陽炎本舗

助産師えりつぃんの徒然日記。

ささいなことをつらつらとお祭り娘がつづります☆

電気ブラン。

2005年11月27日 13時41分14秒 | Weblog
知ってます?電気ブラン。前回連々会の飲み会に行ったときに、すーさんという方が持ってきてくださったリキュールです。昨日もわざわざ一回家まで取りに帰って、持ってきてくださいました。

名前とか気になったので、ちょっとリサーチ。
電気ブランとは…
浅草の神谷バーで誕生し、百年の年月が流れているカクテルだそうです。
名前の由来は電気がめずらしい明治の頃は目新しいものを”電気○○○”というのが流行。後は、電気ブランの当時のアルコール度数は45度
それがまた電気とイメージとつながり、この名になったようです。
電気ブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブランで、その他にジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量 だけは未だもって秘伝!!
ちなみに現在の電気ブランはアルコール30度、電氣ブラン<オールド>は40度

…こんなんイッキしてたのか
もちろん飲んでいたのは40度の方のオールド電気ブラン

すごくおいしいお酒で、飲んだ後メンソールのような後味が爽やかです。あれは薬草だったのね。なるほど、なるほど

当時の流行のこのカクテルを浅草で川端康成とか坂口安吾とかも飲んでいたようで、作品の中にも登場するらしい。読んでみたいそんなこと考えるとすっごくおしゃれな気がする。

けど実際は…只の酔っ払いですから~
昨日イッキしていた人達はそろって二日酔い~私は飲まなかったの回って来る前になくなっちゃったから
今も昔も楽しいのが一番ってね

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2 コメント

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電気ブランてね (ねぇ)
2005-11-27 20:18:13
 明治15~19年頃に神谷伝兵衛が、コレラに効くっていううたい文句で製造した速成ブランデーなのだよ。「電気」っていう名前は、その通り、当時の最先端イメージからつけた名前なんだけど、「電気みたいにしびれる」っていう風にとらえられていたらしくて、今売っているのはアルコールの低いもので、当時の「電気ブラン」とは別製品になります。

 実は、昭和初期には無産労働者階級のための「定番商品」だったそうな。

 太宰治の「人間失格」にも登場します。

※参考「東京の下層社会」紀田順一郎著
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電気ブランに感電… (まゆ)
2005-12-03 16:27:51
最後の一杯飲んじゃってゴメンよ~。

完全に感電致しました。

ってか、どうせなら、もっと味わって飲みたかった!

次からは美味しいものはおいしく頂きましょう。

ビールをチェイサーにね♪
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