イケてない日。

今日はちょっといけてない日でした。

今日は妊婦さんの受け持ちでした。
毎週水曜日は妊婦検診なので、いつもより妊婦さんとかかわる時間がながくなって、切迫早産で入院していた人もウテメリン(子宮収縮を抑える薬)がOFFになったり、減量されたりしていい日だ～と思っていたのです。

ペースを崩してしまったのは、陣痛室からのナースコールに出てからです。

「助けてください」
という産婦さんの声。
分娩番はお産にかかりきりだったので、いってみるとかなりつらそうなママさん。
パッと赤ちゃんの心音のモニターを見ると、ダーーーっと心音が下がっていました。明らかに除脈。それも10分くらい前から落ち始めていました。

とにかくナースコール。
きてくれたのは2年目の助産師さんだったので、役割を交換し、私は人集めへ。
休憩室に駆け込んで『あかちゃんの心音が落ちてるんです』というと、ベテランの先輩が4人だだっとでてきてくれました。
それからは車椅子もってきたり、酸素つなげたり、お産セットの準備したり、無理くり呼吸の誘導したり、先輩の的確な指示で外回りをやっていました。

どうしても赤ちゃんの頭が降りてこなくて、クリステルしながらの吸引分娩になったけれど、ママも赤ちゃんも無事だったので一安心でした。

小児科のドクターも待機してくれていて、「ないてるから大丈夫だよ」とママさんやスタッフに声をかけながらいてくれたのでとても安心しました。

その後、通常業務にもどり、午前中に妊婦さんに清拭タオルを配るのを忘れていたのを発見してからはてんやわんや。

終ったことを引きずらないこと、冷静に自分のことを見つめて看護しなくてはと思いました。
今日は反省することがたくさんです。