ワット タンミカラート 2016-03-22 20:15:35 | 日記 ワット タンミカラート。サーイナムプン王の王子プラヤー タンミカラートが建立者であるという伝説により、この名前をもって寺の名前にしている。この寺院は初代のウートーン王がアユタヤに都を建てる以前に建てられたものと信じられている。アユタヤが滅んでのち、放置されたままの廃寺であったが、1956年に再び僧侶が常住するようになった。 主本堂(柱と壁などが残っている)の前の半分壊れている釣鐘型仏塔の基壇にはクメール様式の獅子の塑像が並んでいる。このことからこの仏塔はプラーサートトーン王(1629~1656)の治世の頃のものと推定されている。この頃はクメール様式が流行っていたのである。