世の中ではイエレン議長の株価は高すぎる発言で一喜一憂していましたね。
金曜日の株価が260ドル高、まあ、どうでもいいというかくだらない、というか。
FEDが金利をあげたら…どうなる?
あまりに当たり前ですが、ストレートすぎて面白い問答が the gold reportにのっていました。
Chris Manciniとの対談で、金利を上げて、経済が停滞したらどうなる?との問いに
クリス・マンチーニは「金利を再びゼロにもどるだろう」それでも景気が停滞したままだったら?との問いに
「QE4になるんじゃないの」と。まあ、当たり前の話ですよね。
なんだかFEDが金利を上げることでこの世の終わりがやってくる的な煽りをする人がたくさんいます。
ですが、実は、「元に戻せばいいだけのこと」なんですよね。まったくもって大騒ぎする必要はないとおもいます。
そもそも金利がたとえば0.25%上がったとしてそれがどういう影響を及ぼすのでしょう?
ローンで破綻する人が続出するのか?銀行が潰れるのか?自動車会社がつぶれるのか?
どれも該当しません。もちろん、何がきっかけで恐慌の引き金を引くかはわかりません。
さて、ゴールドレポートでクリス・マンチーニは2015年は低迷する優良株を仕込むのに絶好のタイミングだといっています。
(まあ、みんな言ってますけどね)
さらに耳たこですが、バランスシートと経営陣を優良株の条件に挙げています。
Randgold Resources Ltd. (GOLD:NASDAQ; RRS:LSE)、 Fresnillo Plc (FRES:LSE), Agnico Eagle Mines Ltd. (AEM:TSX; AEM:NYSE) and Tahoe Resources Inc. (TAHO:NYSE; THO:TSX)
fresnillo フレスニーリョはメキシコで操業しています。1オンス800ドルでも利益がだせます。
agnico eagle mines アグリコイーグルマインはオシスコを買収しています。
tahoe resources タホー・リソーシスはグアテマラに銀の鉱山を所有しています。
ここで、TGR(the gold repor)がマンチーニに対して、
マンチーニが籍を置くガブリエリ・ゴールド・ファンドのポートフォリオを聞くと。
Franco-Nevada Corp. (FNV:TSX; FNV:NYSE) followed by Royal Gold Inc. (RGLD:NASDAQ; RGL:TSX), Silver Wheaton Corp. (SLW:TSX; SLW:NYSE) and Osisko Gold Royalties Ltd. (OR:TSX).
と答えがきました。
まあ、予想通りすぎますね。
マンチーニは結構、無難な答え方をしています。
彼の見方が今の市況をものがたっているといってもいいかもしれません。