金鉱株投資 始めました!

松藤民輔さんのセミナーに感動し、金鉱山株への投資をはじめました。北米の鉱山株は結構、利益がでてきました。

2013年のワースト投資信託

2013-12-28 08:57:47 | 時事ネタ

英デイリーテレグラフが載せてましたが2013年のワーストの投資信託一覧です。

上位は金や金鉱山会社に投資する投資信託です。 一年で65%も評価が下がるって、ここまできたら換金できないですよね~

よほど、本業が利益がでてて、その利益と相殺できるという環境ででもない限り。

 

テレグラフ紙では、まだ売るべきできではない、といっています。

私も同感です。 金や金関連、鉱山株に投資する人は肝っ玉が据わった人でないといけないとも言っています。

ここまで下がると、近年の金投資ブームや、アホみたいな国家破綻への備えからこの領域に資金を入れていた人たちのあわよくばぼろ儲け的な意図のマネーが市場から退出しきる日も間近かもしれません。

といっても来年も大きな動きはないのでしょうね。

今年下がった株や投資信託の反発を期待した人たちの希望が打ち砕かれ、ここからさらに30%くらい下がったら買いなのかなあ。

 

実際、量的緩和の縮小がエマージングに出始めています。

この影響を見守る必要がありますね。

まだまだ金鉱山株は下がる可能性の方が高そう。


中国のインターバンク市場がすこしおかしいですね。

2013-12-21 10:38:36 | 時事ネタ
上海のインターバンクレートが急騰しています。
インターバンクレートというのは金融機関同士の資金のやり取りです。
当然、相手の信用力をみて、貸し付けます。

この数値は参加銀行の聞き取り集計した平均値を出しています。


O/Nというのはオーバーナイト。つまり1日だけ。レンタルビデオでいうなら当日ってことになります。
1Wはワンウィーク。つまり一週間。
1Mはワンマンス。

本来は期間の短いものから長いものへ金利も高くなっていきます。
なのに、1週間から1ヵ月の期間の借り入れが不自然なまでに高騰しています。
実質的にこのタームでの借り入れが不可能になっている、と言っても良いでしょう。

この数値はいわゆるクライシスという状況下においては、株価や、長期金利よりはるかに重要です。
ただ、いくらまであがったらアウトなのか?というのは破局がおこるまでわかりません。
予測の難しい状況がおころうとしていることは確かです。

なぜなら、

このレートが急騰するということは、

①資金の出し手がいなくて取り手がレートを上げてでもいいから借りたいのか?

②ある銀行が信用不安に陥りかけていて、どうしても資金調達ができない、いくらでもいいから借りたい。

という状況のいずれか、あるいは両方が想像されます。


山一證券の経営破たんはこの市場で資金が調達できなかったため資金繰りがつかなくなったことが原因でした。
下が時系列です。


この急騰を沈静化させるためには、銀行がもっている国債や政府発行の証書を中央銀行が買い上げて、銀行に資金がだぶつく状況をつくり、その運用のためにインターバンク市場に吐き出させるという方法しかありません。

したがってどこかの金融機関が経営破たんしかかっているときは、どこもわざわざ帰ってこない先にお金はかしませんから、この金融調節はしっぱいすることとなります。

今後、この数値がどう推移するか興味深いところですね。