さて今回は第2話のレビュー。
1話で合わなくて観なくなった方も多い様ですが、つまり2話も観ようと思った人は既に何かに毒されてしまったという事ですよねw
第2話「謎の絆」(原作:単行本1巻第1話「謎の絆」)
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:渡辺歩 演出:所俊克 作画監督:磯野智
2話も原作の順番通り。原作はこのエピソードから連載開始。読み切りから1年半も開いてから連載になったのは、例のよだれによるつながりをもう少し精神的なとこまで通じる様にする等、色々連載のために設定を固めるのに時間がかかったためだとか(ロフトプラスワンで行われた最終回スタッフイベントでの、講談社:那須利治氏発言より)
原作との違いはまず教室で男子が女子に点数つけてるとこから始まります。
卜部の話題になった途端、男共は「変人すぎ」、「ないない」と言いたい放題。
椿くんだけムッとして、ノートに1000点と書くのでした(何点満点なんだよw)
ここでテレビ放送では初めてOP披露(1話はOP無しでした。BD&DVDでは1話からOP付き。)
またこの第2話のOPは未完成だったらしく、次の回の第3話でいくつか修正されました。
BD&DVDでは当然修正されたOPが収録されています。
今ではTV放送時に録画してた人しか観られないOPですね、2話の放送版OPは。
再放送があったら本放送版と同じになるのかな?
そして椿くんと上野のやり取りを絡め(これもアニメ独自)、手をつなごうとして卜部に拒否されたりして椿くんの不満が募ってる描写。
唯一恋人らしい事といえば、卜部の「よだれ」を放課後なめるという行為のみ(それって恋人らしい行為なのか?w まあこの作品においてそこは考えちゃいけないw)
そしてまた上野とのやり取りがあり、卜部の趣味はハサミとの事でアニメではパンツ・ハサミ初登場。
素早い動きで紙を切り刻み、「椿くんの名前にちなんで椿の花の切り絵を作ってみました」と。
また椿くんがなんでこんな事ができるのか聞くと、「私はそういう人だから」
うん、だから「そういう人」じゃ仕方ないね!w
どう表現されるか原作ファンも気にしてたとこでしょうが、ドラムロールが鳴り響き、なんか面白い演出でした。
個人的にこの回のパンツ・ハサミが1番好きかも。
あとパンツ光ってるw
パンツが光ってるのは色々と規制があるための策だったそうです(ロフトプラスワンでのイベント時、キングレコード池田慎一氏の発言より)
そして同じパターンでの展開が続き、卜部が抱きつかれるのを拒否してパンツ・ハサミを発動したり、映画に誘ってもあっさり断ったりと、椿くんがいじけます(笑)
それを見た卜部が「どうしたの?」と。
いやお前の態度のせいだからw
「付き合い始めてから全然恋人らしい事してないなあ」と拗ねる椿に、卜部は「そうかな?あたし達には絆があるのに」
そして卜部は「今からその証拠を教えてあげる」と椿を何処かの廃屋に連れていき、椿に目を瞑っている様頼みます。
この辺は本当に卜部がまだ「謎」って感じが強く出てますね。不穏な感じのするBGMもそれを助長させてます。
卜部は目を閉じてる椿に、口を開けてよだれを舐めてもらおうとしますが、「今日のよだれは特別だから気をつけてね」と注意を促します。
そしてよだれを舐めた椿は心臓の動きが激しくなり、鼻血を流します・・・。
何故そんな事になったかというと、卜部曰く「椿くんが今舐めたよだれが、私がとってもドキドキしてる時のよだれだから」
そして夕日に照らされた廃屋の2人の引きの画(原作に忠実!)
ほとんど影で隠してるけど、この時の卜部は全裸!!!!!
そりゃドキドキするだろうよww
BD&DVDでは下品にならない程度の影が薄くなる修正されてます。
更に卜部は「あたしがドキドキしてる時のよだれを舐めるとどうして椿くんもドキドキしちゃうのか、それは椿くんが私の彼氏だから。よだれは私たちの絆。今日はちょっと特別な事をしてそれをわかりやすく証明してみたの」と。
貴様は何者なんだよ!(突っ込むだけ無駄w)
この廃屋のシーンでは蟻が動いてる場面に妙な気合が入っていて面白かったりもしました。
卜部が脱いだセーラー服の上を虫が這っていくところは、訳のわからん背徳感さえ感じましたね(俺だけ?)
その日の夜、また椿くんは夢を見ます。
卜部とベッドインする夢(なんか久々に聞くな、ベッドインてw)
そしてこの夢に出てくる卜部が可愛過ぎw

頭に人形ですよ!(笑)
次の日、卜部に顔が赤い事を指摘された椿は、「卜部といると昨日見た夢思い出しちゃって」
卜部「どんな夢?」
とぼけようとする椿に、すかさず卜部が指を口に突っ込みよだれを舐めます。
すると卜部から鼻血が。
卜部「椿くんが頭の中でどんな想像をするのも自由だし、その想像の中で私にどんな役割をさせてもそれを咎める権利はないわ、だけど一言だけ言わせてもらえば--」
「あたし、ああいう事する時に頭に人形くくりつけてしたりしないわよ!」
突っ込むとこはそこですか!(面白い、そして可愛い!)
個人的に作品中屈指の名言だと思ってます、このセリフw
初めて卜部が恥じらいを見せたという面でも大事かなあと。恥ずかしがるのはそこかってのは気にしちゃいけない。
そして、「俺の夢がわかるの?」と聞かれ、「それはヒ・ミ・ツ」と恥ずかしそうに言って走り去る卜部。
このシーンは演じてる吉谷さんも初期では印象深い場面だった事をインタビューで語っています。
(ここまで演じた中で印象深いシーンをと聞かれて)「いつもの帰り道で、卜部が椿に「ひ・み・つ」と恥ずかしそうに言うシーン。初めて感情が見えた瞬間で、すごくかわいくて。」(フリーペーパー「アニカン」Vol.108 2012年6月号 吉谷彩子インタビューより)
しかし夢まで伝達されるとは確かに謎だw
こんな感じの第2話でしたが、一応ゆっくりではある物の2人の距離は縮んでいってる感じもあるし、口説いけど最後の卜部のセリフや恥ずかしがる表情がとても良かった。
この段階でもまだ卜部は可愛いけど変わり者といった面が強調されてますね。
でも絵柄で敬遠してた人も、見続けてる内に卜部が可愛くなっていった様ですから、キャラクターってのはやっぱり(作品内での描写という意味で)動き出してからが大切なんだなあと思いました。
まあ、私はこの作品の絵柄は普通に好みですが。
他、今観ると冒頭のシーンで写真部の中島が居たり(ちゃんとEDのキャストにも役名表記されてた)、凄く丁寧に作ってる事がわかります。
1話で入れられなかったパンツ・ハサミのくだりで卜部の不思議さも増したり(おかげで2話では3回もパンツ・ハサミ出ますw)、上野とのやり取りを入れる事で、上野がどういうキャラクターなのかもわかりやすく示されていいアレンジになってたかと。
基本的に原作は壊さずに、若干のアレンジを加えるという感じですが、それが凄くうまくいってるアニメだと感じます。
監督が原作読み込んでる事はイベントでの発言などからも凄く伝わってきましたので、そういう点でも凄く良いアニメ化だったなあと見返しても思いますねえ。
ところで第2話のアイキャッチも凄く普通に見えますなあ・・・。

1話で合わなくて観なくなった方も多い様ですが、つまり2話も観ようと思った人は既に何かに毒されてしまったという事ですよねw
第2話「謎の絆」(原作:単行本1巻第1話「謎の絆」)
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:渡辺歩 演出:所俊克 作画監督:磯野智
2話も原作の順番通り。原作はこのエピソードから連載開始。読み切りから1年半も開いてから連載になったのは、例のよだれによるつながりをもう少し精神的なとこまで通じる様にする等、色々連載のために設定を固めるのに時間がかかったためだとか(ロフトプラスワンで行われた最終回スタッフイベントでの、講談社:那須利治氏発言より)
原作との違いはまず教室で男子が女子に点数つけてるとこから始まります。
卜部の話題になった途端、男共は「変人すぎ」、「ないない」と言いたい放題。
椿くんだけムッとして、ノートに1000点と書くのでした(何点満点なんだよw)
ここでテレビ放送では初めてOP披露(1話はOP無しでした。BD&DVDでは1話からOP付き。)
またこの第2話のOPは未完成だったらしく、次の回の第3話でいくつか修正されました。
BD&DVDでは当然修正されたOPが収録されています。
今ではTV放送時に録画してた人しか観られないOPですね、2話の放送版OPは。
再放送があったら本放送版と同じになるのかな?
そして椿くんと上野のやり取りを絡め(これもアニメ独自)、手をつなごうとして卜部に拒否されたりして椿くんの不満が募ってる描写。
唯一恋人らしい事といえば、卜部の「よだれ」を放課後なめるという行為のみ(それって恋人らしい行為なのか?w まあこの作品においてそこは考えちゃいけないw)
そしてまた上野とのやり取りがあり、卜部の趣味はハサミとの事でアニメではパンツ・ハサミ初登場。
素早い動きで紙を切り刻み、「椿くんの名前にちなんで椿の花の切り絵を作ってみました」と。
また椿くんがなんでこんな事ができるのか聞くと、「私はそういう人だから」
うん、だから「そういう人」じゃ仕方ないね!w
どう表現されるか原作ファンも気にしてたとこでしょうが、ドラムロールが鳴り響き、なんか面白い演出でした。
個人的にこの回のパンツ・ハサミが1番好きかも。
あとパンツ光ってるw
パンツが光ってるのは色々と規制があるための策だったそうです(ロフトプラスワンでのイベント時、キングレコード池田慎一氏の発言より)
そして同じパターンでの展開が続き、卜部が抱きつかれるのを拒否してパンツ・ハサミを発動したり、映画に誘ってもあっさり断ったりと、椿くんがいじけます(笑)
それを見た卜部が「どうしたの?」と。
いやお前の態度のせいだからw
「付き合い始めてから全然恋人らしい事してないなあ」と拗ねる椿に、卜部は「そうかな?あたし達には絆があるのに」
そして卜部は「今からその証拠を教えてあげる」と椿を何処かの廃屋に連れていき、椿に目を瞑っている様頼みます。
この辺は本当に卜部がまだ「謎」って感じが強く出てますね。不穏な感じのするBGMもそれを助長させてます。
卜部は目を閉じてる椿に、口を開けてよだれを舐めてもらおうとしますが、「今日のよだれは特別だから気をつけてね」と注意を促します。
そしてよだれを舐めた椿は心臓の動きが激しくなり、鼻血を流します・・・。
何故そんな事になったかというと、卜部曰く「椿くんが今舐めたよだれが、私がとってもドキドキしてる時のよだれだから」
そして夕日に照らされた廃屋の2人の引きの画(原作に忠実!)
ほとんど影で隠してるけど、この時の卜部は全裸!!!!!
そりゃドキドキするだろうよww
BD&DVDでは下品にならない程度の影が薄くなる修正されてます。
更に卜部は「あたしがドキドキしてる時のよだれを舐めるとどうして椿くんもドキドキしちゃうのか、それは椿くんが私の彼氏だから。よだれは私たちの絆。今日はちょっと特別な事をしてそれをわかりやすく証明してみたの」と。
貴様は何者なんだよ!(突っ込むだけ無駄w)
この廃屋のシーンでは蟻が動いてる場面に妙な気合が入っていて面白かったりもしました。
卜部が脱いだセーラー服の上を虫が這っていくところは、訳のわからん背徳感さえ感じましたね(俺だけ?)
その日の夜、また椿くんは夢を見ます。
卜部とベッドインする夢(なんか久々に聞くな、ベッドインてw)
そしてこの夢に出てくる卜部が可愛過ぎw

頭に人形ですよ!(笑)
次の日、卜部に顔が赤い事を指摘された椿は、「卜部といると昨日見た夢思い出しちゃって」
卜部「どんな夢?」
とぼけようとする椿に、すかさず卜部が指を口に突っ込みよだれを舐めます。
すると卜部から鼻血が。
卜部「椿くんが頭の中でどんな想像をするのも自由だし、その想像の中で私にどんな役割をさせてもそれを咎める権利はないわ、だけど一言だけ言わせてもらえば--」
「あたし、ああいう事する時に頭に人形くくりつけてしたりしないわよ!」
突っ込むとこはそこですか!(面白い、そして可愛い!)
個人的に作品中屈指の名言だと思ってます、このセリフw
初めて卜部が恥じらいを見せたという面でも大事かなあと。恥ずかしがるのはそこかってのは気にしちゃいけない。
そして、「俺の夢がわかるの?」と聞かれ、「それはヒ・ミ・ツ」と恥ずかしそうに言って走り去る卜部。
このシーンは演じてる吉谷さんも初期では印象深い場面だった事をインタビューで語っています。
(ここまで演じた中で印象深いシーンをと聞かれて)「いつもの帰り道で、卜部が椿に「ひ・み・つ」と恥ずかしそうに言うシーン。初めて感情が見えた瞬間で、すごくかわいくて。」(フリーペーパー「アニカン」Vol.108 2012年6月号 吉谷彩子インタビューより)
しかし夢まで伝達されるとは確かに謎だw
こんな感じの第2話でしたが、一応ゆっくりではある物の2人の距離は縮んでいってる感じもあるし、口説いけど最後の卜部のセリフや恥ずかしがる表情がとても良かった。
この段階でもまだ卜部は可愛いけど変わり者といった面が強調されてますね。
でも絵柄で敬遠してた人も、見続けてる内に卜部が可愛くなっていった様ですから、キャラクターってのはやっぱり(作品内での描写という意味で)動き出してからが大切なんだなあと思いました。
まあ、私はこの作品の絵柄は普通に好みですが。
他、今観ると冒頭のシーンで写真部の中島が居たり(ちゃんとEDのキャストにも役名表記されてた)、凄く丁寧に作ってる事がわかります。
1話で入れられなかったパンツ・ハサミのくだりで卜部の不思議さも増したり(おかげで2話では3回もパンツ・ハサミ出ますw)、上野とのやり取りを入れる事で、上野がどういうキャラクターなのかもわかりやすく示されていいアレンジになってたかと。
基本的に原作は壊さずに、若干のアレンジを加えるという感じですが、それが凄くうまくいってるアニメだと感じます。
監督が原作読み込んでる事はイベントでの発言などからも凄く伝わってきましたので、そういう点でも凄く良いアニメ化だったなあと見返しても思いますねえ。
ところで第2話のアイキャッチも凄く普通に見えますなあ・・・。

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