翁の徒然なる日々

日々是自遊

ジパングは不思議な国??

2022-10-27 11:30:00 | 日々の徒然
 お隣の中国では、10月22日まで5年に一度の中国共産党大会が行われ、NHKニュースでも毎日報じられていました。

 そして、事前の予想通り、習近平国家主席が異例の3期目入りとなりました。さらにいわゆるチャイナセブンは、全てイエスマンとのことで事実上の習近平一強体制が確立しました。

 今やアメリカと対抗するまでになったジャイアニズム国家中国、これから台湾そして尖閣諸島はどうなるのでしょうか。

 一方、我が日本は?と言えば、自称:野党第一党の“一見”民主党は、世界統一家庭連合(旧統一協会)の問題ばかり取り上げ、外交、安全保障関連の質問は全くなく、国会での質問の偏重が際立っています。

 瀬戸際大臣と揶揄された山際大志郎経済再生担当大臣が土俵を割って(辞任)してしまいましたが、さぁキッシーを追い詰めるぞとばかり今後も旧統一協会の問題を追及するのでしょうな。あぁ嫌だ。

 ウクライナ情勢、台湾問題、冬に向けての灯油や電気料金などのエネルギー価格の高騰、そして、給料が上がらない、物価高で生活できないと言う国民の声とは、かなり距離があり、日本の自称:野党第一党は外交、安全保障オンチ、経済オンチ満開です。

 ゼロコロナ政策で、経済的に打撃を受けていると言いながら、将来を見据えた演説をする中国共産党指導部の国、中国。

 一方、チマチマした問題を毎日ネチネチと問題にして、世界的な課題に全く目を向けない政党が野党第一党の国、日本。

 もちろんキッシーこと岸田内閣の支持率は依然として低空飛行ですが、だからと言って、自称:野党第一党の支持率は消費税率にも遠く及びません。

 アメリカの中間選挙を控えるバイデン大統領も低い支持率だそうでお隣の国のユン大統領など多くの国の指導者も支持率は同じようなものです。

 英国のリズ・トラス首相は、経済政策の失敗で支持率が急降下、史上最短となる僅か45日で辞任、42歳の若いリシ・スナク氏が後任の首相に決まりました。

 結局、指導者の支持率が高いのは、ロシアや中国、北朝鮮などのジャイアニズム国家です。もっともまともな選挙やそもそも選挙は経ていないので、支持率も何もありませんが。

 そして、巷に目を移すと、ガソリン価格の高騰、電気料金の値上がりなど、生活は、カツカツと言いながら、スーパーでは一円でも安い商品を求めて、駐車場には多くの車、車、車。そして、長時間テレビを見る高齢者、ガソリンや電気代が高く困っでいるのではなかったのかな。

 平日のスポーツジムの前には高齢者の長い列。更に、賃金が上がらない、上がらない、日本はもうダメだ、と言いながら、デモ一つありません。もちろんストライキなども。デモをするのは、年金をあげろ!と叫ぶ高齢者だけ。

 道路には、昔みたいにオンボロ車は走っていませんし、皆キレイな車ばかり。ガソリン価格なんて気にしない、関係ないのかもしれません。

 そして、間もなくハロウィンという〇〇騒ぎがあり、例年、渋谷などには大勢の若者が集まります。口では大変と言いながら皆さん結構余裕があるのですね。

 一方で、毎日の食事もままならない人たちもいらっしゃるのに、そんなの関係ないと、一宗教団体のことだけ取り上げ、多額の寄付で大変だぁ~家庭崩壊だぁ〜と毎日毎日ひたすら報道しているテレビ屋界隈。

 寄付するお金があつたからこそご自分の意志で寄付されたのだと思うのですが。内心の自由はどこにいったのでしょうね。

 そう言うとどこかのMCのようにボコボコにされるのでしょう。おぉ怖い!

 ジパングは本当に不思議な国ですね。

 終わり