看護と私①

大学の看護学科へ通っているというとよく「どうして看護師になろうと思ったの？」と聞かれます。その中には「幼い頃入院して～」とかなんとかドラマみたいな答えを期待しているような感じがします。
いまさらながらに私は何で看護やってるんだろうと考えると…よく覚えていないというのが正直な所。入院したことは1度もないし、身内が病気して看病したこともない、熱烈に看護師に憧れるようなことは何一つとしてない私。でも高校も看護の専門校へ行ったので、きっとその前から看護師になりたかったんでしょう

高校進学を決めるとき、私はずっと某有名私立大学の付属高校への進学を希望していました。しかし、12月ごろ（出願まじか）になって父親の単身赴任がきまり家庭内がゴタゴタし始め、母親も10ｋｇくらい体重が減り…中学生なりに悩んだ結果、お金のかかる私立はやめて公立に行こう！！と思いつき。親は私立通わせるくらいのお金はあるから好きな所にいきなさいといってくれたけれどね
ただ、ひねくれた私のこと。せっかく行きたかった私立やめて公立行くのにただいくのはもったいない。そうだ！！なら准看護師の資格とっちゃえ～で20歳で正看護師になろうというのが看護のスタートだった気がします。
看護師がどんな職業なのか、専門高校へいって何を学ぶのかまったくわからないまま受験！合格！新学期～
初めての看護の授業でキャンディー②の漫画をよんで、この看護について思ったことを書きなさいといわれたときは正直まったくもって何がなんだかわからなかったけど。
そんなこんなで看護を勉強し始めて6年目。よく飽きないなって思いマス
多分馬があっちゃったんだろうね、きっと。

よく、「目標があってえらいね」「やるべきことがわかってる人はいいよね、私はやりたいことがなんだかわからない」「いいよね～好きなことできて」って言われます。目標？なくったっていいじゃん。やるべきこと？んなの私だってわかんねーよ。好きなこと？したもん勝ちでしょ。
だったら、好きなことができるように、今自分ができることをやる。人が自分にないものを持っているのはその人がそれを手に入れるために頑張った結果。きっと自分もその人がもってないもの持ってるだろうしね。

そう思いながら看護やってます