金鉱株投資 始めました!

松藤民輔さんのセミナーに感動し、金鉱山株への投資をはじめました。北米の鉱山株は結構、利益がでてきました。

ラビ・バトラ著の「史上最悪の大破綻」よみました。

2010-09-29 10:50:20 | 日記
「史上最悪の大破綻!!」(ラビ・バトラ著)
読みました。
副題は「2010年~2015年 緊急!近未来10の新予測」
とあります。
ラビ・バトラといってもユダヤ人でありません。
インド出身で南メソジスト大学で経済学教授をしてます。
でも、この本は経済の本ではありません。
予測の本です。
買って読みました。
昔、流行った、聖書の暗号とかと同じたぐいです。
だから、経済学はすこ~しもでてきません。
経済学の知識はいりません。
結局、当たるか、当たらないか!です。
経済に関する予測ではありますが、経済について論じている本ではないです。
中身に触れる前に、一言。
巻末に衝撃内容がありました。
全文を引用しますと、
「本書は、ラビ・バトラ博士に対するインタビュー、および、バトラ博士と親交が深いベマ・ギャルポ氏、藤原直哉氏の監修・翻訳内容などから、あ・うん編集スタッフがバトラ理論のエッセンスを凝縮し編集制作したものです。」
え~っ!書き下ろしじゃないの?
参考文献に自著がのっているくらいですからね(笑)。
ひどいですね。
まえがきでちゃんと告知しないと!
つまり、出版社が講演内容や過去に出版された本を再構成して販売しているということですよね。
おそらく、この本のラビ・バトラのオリジナルの部分は前半だけであって、あとは膨らませにふくらませたのではないかな?
頭にはくるんだけど、氏の予想は面白いです。
たとえば、
予測1:原油価格は1バレル30~40ドルに下落する
予測2:置き換えられたバブルが10年末までに破裂。史上最悪の大破綻へ
予測3:オバマ大統領の改革が止まれば大統領再選はない
予測4:フォードはGMやクライスラーと同じように支援が必要となる
予測5:現在の破たんはさらに拡大し、2015年前後まで終息しない
予測6:日本経済の最悪状態はこれからやってくる
予測7:イランは3年以内により民主的な方向に向かう
予測8:2009年後半から2010年前半に世界的な重大危機
予測9:中国で上海万博後に蓄積した矛盾が一気に爆発する
予測10:日本は財政再建と経済政策をマッチさせた経済・財政運営に成功すれば、プラウト・システムの革命に数年以内に向かう
というものです。
当然、根拠はそうとう薄いです。
新聞に書いてあるような内容から将来おこりうるだろう、的な予測です。
でも、その割には日本についての言及が目立つと思いませんか?
そんなに日本って重要?
っていうか、本当に氏が予測したのかな???
気になって著者本人のHPを見てみました。
http://www.ravibatra.com/
そしたら、どこにも原油価格が30ドルに下落するなんて書いてないんです!
本当にラビ・バトラ氏が上述の10の予測をしたのだかろうか?
私には、だれか別の人が書いたとしか思えません!
不思議です。
と、ボロクソ書いてきました。
が、この本を評価できる点もおおいにあります。
「将来の悲観シナリオ集大成」としてはホントによくまとまっているなと思います。
それにしても、この手の破局予想本ってホントによく見かけますよね。
世界経済、日本の財政、年金といろいろね。
株価=経済ではないので、ま、人々の暮らしがより苦しくなることだけは間違いないね。
企業献金の禁止とか官僚天下りの禁止とか、は空手形で、庶民いじめの大増税だけが待ち構えているわけだしね。
そういう意味では、予測6は既に進行中でしょう。
すみません!クリックお願いします!


9月30日の松藤民輔 講演会 参加申し込みました。

2010-09-17 20:00:07 | 日記
参加しようかしまいか、結構、なやんだのですが、松藤民輔さんの講演会、申し込みました。
講演会というより漫談?
ま、あまり相場の参考にはならないとは思いますが、生き方に惚れてます。
たのしみです。
チャートはALEXCO Resources です。
こちらもいい感じで上昇してます。

アルマディン ミネラル 株価急上昇中

2010-09-15 20:59:37 | 日記
夏休みからかえってきて久しぶりに株価のチェックです。
友人でもあるモルガン(そう思っているのは私だけかもしれませんが。)が社長をつとめる会社、アルマディンミネラルの株価が急上昇中です。
金価格自体に大きな変化はありませんが、関連株は動きます。
おもしろいね。
っていうか売り時、逃した?
ちなみに買い付け単価は0.76ドル前後です。

最悪の本「金は暴落する!2011年の衝撃」読みました。

2010-09-14 21:26:57 | 日記
最初から最悪と決め付けているわけではないです。
読みながら、確信に変わっていきました。

悪いのは著者ではなく、こんな本をだす出版社でしょう。
いくら言論の自由があるからといえ、この程度の内容なら、自費出版の範囲でしょう。
著者はいわゆる世界はロスチャイルドに支配されていると信じているパラノイアですね。

(引用開始)私はどうして金のバブルに気づいたのか?~(中略)~「はっ」と気づいたのである。「金のバブルが進行中ではないのか」と。(引用終わり)

そうですか~!お気づきでしたか!!!

一番笑えるのが著者の取材源のお粗末さである。
日本経済新聞やWGCの豊島氏の名前がでてくるのです。
まともな投資家なら、国内の情報源で金投資はできません!

思ったこと書くだけじゃなく、ちゃんと取材してほしい。
著者はいままで読んだ書籍やプレスリリース(日経新聞の記事)から引用してそれだけで結論をだしている。しかも、ロジカルとはおもえない結論を。


極め付けが以下の文章です。85ページ。
引用開始「私は、ポールソンはロスチャイルドと金融エリート集団の意向に沿って、金ETFに参加しているのだとみている。どうしてかと問われれば、ポールソンは2008年までは金にまるで興味をもたず、金融株、国債などに投資していたからである。~(中略)~ポールソンが金ETFを大量に、しかもヘッジファンドにしては長期に保有しているのは、米国債にたいする不信感がその理由であるとポールソン自らが語っているが、それは表向きの言い訳であろう。間違いなくポールソンにはロスチャイルドと金融エリート集団から、金ETFの資金がながれているだろうと私はみている(引用終わり)」
いや、ポールソン本人がいっているんですよ!
そもそも投資の世界でマスコミにホンネなんか話すわけないけど。


最高に笑えるのが終章。
「金のバブルは2011年に崩壊する」
213ページ
(引用開始)「ゴールドマン・サックスの予測はほぼ完全にあたるのである。ゴールドマン・サックスはロスチャイルドと金融エリート集団の一員であるからというのが、その答えである。」(引用終わり)
もう、救いようがないです。


著者の鬼塚氏にいいたいことはあるけど、もっと重要なのは日本の知識人、プロがまともな本をだすべきでしょう。(WGGではない。まちがっても)

GATAは金の価格操作の疑いについて調査を主張しています。
その主張がどこまで正しいはわかりません。
しかし、彼らは地道な調査をしてきてその結論に達しています。
そのプロセスをHPでディスクローズしてきました。

そんな、彼らを日本に紹介するのはよいことだと思う。
でも、彼らのレポートからいいとこだけとってきてこんな風につかわれるとGATAも同じような団体?って疑いを持ちたくもなってしまいます。

ま、とにかくトンデモない本です。
正直、怒りを感じました。

帯にはそれでも買うのか?それとも売るのか?!とあります。
あがれば下がるのは株も債券も一緒。
ヘッジ目的としてポートフォリオの一部に金をくみこめばいいんじゃないの?

暴落の前に暴騰すればそれでいいじゃん!

すみません!クリックお願いします!


フランスに旅行にいってました。

2010-09-13 14:23:08 | 日記
8月の中旬から下旬までフランスに旅行にいってました。
これからはもっと頻繁に更新していこうとも思ってます。
さて、帰ってきて、ネットに久しぶりにつないで、びっくりしたのが松藤民輔氏の講演会
9月30日の木曜日
会費が一万円と相変わらず庶民にはきびしい価格設定なのですが9月20日発刊の書籍と講演会DVDがつくようです。
いきたいけど...。
どうしようかな。