&Associatesでは「でたらめ言うな!」的なクレームも紹介しそれにこたえています。
先日(14日)、おもしろいクレームを見つけました。
"Every time you mention [Doug Casey's] name positively you lose more credibility.I lost tens of thousands of dollars buying his recommendations."
訳「ポーターがダグのことをよく言えば言うほどお前のことが信じられなくなってくる、だって俺はあいつのせいで何万ドルも損したんだから。」
これにはバカうけ!
ダグことDoug Casey(ダグ・ケーシー)のケーシー・リポートのレコメンデーションは上の投書の言う通り。 ハイリスク・ハイリターンをうたっているけど、リターンはないね。ず~っと前から米国の破産をいってましたから。 財政赤字をファイナンスできなくて、金利が急騰するだろうって。 でも、事態は見事に逆!QEⅡに代表される金融緩和です。 あれ、誰かに似てない?いえいえ、そんなことないよね(笑)。 誰かさんはいつも今こそ、売り!って叫んでるだけだから。 話をダグに戻すと、金融緩和で金利が下がることくらい事前に予測すべきでしょう。 いい加減引退しろって話だね。
ちなみに金鉱山株投資は地質学者(GEOLOGIST)なくしては投資できません。
だから、私はこの産業そのものを否定するつもりはないのですが。