金鉱株投資 始めました!

松藤民輔さんのセミナーに感動し、金鉱山株への投資をはじめました。北米の鉱山株は結構、利益がでてきました。

いまさら、金鉱山株に注目している人なんているのだろうか???

2014-07-12 18:08:43 | 金鉱山株投資入門

確かに超底値からの回復はみられつつあるようですが、基本的にはもう、持っていることを忘れたい、多くの投資家にとってそんなポートフォリオではないでしょうか?

だからこそ関連業者もいろんなコメントをくれます。

以下はこの業界では巨人ともいうべきエリック・スプロットのスプロットアセットマネジメントのニュースレターから、ですが、

内容に新しい視点はありません。どうでもいい超初心者向けの解説です。

スプロットアセットマネジメントのミシュカ・ヴォン・ドープ氏のコメントです。
「プロスペクト・ジェネレーターに投資するべきいくつかの理由」
1、リスク分散 通常の探鉱会社は大きなプロジェクトに専念せざるを得ない。そのプロジェクトがホームランとなる可能性は非常に低い。当然、その探鉱計画が失敗すれば、その会社そのものが株式価値を大きく毀損し、おしまい、となってしまう。
プロスペクト・ジェネレーターであれば、そのバランスシート上にたくさんのプロジェクトを保有している。それぞれの成功の確率は低くとも数を増やすことで個々のハイリスク・ハイリターンのプロジェクトに分散することになる。

2、低バーンレートは株式希釈がおこりにくい
地表にドリルをして調査するドリル計画一つ穴を開けて調査するだけで100万ドルもかかり、かなり資本を消費する。ほった穴が例外でないか、鉱脈の広さを測定するためには、さらに何百ものドリル調査が必要になる。このように探鉱にはあまりに巨額の費用がかかることから多くの会社はその資本を投下する対象を絞らざるを得ない。

プロスペクト・ジェネレーターであれば、こういう会社とジョイントベンチャーにすることでリスクを分散し、つまりは複数のプロジェクトに参加することにもなる。多くの提携先にとっての問題はドリル計画に必要な資金の手当てにある。そこでプロスペクト・ジェネレーターは提携先の株式と引き換えに資金を一部肩代わりすることになる。そして、提携先がドリル計画に成功すればその株式価値の向上によって大きく報われることになる。この繰り返しによってプロスペクト・ジェネレーターは自己の資金を殆ど使うことはないので、資金調達のための新株発行にともなく株式価値の希釈化は避けることができる。

オイル・ガスセクターでのドリルコストは1億5千万ドルと高い。したがって探鉱会社はなんども資金調達をしなければならず、都度株式価値の希釈を招いてしまう。

3知的資本への投資
伝統的な探鉱会社の定義といのはその成否がプロジェクトの質に依存する。どんな地質学者をかかえているかではなく、最終的には運になってしまう。これは必ずしもすべての探鉱は運まかせ、ということを意味しない。あるチームはいくつものプロジェクトを成功に導き、また、あるものは一つも成功しない。すぐれた経営陣はデータの分析方法をしっている。

プロスペクト・ジェネレーターはこういった分析のできる研究者に焦点をあてている。問題解決に長けたものであれば株主価値の向上に寄与してくれる。あるチームの努力を別のプロジェクトにもひろげることによって知識資本に投資することができるのだ。

4すでに成功事例が。
プロスペクト・ジェネレーターのビジネスモデルは新しいが、鉱物、オイル・ガスセクターですでに成功を収めている。

たとえば、アフリカ・オイル・コープは西アフリカに用地を取得し、パートナーも見つけることができた。パートナーのお金で採掘し、株価は2010年の1ドルから2012年には10ドルになった。

他にはアルティウス・ミネラルの例がある。12社の提携先からのロイヤリティ収入をもっている。もちろん、すべてのプロスペクト・ジェネレーターが成功しているわけではない。市況の影響も受ける。

プロスペクト・ジェネレーターに投資することで投資家は多くのプロジェクトにかぎられた予算の中で投資することが可能だ。では、そうやって良いプロスペクト・ジェネレーターとそうでないのとを見分けるのか?

ミシュカによれば、「知的資本を他人の金でレバレッジをかける。大金でパートナーをくむことのできる会社。かれらのパートナーはプロジェクトにその金を使い、プロスペクト・ジェネレーターはその成果をフリーライダーとして獲得する。」